2009年12月27日

クリスマス一人旅(写美など)

 昨日はクリスマス、というか自分の誕生日だったので、
「家事は全部ほっぽり出して遊びに行くわよー!!」
 と宣言し、その通り実行しました。

 一人で。

 前によいこぐまさんと三浦で遊んだ時、
「お出かけの記事って、いつもDさんと一緒なのかと思ってた」
 というようなことを言われたのですが、違います。
 文中、特にDについて触れてなければ、たいていそれは一人です。

 結婚後の方が「お一人様」で行動する機会が多くなった気がする。
 Dちゃんは忙しい上に出不精だからね。
 まあもともと一人っ子のせいか、一人で何かするのに抵抗は全く無いのですが。
 ラーメン屋だって定食屋だって入るよ。
 身軽で気楽で大変よろしい。

 さて今日のテーマは「写真を見る」
 思えば今年は、写真にハマり、写真に狂った一年でしたね。
 その締めくくりのようなものです。

 まずは銀座「RING CUBE」の「Secret〜心で感じる写真展〜」へ。
 これは、
「撮影者の名前にこだわらず、写真そのものをしっかり見ようじゃないか」
 という趣旨の催し。
 39人の写真家が一枚ずつ出品し、誰の作品なのか分からないよう無記名で展示しています。

 菅原一剛やハービー・山口も出展しているはずなので行ったのですが、二人の作品がどれか、ビシッと当てられなかったな。
「これかな〜?」
 みたいなのはあったけど(予想:菅→1 山→8)
 
 女性的な淡い色彩のものや(20番と30番。引っかけかもしれない)教科書のカラー口絵のようなの(17番)わざと構図や印刷を絵画っぽくしたもの(15番)など、
「写真って、撮る人によってほんと全然違うものになるんだな」
 というのをまざまざと感じさせて、面白かった。

 私が一番気に入ったのは、写真家エリオット・アーウィットを撮影したもの(8番)
 人柄を感じさせる表情がちゃんと写っていて、素晴らしい。
 ずーっと見ていたい、と感じるのはこの一枚だけだった。
 ま、単に私がおじいさん好きなだけかもしれないが……

 他に良かったのは、

11番 牛さんの頭。触ったらゴワゴワしそう。
26番 青に黒の椰子の葉のシルエットがとても綺麗。影絵みたい。
31番 おそらく小学校の、普通の遊具に、普通の家。
   大勢の子供たちの靴。普段っぽさが良い。
32番 消防士さんたち。浅田か?! これも引っかけ?!
   地べたに寝転がっている人もいたりして、なかなか良い。

 作者名は写真展終了後にWEBで公開するそうです。
 新たな写真家との出会いとなるかな……?

 その後、恵比寿へ移動し「東京都写真美術館」へ。
 写真展の前にまずは腹ごしらえ。
 1階にあるカフェ「シャンブル クレール」に入る。

R0020872.JPG
↑スモークサーモンのオープンサンド

R0020874.JPG
↑チーズ二種

 手前のがマンステール、奥がキュレナンテ、だったと思う。
 どちらも臭くて美味かった。
 チーズの世界はまさに「くさいはうまい」(小泉武夫)だ!
 この二切れで何枚でもパンが食える、という感じの味。

 というかこの店、本当はベルギービールの専門店なのですよ。
 成城石井でも見かけない珍しい種類が色々。あああ。
(ずっと探しているゾットはないのだけど)
 さらに、こんなつまみみたいなもの食べたら……
 飲みたい! 飲みたいよ!!
 でも私、一本を一人で飲みきれないんだよね。

 ああ、何故私を下戸に産んだのですか、母さん!
 自分は飲んべえのくせに!!
 それに合わせて舌は飲んべえになっちゃったんだよ、もー。

 仕方なくアイスコーヒーをちゅるちゅる飲んで、店を出る。
 あ、コーヒーも美味しかったんですよ。
 頭の中はベルギービールでいっぱいだったけどね。

 さてさて、今日の一番の目的である、
「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン
 東洋と西洋のまなざし」展
 の会場へ移動。

 木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソンは、ともに20世紀の重要で偉大な写真家……らしいのですが、実は私、作品をきちんと見たことがありませんでした。
 名前はあちこちで耳にしていましたが、そう、例えるなら、
「有名だけど読んだことのない文豪」
 ですね。宇野浩二とかサルトルとか。

 何故この二人を挙げたかというと、今回の展示の中に写真があったから。
 宇野浩二、なんか、ヨロっとしたおじいさんでしたよ。
 谷崎潤一郎がえらいふてぶてしいのと対照的。
 上村松園が女だと初めて知ってびっくりしたり!
(これらは木村伊兵衛撮影)
 
 他には、いかにも生意気そうなトルーマン・カポーティとか。
 アンリ・マティスが鳩をわしづかみしたまま絵を描いていたり。 
 ココ・シャネルは切ないマダムで、映画以上に映画みたい。
(こっちはアンリ・カルティエ=ブレッソン撮影)

 有名な人の写真だけでなく、街の庶民の写真もいっぱい。
 こちらの方が、二人の違いがくっきり出ていた気がする。

 木村伊兵衛の写真は、ドキュメンタリー。
 芸術作品というより、記録に近い。
 だからといって、芸術としての価値が低い訳ではない。
 写真を撮るにしても、小説を書くにしても、まずはこういう真っ直ぐな視線で現実を見なければいけないのだと思う。
 それをやらずに中途半端な個性を出したって、何の意味もない。

 アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真は、フィクション。
 写真がフィクションな訳ないだろ! と言われるかもしれないけど、個人が現実を切り取る以上、そこには必ず偏りが生まれ、「創作」の要素が入る。
 シュルレアリスムに傾倒した時期があったそうだけど、なるほどなーと感じる作品だ。
 柵のラインや、物の影、人の形など、全てのものを絵として最も面白くなる方向から撮っている。
 
 今回の展覧会で一番グッと来たのは、
「木村伊兵衛が撮影した、アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真」と、
「アンリ・カルティエ=ブレッソンが撮影した、木村伊兵衛の写真」だ。
 この二枚だけ、二人の作品の特色が交差する。

 アンリ・カルティエ=ブレッソンが写っている写真は、木村伊兵衛が撮ったのに、茶目っ気たっぷりだ。
 木村伊兵衛が写っている写真は、アンリ・カルティエ=ブレッソンが撮ったのに、生真面目な記録になっている。 
 つまりそれぞれの特長をしっかりとらえた良い写真、ということだ。
 
 コンタクトシート(フィルムをそのまま印刷したもので、小さい写真が撮影した順に並んでいる)の比較も興味深かった。

 木村伊兵衛は、人を追うように撮影している。
 女の子が振り向いて立ち上がる様子とか、まるで漫画のコマみたいだ。
 その人の魅力が出るシーンをずっと求めている。

 アンリ・カルティエ=ブレッソンは、構図を探りながら撮影している。
 縦にしたり、横にしたり、近付いたり。
 一番効果的なのはどれか。
 納得のいく絵になるまで、苦心しているのが分かる。

「甘くはないが滋養たっぷり」
 な展覧会でした。
 あー、行って良かった!

 その後、美術館内にある図書館へ。
 ここも素晴らしいですよ〜
 展覧会のチケットを買わなくても、無料で入れて、写真集が読み放題!!
 パソコンの検索システムで見たい本の情報を印刷し、カウンターに出すと、司書さんが閉架書庫から持ってきてくれます。

 私は前から興味のあった浅田政志「浅田家」と、今日知ったばかりのエリオット・アーウィットの写真展カタログをお願いしました。

 「浅田家」は、浅田家の父・母・兄・弟が色んな職業やシチュエーションになり切る写真集。
 消防士とか、病人とか、医者とか、ヤクザとか、泥棒とか。
 とにかくみんな、ものすごく楽しそう!
「こんなに手間をかけて、当たらなかったらどうするつもりだったんだろう?」
 と思ったけど、
「ま、それはそれで楽しかったからOK!」
 なのかもしれない。

 森村泰昌のようにバリバリに変身するのではなく、ちょっと素人っぽい浮いた感じが「遊んでいる」感じで良い。
 その中で、お父さんだけが妙に何をやってもハマっていて、画面を引き締めているのが可笑しい。

 中村光が、
「私のマンガが好きな人ならきっと好きなんじゃないかな」
 と紹介していたのが分かる気がする。
 アホらしいんだけど、妙なあたたかさと、切なさがあって。

 エリオット・アーウィットの写真は、古い喜劇映画のようなシーン満載でした。
 ちょっとふざけてて、洒落てる。
 楽屋裏で大口開けて目薬をさす女優(踊り子かな?)とか。
 若い頃に映画の仕事をしていたそうで、シルエットが動きを感じさせる。
 人だけでなく動物も、みんな演劇風の表情。
 面白かった。

 展示も図書館も楽しいので、写真が好きな方はぜひ写真美術館へ!

 この後はずっと買い物。
 まず、美術館のミュージアムショップ「ナディッフ バイテン」でDちゃんへのクリスマスプレゼントを
 次に「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」という長い名前のパン屋でパンを
 最後は成城石井でプレジデントのカマンベールチーズとクリスマス限定ベルギービールを
 それぞれ購入。

 満喫し過ぎて帰宅が遅くなってしまいました。
 かなりご飯待たせちゃった。
 Dちゃんごめん。

 実は最近、落ち込み気味だったのですが、写真を沢山見たらすっかり元気になりました。
 毎日を元気に過ごすためには、美味しい食べ物と芸術をバクバク食べないとね!

 みなさまもこの年末年始、心身を満腹にしてくださいませ♪

(GR DIGITAL公式ブログにトラックバック)
posted by 柳屋文芸堂 at 00:00| 美術 | 更新情報をチェックする

2009年12月25日

柳田家のクリスマス

 実家にいた頃の、あるクリスマス。
 普段よりちょっぴり豪華な、洋風の食事を並べる。
 さらにステキな雰囲気にしたいと思い、電気を消し、ろうそくを灯してみた。
 すると……

 下からの光に照らされる、三人のおばあさん(母・伯母×2)
 深いしわが暗闇にくっきりと浮かび上がり、その影は炎と一緒にか細く揺れている。
 その様子はまさに、ゴッホの「馬鈴薯を食べる人々」

 ロマンティックさを表現したかったのに、何故か貧しさを演出してしまっている。
 どうして、聖夜っぽくならず、
「電気が使えなくて、仕方なくろうそくを出してきた」
 という感じになっちゃうのか。
 不思議だ。

 その異様さに耐え切れなくて、すぐに火を消しました。

 懐かしい、クリスマスの思い出です。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:05| 季節 | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

お豆腐屋さん

 自転車で5分ほどの所に、昔ながらのお豆腐屋さんを見つけた。
 おじさんがその場で豆腐を切って売ってくれる。

 絹と木綿一丁ずつを包みながら、
「今日は寒いねぇ」
 と声をかけてくれた。
 個人商店はこういう所がステキ。

「こちらのお店があって良かった。スーパーのお豆腐がどれも不味くて困っていたんです」
 と言うと、
「いま、豆腐屋をやる人って少ないからね。うちの子供も絶対やらないって」
 との答え。

 大変な仕事だから仕方ないのかもしれないけど、寂しいなぁ。

 ふと、
「過労サラリーマンとその妻」
 としてボロボロになるよりは、豆腐屋を始めて苦労をする方が人間らしくて良いかも……
 と考えた。

 日本の食文化の代表である豆腐を守るために!
 それより何より自分が美味い豆腐を食うために!!

 早起きが苦手じゃ無理か〜

 その夜は、湯豆腐に。
 みっしりと実の詰まった、まっとうなお豆腐の味がしました。
posted by 柳屋文芸堂 at 21:06| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

うう

 Dちゃんが仕事で無理をすればするほど、何故か私の体調が悪くなる。
 勘弁してくれ。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:51| 家族 | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

 今月のGR DIGITAL公式ブログのトラックバック企画のテーマは「光」
 気を付けていたのだけど、あんまり良いの撮れなかったなぁ。
 別の記事で出したことのある画像が中心。ううむ。

R0019389.JPG R0019457.JPG R0020031.JPG

R0020395.JPG R0020735.JPG R0020755.JPG

R0020829.JPG R0020750.JPG

R0020422.JPG R0020765.JPG

 何か、似たようなのが何枚も。
 好みが出ますね。

(トラックバック企画 光 に参加)
posted by 柳屋文芸堂 at 23:28| 写真遊び | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

パプリカのぬか漬け

R0020843.JPG

 見た目は綺麗だけど味は……
 もともと甘い野菜はぬか漬けに合わないのだなぁ、と思いました。
 それでも全部食べましたよ!

(GR DIGITAL公式ブログにトラックバック)
posted by 柳屋文芸堂 at 21:30| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2009年12月19日

クロックマン

R0020854.JPG R0020855.JPG

 Dちゃんのお母さんからクリスマスプレゼントが届きました♪
 おしゃべりな時計です。
 顔が私みたいで可愛いっ

R0020856.JPG

 斜め上から見るとこんな感じ。
 笑顔にもなるのだけど、写真機を向けたら全然笑ってくれないの。
 何故?!

R0020853.JPG

 リリエンベルグのクッキーも入ってました。
 ほんのりナッツ風味の生地が美味しい。
 洋菓子屋さんの中で一番好きです。

 毎年恒例シュトーレンもね。
「ぐふふふふ。むへへへへへ」
 と怪しい笑いが止まらない。
 いつ食べようかな〜

(GR DIGITAL公式ブログにトラックバック)
posted by 柳屋文芸堂 at 21:55| 季節 | 更新情報をチェックする

Hot&Coolビール

R0020850.JPG

 もやしもんに出て来たビールを飲んでみよう、第十四弾!
 秋田県、湖畔の杜ビールの「Hot&Coolビール」です。
 この会社は8巻の「あれ」に参加しています。

 私はもうとにかく、ヴァイツェンが好きで好きでしょうがないのですが、どこの会社のもだいたいハズレなく美味しいので、
「たまには変なビールに挑戦したいな〜」
 という気持ちになってきました。
 人間ってわがままですね。

 で、成城石井で見つけたこのビール。
 まず、「ヴァイツェン」「ペールエール」「ピルスナー」
 みたいな種類が一切書いてない。
 さらに「温めても良い」という不思議な説明が。
 うーん、何だか謎めいている。

 苦いのか甘いのかも分からず飲んでみると……
 ん?
 これは普通に、スタウト(ギネスと同じ種類)なんじゃないか?

 赤みがかった濃い茶色の水色。
 鼻を近付けると、ワインみたいな良い香り。
 口に含むと、香ばしさが広がる。
 決して顔が歪まない、上質な苦味。

 つまりまあ、
 とっても美味しい!
 全然変じゃない!!
 ちょっと残念なような……(ほんとわがままだ)

 ちなみに、今回は冷たいまま飲みました。
 温めるともっと香りが強く出るのかもしれない。

 若者のビール離れが進み、販売不振が続いているそうですね。
 当然じゃないかなぁ。
 日本の大手のビールって、美味しくないもの。
(好きな人、すみません……)
 
 味と香りの良いビールをきちんと紹介していけば、ファンは増えると思う。
 不味いと感じるビールを、周りに合わせて無理に飲む必要なんて全く無いよ。
 馬鹿馬鹿しい。

 今のところ、地ビールで大きなハズレを引いたことはないです。
 輸入ビールもね。

 クリスマス、シャンパンの代わりにヴァイツェンで乾杯!
 とか素敵だと思うの。
 あっ、今、冷蔵庫に入ってないよ。
 また買ってこなくちゃ〜
posted by 柳屋文芸堂 at 00:57| 飲み物 | 更新情報をチェックする

2009年12月18日

キラキラしないクリスマス

 クリスマスバージョンのダイアログ・イン・ザ・ダークに行って来ました。
 二回目だったのですが、案内する人やメンバーが変わると、また違う楽しさがあります。

 やっぱりこのイベントの醍醐味は、
「ダイアログ」
 ですね。一見目立つ、
「イン・ザ・ダーク」
 の方ではなくて。

 今回は、
「早く行こう」
 と急かすおじさんがいなかったので、色々のんびり味わえました。
(前回の記事はこれ

 素敵だったのは、
「奥様へのプレゼントとして、二人で参加することにした」
 というご夫婦。
 暗闇の中でもメチャクチャ仲良しでしたよ。
(ノロケ・イン・ザ・ダーク!)
 ズルい、こっちは一人参加なのに。

 イベント後は二人でディナーとのこと。
 羨ましいっ

 クリスマスバージョンの一番の特徴は、音楽の要素が強いことかな。
 ハンドベルを鳴らしたり、生演奏を聞いたり。

 案内をしてくれたのは、若くて可愛らしい女性でした。
 特に声が澄んでいてね。

 ベルの音を即座に当てたので、アッと思い、
「音楽をされているんですか?」
 と尋ねると、恥ずかしそうに、
「歌を」
 との答え。音大の三年生だそうです。 
 レッスンだけでも大変だろうに、ダイアログ・イン・ザ・ダークのスタッフもやるなんて、意欲的だな〜

 会場の中でしばらく一緒にいると、遠慮がなくなってきて、
「子供の頃からずっと見えないんですか」
 とか、障害について質問する人も出てくる。
「傷付いてしまうんじゃないか」
 と私はハラハラするのだけど、よく考えるとみんな、目の見えない人と話す機会自体ほとんど無い訳だ。
 こういう時に聞きたい事を聞いて、親しみを持てるのは良いことなのかもしれない。

 案内の女性は途中から見えなくなったそうで、色などは全て分かるらしい。
(ちなみに私の伯母もそのタイプ。服の色の組み合わせにものすごくうるさい)

 面白かったのは、生まれた時から全盲だったお友達の話。
 その人は、色付きの夢を見るというのです。
 そして、
「夢の中で見た海の色がとても綺麗だったから、青が好きなの!」
 なんてことを言う。
 彼女もその感覚は分からず、びっくりしたそうです。

「目で物を見る」
 という経験を一切持たない人の、心のなかに広がる海。
 いったいどんな色で輝いていたんだろう、と考えると、とても幻想的で、素晴らしいと思いませんか?

 ヘレン・ケラーの文章を読んでも、「視覚」と「空間の認識」の関係って実はそんなに重要じゃないのかも、と感じます。

「私が月明かりの夜、独木舟を浮かべるのが特別に好きだというならば、あなたがたは微笑されるでしょう。もちろん、私は松の木の後ろからのぼって、ひそかに天空を横切り、舟の行方に銀光の道を敷く月を見ることはできませんが、月が大空にかかっていることを知って、座席を枕に寝そべりながら手を水に浸すとき、私は通りすぎる月の女神の裳にゆらぐ光に触れるような気がするのです。」
(ヘレン・ケラー「わたしの生涯」より)

 これだけ月を美しく描ける人ってそういないですよ。
 ヘレンは一歳半の時に視力を失っているのですが。
 世界を「見る」ってどういうことなんだろう、と考えてしまいます。

 まあそんなこんなで、なごやかに、とても楽しく過ごすことが出来ました。
 このイベント、今は常設で定休日以外ならいつでも行けるのだけど、ずーっとやり続けられると決まった訳ではないらしい。
 終わっちゃったら嫌だな〜
 なかなか気軽に行ける値段ではないのですが、貴重な空間だと思うので、ささやかに応援し続けたいです。
 また違うバージョンになったら参加しようっと。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:33| 同人以外のイベント | 更新情報をチェックする

2009年12月16日

クリスマスツリー

R0020837.JPG

 出窓をクリスマスバージョンにしてみた。
 ツリーを見ているのはおなじみ(?)ジャミラと立ち上がる前のクララです。
 出窓って一見おしゃれだけど、結露がひどくて大変。
 風呂場、洗面台に次ぐ黒カビ発生源です。

(GR DIGITAL公式ブログにトラックバック)
posted by 柳屋文芸堂 at 23:24| 季節 | 更新情報をチェックする