2016年12月02日

映画「セトウツミ」感想

 川辺で池松壮亮と菅田将暉が関西弁でひたすらおしゃべりする映画。
 アイロンがけしながらのんびり見るには良かったけど、映画だと思うとちょっと物足りないかな〜
 もっと笑わせて欲しかった。
 いや、声出して何度も笑ったんですが。欲張り?


↑本編に入ってないこれが一番面白いような
 
posted by 柳屋文芸堂 at 18:07| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

2016年11月24日

11月の雪で真っ白な朝に

 伯母は亡くなりました。91歳でした。

 文学フリマに参加させてもらえたのは本当に大感謝なのですが、54年ぶりの11月の雪の日にかよ、と。
 病院からの電話に起こされて、カーテン開けて真っ白な街を見て、
「まじかよー!!!」
 って叫んだもんね。寒かった……

 Twitterやイベント会場で優しい言葉をかけてくださったみなさん、ありがとうございました。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:59| 家族 | 更新情報をチェックする

2016年11月21日

第二十三回文学フリマ東京のお知らせ



開催日:2016年11月23日(水祝)
場所:東京流通センター 第二展示場(東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分)
時間:11:00〜17:00
柳屋文芸堂のスペース番号:F-31
入場無料 公式サイトはこちら

 いよいよ今週、第二十三回文学フリマ東京が開催されます!
 ぜひ遊びに来てくださいね〜
 と言いたいところなのですが、私自身が参加出来るかどうか怪しくなってきました。

 入院中の伯母の体調が悪化しており、何かあったら真っ先に飛んでいかないといけないのです。
 母親同然の人で、病院では私が意思決定をする役に設定されています。

 もしかしたら遅刻・早退・お休みのどれかになってしまうかもしれません。
 それでも一応行くつもりで本の紹介をしますね。

☆映画感想集「血なまぐさい人間たちの中にたった一人エンジェルがいた」
 A5版 24ページ 200円


↑表紙

 今回! 新刊が!! あるんですよ!!!
 だから出来る限り出たいんだ〜(じたじたじた)

 評論と呼べるほどきちんとしたものではなく、即売会中のおしゃべりのネタになれば良いな〜 という目的で作った軽めの本です。
 つまり、その場に行って、おしゃべりしないと意味がない……!

≪もくじ≫
怒り 監督 李相日
日本で一番悪い奴ら 監督 白石和彌
リップヴァンウィンクルの花嫁 監督 岩井俊二
横道世之介 監督 沖田修一
そこのみにて光輝く 監督 呉美保
闇金ウシジマくんPart2 監督 山口雅俊
海月姫 監督 川村泰祐
シン・ゴジラ 総監督 庵野秀明 監督・特技監督 樋口真嗣
巨神兵東京に現わる 監督 樋口真嗣
つみきのいえ 監督 加藤久仁生
屍者の帝国 監督 牧原亮太郎
ハーモニー 監督 マイケル・アリアス なかむらたかし
動物農場 監督 ジョン・ハラス ジョイ・バチュラー
アンダーグラウンド 監督 エミール・クストリッツァ
ジプシーのとき 監督 エミール・クストリッツァ
ロボット 監督 シャンカール
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ 監督 ヴィム・ヴェンダース
ハーブ&ドロシー 監督 佐々木芽生
ドストエフスキーと愛に生きる 監督 ヴァディム・イェンドレイコ
聖者たちの食卓 監督 フィリップ・ウィチュス ヴァレリー・ベルト
ひろしま―石内都・遺されたものたち 監督 リンダ・ホーグランド
フリーダ・カーロの遺品―石内都、織るように 監督 小谷忠典
氷の花火〜山口小夜子 監督 松本貴子
A Film About Coffee 監督 ブランドン・ローパー
創造と神秘のサグラダ・ファミリア 監督 ステファン・ハウプト
THIS IS IT 監督 ケニー・オルテガ
アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶 監督 ハインツ・ビュートラー
ビューティフル アイランズ 監督 海南友子


↑冒頭


↑あとがき


☆人形小説アンソロジー「ヒトガタリ」
 A5版 116ページ 400円

 この本についてのツイートまとめはこちら



 表紙担当は西乃まりもさん。
 タイトルを考えてくれたのは杉背よいさん。
 Twitterで公開したところ、タイトルと画像が合っていると褒めてもらって嬉しかった♪
 いや、私は全く関わってない部分なのだけど……

 ここからは各作品の作者名・タイトル・あらすじと、冒頭部分(画像)です。


 杉背よい「シンギング・オブ・粉骨」
 ある日神様は無名のミュージシャン、ハスミが懸命に歌う姿に見入る。
 神様は気まぐれに人形を男の元へ使わせることにした。
 その名も藤井。姿はおっさん。
 藤井はハスミに囁いた。「この藤井と、契約してみませんか──」



 最初の一文が印象的ですよね。
 独特の浮遊感のある風景や人物の描写は、彼女にしか書けないもの。
 この方、さりげなくプロです(角川から2冊本出してます)


 柳田のり子「別世界」
 市民のほとんどが人工子宮から生まれる未来都市で
 自分の体を使って妊娠・出産することに興味を抱いたクレマチスは
 未加工の遺伝子を持つ「原生人間」の男を探し始める……



 これは私の作品で、SFです。
「設計された遺伝子を持つ人間が多数派になり、普通の人間が少数派になったら」
 という「もしも」の世界を丁寧に積み上げてみました。


 匹津なのり「繭子さんも私も」
 着付け教室で和装マネキンの性格を妄想している「ぼっち」の主人公、麦子。
 静かに傷付き続ける彼女のもとに、ビスクドールの瞳を持った不思議な女性が現れる……



「人形というものが、人間に何をしてくれるか」
 をこんなに鮮やかに描いた作品を他に知りません。
 文章もリズミカルで気持ち良くて、小説を読む楽しみに満ちたお話です。


 西乃まりも「弔う火」
 五十年に1度、作り変えられる女神像。
 その節目の巫女となるために育てられたマナは、女神を祀る神殿へと居を移した。
 そこで彫像の製作者・玉蓉と出会うのだが…。



 まりもさんの作品は展開が面白いからネタバレせずに紹介するのが難しい。
 神聖だと思っていたものが、どんどん妖艶になっていく様子にドキドキします。
 ラストシーンがこの本にすごくぴったりなんだ。

 裏表紙はこんな感じ。




☆小説「贋オカマと他人の恋愛」
 A5版 102ページ 無料

 創作文芸同人誌即売会「尼崎文学だらけ(あまぶん)」でいただいた推薦文はこちら
 みなさん情熱的に語ってくださって感動しました!

☆小説「邯鄲」A5版 無料
 和紙職人とお嬢さまの恋物語。残部少なめ。

 みなさまと会場でお会い出来るのを楽しみにしています。
 いなかったらごめんよー
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:33| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

映画「トニー滝谷」感想

 映像化を放棄していて驚いた。
 映画というより朗読劇。
 原作の文章を読み上げるのがメインで、映像は挿絵のようだった。

 あまりにも原作を大切にし過ぎており、映像に「翻訳」されることで見えてくる新しい何か、があまりなかったのが残念。
 まあ、原作を知っている人間のわがままなのだけど。

 原作のトニーは完璧に孤独で、どうやっても救う方法がないように感じる。
 けれども映画版のトニーには救う余地がある気がして、そこは良かった。

 「トニー滝谷」というのは閉じた人間の話だと思っていた。
 しかしもしかしたらあそこには「つかめたかもしれない可能性」が描かれていたのかもしれない。

 昔ブログに書いた原作の感想はこちら
 いくら考えても答えが出ない、不思議な話ですよね。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 23:31| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

映画「殿、利息でござる!」感想

 コメディータッチの人情話で、落語みたいに楽しめた。
 貧しさのあまり夜逃げが相次ぐ宿場町で、
「大金を集めて藩に貸し、利息を取ろう!」
 というプロジェクトが始まる、というストーリー。

 何が嬉しかったって、西村雅彦をひっさびさに見られたこと!
 いや、ずっと活躍されていたのでしょうけど、私は12年間テレビの無い生活をしていて、邦画も全然見ていなかったから……

 あの人の芝居がかった芝居、最高ですよね!
 いつも同じような演技という訳でもないのに(にこりともしないシリアスな役も好きだ)西村雅彦はどこに出てきても西村雅彦以外の何者でもない。
 画面の中での異物感が一緒。

 最近は色んな役になりきる役者さんのことを「カメレオン俳優」と呼ぶようですが、どんな作品にも染まらない個性というのも素敵だし、必要だと思う。
 特に笑いは調和の破壊によって生じることが多いから、こういう人が登場するとそれだけでニコニコしちゃう。
 ほんと私、笑える話が好きなんだな〜

 藩主役の羽生結弦が綺麗だった!
 素人とは思えないほどセリフ回しがしっかりしており、お殿様の雰囲気が出ていた。
 あれだけスタイルの良い人が着物を着ていると、何だかもったいない感じがするけど。

 妻夫木聡は複雑な事情を抱えた切ない役で、静かに抑えた演技が良かったです。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 03:11| 映画・映像 | 更新情報をチェックする