2009年08月30日

遠い国を思いながら食べる

 一週間ほど前に作った、ちょっと変わった料理をご紹介。

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 これはウズベキスタンの「トマトのサラダ(アッチク チュチュク)」
 塩コショウと香草(シャンツァイと青ネギ)だけで味付けします。
 油は一滴も使わないのに、すごーく美味しい。
 シャンツァイの底力を感じます。

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 こっちはベラルーシの「豚肉のサワークリーム煮(マチャーンカ)」
 シチューに似ていますが、うまみと塩気が強く、主張のはっきりしている味です。
「本物ってのはこういうもんだぜ」
 と言われている気がします。
 サワークリームの迫力だよな〜

 荻野恭子の「ロシアの郷土料理」という本↓にレシピが載っています。

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 健康的で美味しいレシピが多く、重宝しています。
posted by 柳屋文芸堂 at 11:52| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

ヴァイツェン(八海山泉ビール)

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 もやしもんに出て来たビールを飲んでみよう、第三弾!
 今度は日本の地ビールに挑戦です。
 と言ってもこの会社はもやしもん8巻の「あれ」には参加していないのですが。

 ふらりと入った表参道の新潟県アンテナショップ→ここ
 にヴァイツェンがあったので、
「おおっ!!」
 と買って来たのです。
 日本酒の「八海山」は有名よね。
 その会社。

 ワインにしろチーズにしろ、日本産のものは好みに合わないことが多いので、ビールも少々不安を感じつつ、飲んで、み、る、と。
 何これぇ?!
 美味ーい!!!
 
 とにかく香りが良いのです。
 コップに顔を近付けると、柑橘系の空気がふわわんと。
 ホップの軽い苦味と一緒になって、グレープフルーツを思わせます。
 そして(カレーを食べたりしながら)のんびり飲んでいても、全然味が落ちない。
 チビチビいけるビールっすよ?!
 ぬるくなると「ふわわん」がさらに強くなるような気さえする。

 いやはや、すごいよ日本の地ビール。
 最初から当たり引いてしまった。

 ヴァイツェンを求めてアンテナショップ巡りがしたい……!!
 いやもう、ヴァイツェン以外も試したい。
 ビールは「苦手」だったはずが、ほぼ「大好き」になりつつありますよ。
 もやしもん、すげー。
posted by 柳屋文芸堂 at 02:05| 飲み物 | 更新情報をチェックする

2009年08月29日

夏の終わりの夏野菜カレー

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 夏じゃなくても夏野菜はそろえられるけど、やっぱり暑いうちにやっておきたいメニューです。

 入っているのは、オクラ、パプリカ、ズッキーニ、等々。
 ヨーグルトに漬けた鶏肉を使って、さっぱり仕上げました。
 ベースは玉ねぎとトマトペースト。
 スパイスはインド産のカレー粉に、自分で適当にあれこれ加えて。
 味付けは塩とナンプラー半々くらい。
 
 サフランライスの黄色と、カレーの赤っぽい色が合っていて嬉しい♪
posted by 柳屋文芸堂 at 22:40| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2009年08月28日

第四回テツクロの会 in 庚申塚

 か〜なり前の話になりますが、7月29日、「第四回テツクロの会」に行って来ました。
 (パソコン&PHSが壊れていたため、今さら感想)
 テツクロとは、松永鉄九郎先生のこと。
 私の三味線の大師匠にあたります。

 大師匠なんていうとおじいちゃんみたいですね。
 とんでもない! 非常に若い方です。
 ちょうどバブル世代。
「なんとなく、クリスタル」
 の話題がしょっちゅう出て来る。
 (そんなにあの時代を象徴しているのか?)

 景気の良い頃に青春時代を送った人って、雰囲気が華やかなんだよね〜
 そんな鉄九郎先生の軽妙で楽しいトークが、このライブの一番の売りかもしれない。 

 もちろん三味線も素晴らしいです。
 メインは長唄二曲。
 始まる前に歌詞の意味や、聴き所を教えてもらえます。
 ただ漠然と聴くより、ずっと引き込まれる。

 今回は、杵屋巳津也さんの唄が最っ高にセクシーでした。
 声楽で言うなら、ちょっと高めのテノールかな。
 細やかな技のあるベルベットボイスに、うっとり。

 間に入ったオリジナル曲も面白かった。
 世界中の色んな曲を三味線で弾くの。
 技術があると、本気の遊びが出来るから、ステキ。

 三味線に興味のある人が、ちょっと行ってみるのにぴったりの演奏会なんじゃないかな。
 値段も高くないし、場所も(チンチン電車を使えば)駅から近いし。

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↑このそば

 松永鉄九郎先生の演奏会情報はこちら

 第五回のお知らせはまだ出ていないようですが、三味線を生で聴きたい人はチェックしてみてください♪
posted by 柳屋文芸堂 at 00:17| 音楽 | 更新情報をチェックする

2009年08月27日

選挙のせいだ

 電話のベルが鳴った気がしたので、ベッドから起き出ると、留守電が五件、入っていた。

「○山△子、○山△子です! 新居の住所を教えてください!!」
「×木■郎、×木■郎です! 新居の住所を教えてください!!」

 どれも長い間連絡を取っていない、古い友人・知人の名前と声だ。
 何故か全員絶叫口調で、住所を知らせろと迫っている。

 それほど住所を教えたくない人も混ざっていて、
「もう一度仲良くしたい人だけに連絡しようか。
 でも横のつながりがあるから、
『自分だけ知らされてない』
 と怒る人もいるかもしれないし……」

 とかなり悩む。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:36| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2009年08月24日

佐藤勝彦「眠れなくなる宇宙のはなし」

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 自分の小ささを知るのが、科学の宗教的な意義なのではなかろうか。
 自分が世界のほとんどを知ったようなつもりでいると、悩みを解決出来ないことに苛立つ。
 でも、自分がちっぽけだと分かれば、そんなちっぽけな自分に解決出来ないことがあったってそりゃ当然だ、と受け入れられる。

 この本を読んで、そんなことを思いました。
 (何だか「ぼのぼの」のアライグマ夫婦みたいだけど)

 読みやすい文章で興味深い話題を語ってくれています。
 現代科学の宇宙論だけでなく、大昔の人たちの宇宙観も書いてあって、へえ〜っと驚くことがいっぱい。

 その中でも一番共感したのは、十六世紀の天文学者ブラーエの宇宙モデル。
 金星や火星などの惑星は太陽の周囲を回っているけど、地球は不動で、太陽と月は地球の周囲を回っている、というもの。
 日常感覚を捨て切れなかったところが良いなぁ、と。

 もちろんビッグバンなど最近の研究についても、丁寧に解説されています。

 最近宇宙について考えたりしなかったな、子どもの頃にはあんなに不思議に思っていたのに……
 という方はぜひどうぞ。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:45| 読書 | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」

 N響アワーを聴いていたら「ぐるりよざ」が流れて来て、びっくり!
 高校二年の時、コンクールで演奏した曲。
 なーつーかーしー!!!

 今日は特別企画で、N響が吹奏楽編成で演奏しているらしい。
 「ぐるりよざ」の前はショスタコーヴィチの「祝典序曲」
 こっちは割とあちこちで聞く機会があるんです。
 でも「ぐるりよざ」は高校卒業して以来、初めて。
 
 ちなみに「ぐるりよざ」とは、長崎の隠れキリシタンたちが現代まで伝え続けた歌の歌詞。
 グレゴリオ聖歌の一つが元になっているそうです。

 学校の勉強と吹奏楽以外のことはほとんど何も知らなくて、
「隠れキリシタンの歌ってどんなのだろう。グレゴリオ聖歌ってどんなのだろう」
 と想像をふくらませながら、必死にトロンボーンを吹いていた、夏。

 この曲が、民俗学やキリスト教音楽に興味を持つきっかけになったのかな、と思うと、何だかジーンとします。

 その後、放送大学の授業で、隠れキリシタンの歌(オラショ=祈り)を聴くことが出来ました。
 吹奏楽とは雰囲気が違っていたけど、長く想い続けたものだったので、感動。
 元の歌ではないですが、グレゴリオ聖歌もCDや生で聴きました。

 若い頃、心に生まれた疑問の答えに向かって、ずーっと走っている。
 子供っぽくて、ちょっと恥ずかしいですね。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:06| 音楽 | 更新情報をチェックする

2009年08月22日

ピルスナー・ウルケル

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 もやしもんに出て来たビールを飲んでみよう、第二弾!
 チェコの「ピルスナー・ウルケル」です。

 これは日本の普通のビールと同じ「ピルスナー」という種類なので、苦いのを覚悟で飲みました。
 が。
 この苦味はいける!!
 何が違うのだろう……?

 ごはん&豚しゃぶと野菜の和え物によく合いました。
 美味しかった〜!

 色も少し赤茶がかった黄色で、とても綺麗。
 まさに「黄金色」

 何だか物凄い勢いで、
「ビールは苦手」
 という意識が消えていきます。
「日本のビールが苦手」
 だったのかな。
 コーヒーも好きじゃなかったのに、イタリアに行った途端、大好物になったもんな。
 味覚が一般的な日本人とずれているのかも(大いにあり得る)

 これも新浦安の成城石井で買いました。
 どこかで見かけたら、試してみてください♪
posted by 柳屋文芸堂 at 22:16| 飲み物 | 更新情報をチェックする

南国の響きとバリ舞踊の夕べ

 ルピシア自由が丘店で開催された「南国の響きとバリ舞踊の夕べ」に行って来ました。
 素晴らしかった〜!!
 参加者20〜30人くらいの会だったので、踊りも音楽も本当にすぐそばで味わえました。
 こういうのはやっぱり、小規模なものが最高だねぇ。

 ガムランは、高校の芸術鑑賞会で一度聴いたきり。
 その時も、なんて深い音色なのかしらと感動したのだけど、今回は、別の驚きが。
 バリ島の音楽って、こんなに日本的なの?!
 日本人の方が演奏しているせいなのか分かりませんが、邦楽に非常に似たものを感じました。
 特にリズム。三味線でいうところの、
「ナガシ」
 という技法が何度も出て来た。
 (タン、、、タン、、タン、タンタンタンタタタタタ……タン という感じの。
 この書き方で分かるかなー。
 みんな聴いたことはあると思うの)

 他にも緩急・強弱の付け方とか、色々。
 西洋音楽と邦楽の差が「5」なら、
 邦楽とバリ音楽の差は「1」くらい。
 ……国どうしの距離から考えれば、当然か。

 そんな風に「和」を感じたからか、それとも私の中の「南国DNA」がうずいたのか、とにかくひたすら懐かしくって、泣くのを我慢するのが大変だった。
 全然悲しい雰囲気じゃないのに(むしろ楽しい感じ)一人で大泣きしてたら迷惑だもんね。

 バリ舞踊を見るのは初めてでした。
 面白いものですね。
 特徴的なのは、手の指先を思いっきりそらせて、ひらひらさせる動き。
 誘われて、どこかに連れてゆかれるよう。
 そして、足の指もそらせたまま踊るのです。
 つっちゃうんじゃないかと不安になりました。
 (会の終了後、本人にそう伝えたら、かなりウケていた)

 目をぎょろりとさせるところは、歌舞伎を思い出したな。

 アンコール曲では、
「誘いに行きますので、一緒に踊ってくださいね」
 ということになって、何と何と、一番に手を引かれてしまった!!
 盆踊りしかやったことないのに!
 必死でマネして踊りました。
 会場は盛り上がっていたようなので、良しとしよう……
 沖縄旅行で三線に合わせて踊ったことを思い出した。

 踊りと音楽が身近にある暮らし、憧れるなぁ〜
 家で「のり踊り」でも踊るか。
 一人で(寂しい)

 今、さっそく会場で買ったCDを聴いています。
 ああ、この気温と湿度に合うー!
 ガムランの音は可聴音域以外の音を多く含むので、CDだとちゃんと再現出来ないんだよね(それでも気持ち良いけど)
 またいつか、生を聴きに行くぞー!

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↑ガムランの一種、リンディック。竹で出来ています。

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↑前から見たところ。

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↑装飾

【ガムラン演奏】
櫻田素子→ホームページ
【バリ舞踊】
小泉ちづこ→ホームページ

(GR DIGITAL公式ブログのトラックバック企画 夏休み に参加)
posted by 柳屋文芸堂 at 16:06| 音楽 | 更新情報をチェックする

エドワード・レビンソン「エドさんのピンホール写真教室」

 レンズのない、小さい穴の開いた箱を使って撮影するのが、ピンホール写真です。
 この雰囲気が、とっても魅力的。
 現実よりも「夢」や「記憶」の風景に近いように感じます。

 過去から未来へ連続的につながっていたはずの糸が、知らぬ間にプチンプチンと切れて、心の中に散らばってしまった、バラバラの情景。

 これはいつのこと……?
 そして、どこで……?

 何と関連しているかは思い出せないのに、その時の気持ちだけは、胸にしっかりと残っている。
 そんな目の裏にしか見えないものを、ピンホールカメラは写してくれるのかもしれない。

 「写真教室」という題名ですが、撮影技術についての教科書ではありません。
 具体的なテクニックを知りたい人には少々物足りないかも(全くない訳ではないのですが)
 でも私は、
「ピンホール写真を存分に味わいたい!」
 というのが一番の目的だったので、十分満足しました。

 心をつかむための写真を撮るために、エドさんと生徒さんたちが悩み、工夫し、長い露出時間にドキドキし、成功して喜ぶ。
 そんなワークショップの様子が、優しく丁寧につづられています。
 「技術」ではなく「心得」についての本、と言えば良いかな。
 精神的な記述が多い分、普通のレンズカメラでの撮影や、文章書きにも参考になることが沢山ありました。

 巻末にはピンホールカメラの作り方が載っています。
 夏休みの自由研究にしたかったなぁ〜、これ。
 色々材料が必要なので、やろうかどうか悩んでいるのですが。
 たぶんハンズかヨドバシで全部そろえられると思うんだ。
 GRを買うお金があれば、100台以上作れるよ、きっと。
 それくらい単純な仕組みなのです。

 ネットでもエドさんの作品が見られます→こちら
 もしピンホール写真にキュンとしたら、この本もぜひどうぞ。

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↑カバンにつっ込んで、表紙を破ってしまった…… サイン本なのに〜!
posted by 柳屋文芸堂 at 11:51| 読書 | 更新情報をチェックする