2018年10月04日

「萩岩睦美 画業40周年記念 再現画展」感想

 ガレリア表参道原宿で開催中の萩岩睦美展に行って来ました〜!

 萩岩睦美さんは雑誌「りぼん」で活躍していた漫画家さん。私は子供の頃に「パールガーデン」「うさぎ月夜に星のふね」「魔法の砂糖菓子」などの作品を繰り返し読み、かなり強く影響を受けた。幼い私に「世界が単純ではないこと」を教えてくれた物語。私の魂の土台になっている。

 再現画、というのは雑誌掲載のために描いたカラー原稿を、展示に耐える画材で御本人が描き直したもの。元の原稿は印刷向きのインクを選んでおり、紫外線で褪色してしまうそうです。

 どの絵も懐かしくて、可愛くて、綺麗で…… 萩岩さんに話しかけるファンのみなさんが「作者に会えた感激でどうしたら良いか分からない!」という感じに熱い思いがあふれまくっていて、その様子を見ているだけで幸せだった。私は「似顔絵そのまんまの萩岩さんだ〜」と見つめるばかりで、声をかけられなかった。ひたすら会場内をぐるぐるしていた(不審者)

 少女の頃に夢中になった物語を今でも愛し続けているファンと、かつて描いた作品を今でも大切にしている作者が作り出す、親密で幸福な空間だった。

 展示は10月8日まで(地図など詳細はこちら
 ポストカード、一筆箋、マグカップなどグッズも充実しています。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:13| 美術 | 更新情報をチェックする

2018年09月30日

巴裡 小川軒 新橋店

 デザインあ展の帰り、巴裡 小川軒 新橋店に寄った。
 紅茶が美味しく、店内も落ち着いた雰囲気で良かったのだけど、夕方に入ったものだからケーキが売り切れだった。
 次はもうちょっと早い時間に行ってみたい。

 焼き菓子、特にマドレーヌとネーブルパウンドが美味しかった。
 レイズン・ウィッチが有名みたいですね。

 周囲は立ち飲みの居酒屋が沢山あって、絵に描いたような「新橋」でした。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 17:35| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

「デザインあ展」感想

 日本科学未来館で開催中の「デザインあ展」に行ってきました。
 元になっている番組は見たことがないのだけど、ディレクターの佐藤卓さんに興味があったので。

 とにかく混んでいた!
 体験型の展示が多く、子供たちが楽しむ雰囲気で、大人がしゃしゃり出るのは申し訳ない感じ。
 それでも待ち人数が少ないものはいくつか体験出来たし、見るだけの展示も自然と何かを「想像」させる。
 見る人を受け身にしない工夫があちこちにあった。

 一番格好良かったのは、大きな展示室の四方の壁全てに映し出される、写真が次々と紋に変わっていく映像。
(「森羅万象」このページで見られる)
 花や鳥などが抽象化されて「紋」になる。

 カラーは白黒に、輪郭は数学的な線となって、いったん単純化される。
 しかしその単純な形は規則に沿って細かく増殖し、複雑に変化していく。
 その圧倒的なバリエーション。

 この作品以外にも、複数の物の形の共通点を見つけたり、「抽象化」について考える展示がけっこうあった。
 ふと、私が好きな本の表紙は、本の内容を正確に美しく抽象化出来ているんだな〜 と気付いた。

 私はデザインが苦手で、だからこそ私の知らないことがいっぱいあって面白い。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:51| 美術 | 更新情報をチェックする

2018年09月23日

築地でお寿司

 築地のお寿司屋さん「築地 すし鮮 総本店」に行ってきました!

 旬の新さんま握りはトロよりトロ。とろとろ。
「焙り比べにぎり」はマグロやサーモンの生と焙ったものが並んでおり、違いを味わうのが面白い。

 途中、Dちゃんが頼んだ日本酒を一口二口もらって飲むのが最高だった。
(アルコールに弱いので一人で一杯は飲めない。飲める体質だったら体を壊すまで飲んでいただろうから、神の御加護だと思っている……)

 日本酒は広島の梅田酒造場の「本州一 無濾過純米吟醸」というもの。
 うまみが強く濃厚な、我々の好みの味で当たりだった。
 寿司と日本酒の組み合わせは無敵!

 本わさび巻は、千切りのわさびがごまと一緒に巻かれている(魚は入っていない)
 子供の頃、長野旅行の土産に買った、酒粕を混ぜないわさび漬けを思い出し懐かしかった。
 当然辛い。

 高級寿司店という訳ではないのに(安くはないが高過ぎない)
「美味しいお寿司を食べたー!」
 という満足感があって、築地はやっぱりすごいなぁ。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 22:32| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2018年09月21日

映画「ビル・カニンガム&ニューヨーク」感想



 ニューヨーク・タイムズ紙でファッション・コラムを担当していた写真家、ビル・カニンガムさんを追ったドキュメンタリー映画。
 ストリートファッションも、有名人が集まるパーティーも、デザイナーたちのファッションショーも、分け隔てなく撮影するビル。
 彼のように、自分の審美眼だけでものを見られる人は、貴重だ。

 多くの人は、
「権威のある人が良いと言っていたから良いのだろう」
 と判断を他人まかせにしている。
 100%まかせてはいなくても、どこかで他人の価値観に頼っている。

 ビルのお金に対する考え方にも共感した。
 お金をもらうことで不自由になることが、どれほどの損失か。
 ビルは常に笑顔でやれる仕事しかしない。

 写真が好きな人だけでなく、おじいちゃん好きにぜひ見てもらいたい映画。
 ビルは本当に格好良くて、可愛い。

 どこかでビルの写真展をやってくれないかな〜
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:54| 映画・映像 | 更新情報をチェックする