2009年05月31日

クレアクラスコンサート2009

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 友人の演奏会に行って来ました!
 いやはや凄かった。
 耳を疑いましたよ、私は。

 もともと彼女はピアノで音楽系の学科に入った人なので、高校の頃から技術は抜群でした。
 でも、
「何を弾いてもベートーヴェン」
 と言われていたことでも分かるように、一音一音全てに情念をこめるような演奏しか聴いたことがなかった。
 それは気難しく傷付きやすい彼女の性格にぴったり合っていて、(人格が変わりでもしない限り)一生この音以外出さないものと思っていた。

 大学卒業から十年。
(私は卒業演奏の「熱情」も聴きに行った)
 新しい先生について、ベートーヴェンとは全く方向性の違う、ラヴェルに挑戦するという。
 演奏が始まるまで、何だかもう、私まで緊張してしまった。

 最初の音が鳴る。
 えっ?
 びっくりした。
 こんな音も出せるの?
 いや、「出せるようになった」のだ。
 自然で瑞々しい、綺麗な音。

 ラヴェルというと「ボレロ」だが、彼女の選んだ「水の戯れ」はもっと強く印象派の雰囲気が出ている曲だ。
 資料を見ずに、
「この作曲者はだ〜れだ」
 と訊かれたら、私は自信満々で、
「ドビュッシー!!」
 と答えると思う(無知なだけかも……)

 透明感のある色彩。
 自然の風景の中で反射する、目を細めてしまうほどの、光。
 心の内側ではなく、外側に向かってあふれてゆく音楽。

 私は演奏そのものに感動した。
 友人であることに関係なく。

 演奏会終了後、後ろから唐突に現れた彼女を見て、思わず叫んでしまった。
「上手くなったねぇ!!」
 ピアノを全く弾けない私がこんな偉そうな言い方をして、失礼だったかしら、と少々後悔したけれど、彼女は喜んでくれたようだ。

 何しろ私は、他のお友達や旦那さんさえ知らない、高校・大学時代の演奏を知っているのだ(無意味に「エッヘン!」)

 あんなに上手くても、さらに成長出来る、なんて。
 新たな自分の音を見つけられる、なんて。
 眩しいですなぁ……

 私も自分の文章を、こんな風に伸ばしてゆけたら、と思いました。
 三味線?
 無理っす。とうてい無理っす!!

☆おまけ☆
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↑与野本町のネギ坊主。
5年ぶりに行ったけど、あんまり変わってなかったなぁ。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:41| 音楽 | 更新情報をチェックする

2009年05月30日

脳みそなら池谷裕二!

 最近脳の本に凝ってます。
 茂木健一郎がたぶん一番有名ですが、私には合いませんでした。
 自己啓発のために使うなら良いと思うんですけどね。
 私は、己を鼓舞したいなんて全然思わないので。

 池谷裕二の本は、自分を高めるというより、
「脳の研究成果を思いっきりエンジョイしよう!」
 という気持ちが満ち満ちていて、どのページを読んでも楽しい。
 そして科学の持つ狂気(生物系の実験って本当にとんでもない)や不完全さについても書いてあり、色んなことを考えさせられます。

 脳の仕組みが知りたい人には「進化しすぎた脳」
 読み物として楽しみたい人には「脳はなにかと言い訳する」
 あたりがおすすめです。
 
 手に入れやすいのは、
 文庫になっている「海馬」
 最新刊の「単純な脳、複雑な「私」」
 でしょうか。
 どれも面白いです。

 この人の本で一番感心するのは、いつでも何か新鮮な話題を提供してくれるところ。
「その話、前に出した本でも書いてたじゃん!」
 ということがない。

 いや、これってない方が当然だよね。
 人気のある学者の本にはそういうのが多過ぎるよ!
 新たに書くことがないなら執筆依頼を断れよな〜
 
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↑うちにある池谷関連本。
図書館でも何冊か借りて読みました。

 脳みそに興味がある方はぜひどうぞ。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:49| 読書 | 更新情報をチェックする

たまり醤油に脳みそパン

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 これは今日、空になってしまったたまり醤油。
 うまみが強くて美味しかった♪

 刺身が最高だったな。
 使い方を間違えるとくどくなっちゃうんだけど。
 肉じゃがで失敗した。
 肉とだしだけでうまみは十分だもんね。
 ま、私はウメェ〜と叫んで食べたがな(くどいの大歓迎!)

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 これは今日焼いたパン。
 たたんだ部分がそのままになっちゃって、脳みそみたい。

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 ボコッと空間が出来たりすることもなく、きめの細かい良い仕上がり。
 Dちゃんも美味しい美味しいと喜んで食べていました。
 
 実はこれ、ケーキ型で作ったのです。
 食パンの型、買おうかな〜
posted by 柳屋文芸堂 at 21:23| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2009年05月29日

ダラエヌールの菜の花畑

 開催場所が近所だったこともあって、伊藤和也さんの追悼写真展に行って来ました。
 (紹介ページはこちら

 NHKの特集でさつまいもを収穫するまでの苦労話を聞き、興味を持ったのですよ。
 害虫にやられて畑全体が巨大な虫の巣のようになったとか(ひぃ〜)

 でも、残念ながら(?)虫の写真はありませんでした。
 写真というのはつらい時ではなく、嬉しい時に撮るものなんですね。
 用水路の完成により植物でいっぱいになった大地や、たわわに実るぶどう、大豊作の米、等々。
 そして満足そうに微笑むアフガニスタンの人たち。

 特に印象的なのが、満開の菜の花畑で女の子が食用の菜の花をつんでいる写真。
 私は怪人菜の花男を思い出して、泣きそうになった。

 黄と緑 満開のコントラスト
 しかも天ぷらにもおひたしにも最適
 そしてそれが 君
 おたがい改造人間になってしまったけど
 まだ人間だった頃の 君の笑顔を
 ぼくは はっきりと覚えている
 幼馴染みのふたり 手をつないで歩いたぬくもりを
 ぼくは けして忘れはしない

 ねえ 怪人菜の花男
 だから この闘いの続きは
 また 明日にしよう
(角田寿星「たたかえ! Mr.チャボ」より)

 世界には、憎しみをつのらせている人が沢山、沢山いる。
 その人たちは、大好きな人と一緒に美味しい料理を食べているだろうか。

(伊藤さんを殺したのは、難民キャンプ出身の貧しい青年だったと聞く)

 食べ物で憎しみが消えたりはしない。
 でもせめて、その戦いを明日に引き延ばせるように。
 
 私が目指していること、アフガニスタンを本来あるべき緑豊かな国に、戻すことをお手伝いしたいということです。これは二年や三年で出来ることではありません。
 子どもたちが将来、食料のことで困ることのない環境に少しでも近づけることができるよう、力になれればと考えています。
(伊藤さんの志望動機の文章より)

 この写真展には伊藤さんの苦しみではなく、喜びを見に行って欲しいな、と思います。
 松戸会場は今月31日まで、入場無料です。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:56| 社会 | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

小唄よどこへ

 こんな雨の夜には小唄が似合う、とCD&MD箱をガサゴソ探したら、ない!!
 全部見たのに。長唄ばっかり(←習ってるから当然なんだけど)
 おっかしいなぁ……

 端唄で我慢しようか(←何だか失礼)
 うーん、やっぱりもっとささやかな音じゃなきゃイヤ〜
 と悩んだあげく、とりあえずサッチモをかけてみた。
 いや、全然違うよ、これじゃ。

 聴きたい時に聴きたい音楽が聴けないと、ムッとしますな。
 甘いガラガラ声も良いんだがー(むぅぅ)
posted by 柳屋文芸堂 at 22:30| 音楽 | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

あ〜っ!

 可愛い紅い花を撮り逃した〜
 近所はもう十分見たから撮影することもないだろうと、写真機を持たずに外に出ちゃって。

 夕方もう一度見に行ったら、
「もう閉店よ」
 という感じに花びらが閉じていた。
 次行った時、また開いてるかなぁ。

 そういえば、今日の夜作ったししとうとじゃこの炒め煮がつやつやしていてとても綺麗で、夕飯の準備が終わったら撮ろう〜 と思っていたのに、気が付いたら食べてしまっていた……

 どうも今日は撮影運の悪い日らしいな。
 単にうっかりしてるだけかも。

 とりあえず、次の外出の時には写真機を忘れないぞ〜
posted by 柳屋文芸堂 at 21:48| 写真遊び | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

独り言のように

 古い友人(高校の吹奏楽部でトロンボーン吹いてたGちゃんです>関係者の皆様)がピアノを弾くことになりました。

5月31(日) クレアクラスコンサート2009
彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
(JR埼京線与野本町駅(西口)下車 徒歩7分)
13:30〜16:10 入場無料

 モーツァルトを弾いてもショパンを弾いても全部ベートーヴェンになってしまう、という熱情過剰気味の彼女が、ラヴェルに挑戦!!
 彼女の出番は最後の方だそうです。

 あんまり宣伝しないで、独り言のように書いといて、と言われたのだけど、メモ代わりに情報まとめちゃった。えへ。見てたら怒るかな…… 先に謝っておこう。すまん>Gちゃん
 お近くの方はぜひどうぞ。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:49| 音楽 | 更新情報をチェックする

最近、美味しかったもの

 パッションフルーツは冷やして食べるよう書いてあったのですが、ぬるいまま食べた方が南っぽい気だるい雰囲気になって良いです。

 他にも美味しいものを色々食べていますよ〜

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 これはDちゃんが作ってくれた、なすとオリーブのトマトスパゲッティ。
 トマトとオリーブオイルをいつもより多めに使って、贅沢な味に。
 私はつい油をケチってしまうのだけど(摂り過ぎは体に良くない気がして)、やっぱりオリーブオイルをたっぷり吸ったなすは最高に美味い。

 これからはこの分量で作ろうかな……
 えらい満腹になるけどな。

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 お菓子のサバランを食べたいな〜 と思っていたら、チーズのサバランを見つけた。
 酸味が強くクリーミーで、レアチーズケーキを思わせる味。
 いちごのジャムと一緒にパンに載せて食べました。
 美味しい〜 でも超高カロリー!

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 これは、てきとう野菜の洋風スープ。

【作り方】
1、適当な野菜を買ってきます(この時はにんじん・たまねぎ・いんげん)
2、お湯を沸かします。
3、1の野菜とハムとドライトマトを、小さく(7ミリ×7ミリくらい)切り、お湯に入れます。
4、アクを取り、塩と黒こしょうで味付けします。
5、野菜が煮えたら出来上がり。

 さっぱりしてます。
 ハムとドライトマトから味が出るので、コンソメ等を入れなくても美味しいです。
 
 室内の光で料理を美味しそうに撮影するのは難しいですね〜
 スープは上にあるものが映っちゃうし。
 料理本のために、練習、練習〜
posted by 柳屋文芸堂 at 22:17| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2009年05月24日

パッションフルーツ

 某島に住むまささんが、パッションフルーツを送ってくれました!!
 ジュースは飲んだことあるけど、そのものを見るのは初めて。
 箱を開けたとたん、甘く濃い南国の果物の香りがふわ〜ん、と広がります。

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↑二個取り出した後

 皮にしわが入ったら食べ頃、とのこと。
 ただツルッ、カチッとしているのではなく、桃の毛を短くしたような面白い手触り。

 中はこんな感じ。

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 スプーンですくって、種ごと食べます。
 カリカリカリ、と音立てて。
 まるでせんべいをかじっているみたい(しょっぱくはないですよ!)

 マンゴーやパイナップルを思い出させるような、南っぽい味。
 甘酸っぱく、さわやかでクセはない……(と私が言っても信じてはいけない。私は食べ物のクセを「うまみ」と感じるからだ。私が美味しいと思ったということは、けっこうクセがあるのかも……)

 か〜なり好みです。南国ものにハズレなし!(←私にとってはね)
 
 まささんは私が本を送るたび、色々珍しいものをくれるのですが、私の文章はその素晴らしさに見合ってないと思う。
 これはきっと、もっと頑張れというメッセージなのですね?!
 パッションフルーツと同じくらい魅力的な作品を作れるよう、精進します。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:25| 友達 | 更新情報をチェックする

2009年05月22日

母校の事件

 中大の事件、一応解決しましたね。
 犯人が卒業生だったため、喜びより悲しみの方が大きいのですが。

 私を幸福にした場所で起きた不幸、について考える。
 殺される苦しみ。
 殺す苦しみ。

 そこにいる全員を幸せに出来た訳じゃなさそうだけど、
 私はあそこが大好きだったんだ、大好きだったんだよ、と、叫びたい気持ちです。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:23| 社会 | 更新情報をチェックする