2011年09月27日

遊園地で、ぼんやりと

 人生って、もらったチケットで入った遊園地みたいだな…… と思った。
 入場した(生まれた)からには思う存分楽しむけれども、自分でわざわざチケット買って来たい(生きたい)か?
 と考えると、うーん…… とうなってしまう。
 そんな場所。

 チケットを自分で買った人は一人もいないんだ、と思うと不思議な気がしますね。
 親はなんで子どもを遊園地に連れてくるのでしょうか。

 遊園地は楽しい場所だと信じているのかな。
 それとも子どもというアトラクションが欲しかっただけなのかな。
 まあ、うちの場合は「ついうっかり」だと思うのですが。

 遊園地の周りには暗黒が広がっている。
 何があるのか全然分からない。
 遊園地にいた方がいいのか、外に出ていった方がいいのか、判断する材料は何もない。

 閉園時間を待たずに暗黒へ帰ってしまう人もいる。
 多くの人は、
「もったいない」
 と非難するが、私は、どうだろうなぁ、と首を傾げる。

 閉園時間は人によって違う。
 すぐかもしれないし、ずっと先かもしれない。
 考えてもあまり意味はない。

 とりあえず、日が暮れる前になるべく沢山遊んでおかないと。
 気に入っているアトラクションがいくつかあるのだ。
 Dちゃんとか。
 文章書きとか。

 私は何度も列に並ぶ。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:58| 自分 | 更新情報をチェックする

2011年09月26日

伯母(小)の思い出

 死んでしまった人の体は、もうこの世界に無い。
 でも、思い出はいつまでも残しておくことが出来る。
 油断していると忘れてしまいそうな、たわいない話を記録しておく。

 伯母(小)はスーパーで買い物するのが大好きだった。
 しかし最後の1年半は体力が無くなって自分では行けなくなり、仕方なく人に頼むことに。
「何でもいいよ」
 と言いながら、注文がとんでもなく多い。

「のり子、良い豚肉の見分け方は分かるか」
「さあ……」
「赤い部分の多い肉が良い肉なんだよ」
「あー 脂が少ないのね」
「そんな肉はどこにも売ってないんだよ……」
「じゃあどうすればいいの!」

 きっと私や母が買ってきた肉を見て、自分で選べないのを歯がゆく感じていたんだろうな。
 伯母(小)は売り場の全てのパックをチェックしますからね。
 さらに買い物が済んだ後もう一度売り場に戻って、自分の買ったものが最上だったか再確認しますからね。

 あまりにも買い物に時間がかかるので、付き添う母は、
「もうやめてー!!」
 と音を上げることがたびたびでした。

 こういう小さな思い出を忘れてしまうのは、宝石を捨てるようなものだ。
 誰も欲しがらないかもしれない、私だけの宝石。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:25| 思い出 | 更新情報をチェックする

2011年09月25日

シカクいアタマをマルくする。

 電車で見つけた日能研の広告の問題が面白かったので、一生懸命解いてみた(→これ

 実際は長文なんだけど、簡単にまとめちゃえば、
「核廃絶には賛成しているのに、核軍縮のための条約に反対する国があるのは何故か?」
 というもの。
「20字程度で答えなさい」

 あー うー(と指を折って数え始める)
「アメリカのように核開発の経験を多く持つ国は……」
 ってもう20字超えちゃったよ!!
「核兵器による攻撃を受けたい国などどこにも無いが……」
 って全然ダメ。

 家に帰って日能研のサイトで答えを見てみると、
 
「すでに核兵器を持っている国が有利になるから」

 な、なんてシンプル!!
 Dちゃんにも聞いてみたら、正解に近い答えをすぐ出したので驚いた。

「漫才だと思えばいいんだよ。試験問題は『ボケ』で、答えは『ツッコミ』
 『ツッコミ』がダラダラしゃべっていたらおかしいでしょ」

 なるほど。
 そういう受験勉強のコツを34歳になってから教えてもらっても、手遅れです。

 20字という制限はともかく、この問題は大人にこそ考えてもらいたい。
 子どもが絶望しない世界を、作っていかないとね……
posted by 柳屋文芸堂 at 23:06| 勉強 | 更新情報をチェックする

神保町の古書店街

 今日は神保町の学士会館に入っている「二色」というレストランで、食事会をしてきました。
 お魚が美味しかった…… けど今日書きたいのはその話ではなくて、その後に行った古書店街の話。

 せっかくこれだけ古本屋さんがあるのだから、普通の本屋さんでは買えない本を見つけようぜっ! と、

 残雪「カッコウが鳴くあの一瞬」
 ジョージ・オーウェル「カタロニア讃歌」

 を探してまわりました。
 両方とも絶版本です。
 
 古書店街の真ん中あたりにある「本と街の案内所」で相談してみると、置いてありそうなお店をいくつか教えてくれました。
 便利ですね。

 しかしどの店に行っても、
「あ〜 それ売れちゃって……」
 という答え。
 どちらも欲しがっている人が多いのかもしれない。

 中国図書が専門の「内山書店」が面白かった。
 中国語の翻訳がついた日本の漫画なども売っていて、なんと中国版「テルマエ・ロマエ」が!!
 早〜い。

 「カッコウ……」が無いことを確認した後で、
「残雪大好きなんです〜 なんでもっと本を出してくれないんでしょう……」
 と店の人に言ったら、
「難しいそうじゃないですか」
「うーん、そうですねぇ、ちょっと変わってますよね」

 万人受けは絶対しないが、好きな人は熱烈に好き、というタイプの作家。
 「カッコウ……」の代わりに、残雪の回想録が載っている「中国現代文学」という翻訳誌を購入しました。
 読むの楽しみ♪

 あとは澤口書店でDちゃんがオーウェルの「パリ・ロンドン放浪記」を見つけてくれた!
 これも絶版本。
 好みの分かれる残雪はともかく、オーウェルはちゃんと全集を出して欲しいよ。
 あれだけ色んな作品に影響を与えたんだからさ〜

 なーんてブツクサ言いつつ、アキバヨドバシの有隣堂にまで寄って、たっぷり本を抱えて帰宅。
 積ん読本をこんなに増やしてどうするの〜

 いや、読んでいるんですよ。
 でも、読み終わる本より買ってしまう本の方が多いから、少しずつ積み上がってゆく。

 本には絶対引力があるんだ。
 だからフラフラ古本屋や本屋に入っちゃうんだ〜
 画面の前でぶんぶんうなずいている人がきっといるに違いない。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:07| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

2011年09月23日

テルマエ・ロマエ

 テルマエ・ロマエの2、3巻、読了!

 1巻を読んだ時に、
「風呂だけでどうやって続けていくのだろう……?」
 と不安になりましたが、けっこうあるんですねー 風呂ネタ。
 日本の風呂&温泉文化の豊かさを再認識しました。

 古代ローマ人と現代ロシア人が風呂場で戦う話があり、武器となる掃除用ブラシの持ち方一つでそれぞれの背後にある文化を表現するのがすごいなー と思った。
 もちろん爆笑しましたよ。

 風呂&温泉好きな人、古代ローマ好きな人、ギャグ漫画が好きな人、あとお爺さんが好きな人(何故か大量に出てくる)はぜひ読んでみてください。
posted by 柳屋文芸堂 at 10:16| 読書 | 更新情報をチェックする

2011年09月21日

台風の右側に注意

 天気予報の森田さんが言っていましたが、台風は中心の右側が特に荒れるそうです。
 確かにこの間のは四国・中国地方を横断して、右側の紀伊半島にひどい被害が出た。
 予想進路図を見ていると、一番左寄りの進路を取っても、右寄りの進路を取っても、つまりはどう転んでも、千葉県は右側になっちゃうよ!!

 午前中に買い物を済ませて、午後は家でじっとしてようっと。
 Dちゃん、無事帰って来られるかしら。

 みなさまも台風情報に注意しながらお過ごしくださいませ。

 一つ、楽しみなことがあるとすれば、台風の目に入れるかもしれないこと。
 雨と風がやんで急に静かになり、ハッとして上を向くと、この世のものとは思えない澄みきった空が……
 なーんて、本当にそんなドラマチックな展開になるのか確認したいです。
posted by 柳屋文芸堂 at 09:23| 自然 | 更新情報をチェックする

2011年09月20日

眼高手低

 上達するためには自分の下手さに耐えなければいけない。
 写真も、楽器も、文章も。
 プライドが高い人にはつらい作業だろうな、と思う。

 私はもう慣れてしまった。
 いや、下手さに慣れちゃいけないんだけど。

 子どもの頃は自分を天才だと思っていた。
 自分の能力しか知らなかったから。

 幸せな時間だった。
 でも、その後でちゃんと挫折出来たのも、幸運だった。

 これからも優れた作品をたくさん見るだろう。
 そのたびに、
「どうして私には出来ないのか!」
 と叫ぶだろう。

 下を向いて、ため息をついて、でもぐっと顔を上げて。 
 懲りない自分に苦笑しながら、一歩一歩進んでゆく。

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posted by 柳屋文芸堂 at 23:24| 自分 | 更新情報をチェックする

レンコンのはさみ揚げ

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 今日はDちゃんと一緒にレンコンのはさみ揚げを作りました。
 のんびり二人で料理が出来る休日。
 幸せですね。
 二週間前は連日徹夜だったことを考えると夢のよう。

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posted by 柳屋文芸堂 at 00:06| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2011年09月18日

ポエケット御礼

 今日は久々のポエケットでした(去年は参加しなかったので)
 隣の隣が松岡宮さんで、その隣が神無遼さんという幸せ配置。
 自分のスペースを離れて二人の方にしゃべりに行ってばかりいました。

 そんないい加減な売り子っぷりながら、預かった烏耶未代乃さんの本を全て頒布出来たので満足。
 自分の本より、好きな本の方が薦めやすいよね。
 手放しで褒めちぎれるから、かえってやりやすい。

「私も烏耶さんの詩が好きなんです!」
 という人も来てくれて、
「力のある言葉は人と人をつなげてくれるんだなぁ」
 とじんわり感動しました。

 お隣りのサークルが早めに帰られたので、終盤は松岡宮さんの隣に勝手に移動。
 松岡さんがね〜 もうね〜 可愛くてね〜
 私は松岡宮さんの大ファンで、誰にも真似出来ない言葉の感覚に、うへーっと精神的に平伏しているのです。
 心の底から尊敬しているのです。
 それなのに。

 今日はついつい、ツッコミまくり、余計なこと言いまくり。
 とても繊細な方なので、傷つけてしまったのではと心配しています。
 粗雑なんだ、私……

 遼さんといっぱい話せたのも嬉しかった。
 お互いブログで近況を確認し合っているものの、実際に会えるのは年に1回くらい(前回は、去年の3月)
 次はこんなに時間を置かずに会えるといいですね。

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 これは遼さんと一緒に行ったレストラン「桜茶寮(江戸東京博物館7階)」の玄米うどん。
 こんな色のうどん初めて食べたよ。
 きゅっと歯ごたえがあって美味しかった。

 ポストカードを見てもらったり、本を買ってもらったり。
 今日出来た小さなご縁が、次のご縁につながりますように。

 次回のイベント参加は11月3日の文学フリマです。
 みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね〜

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posted by 柳屋文芸堂 at 22:59| 同人活動 | 更新情報をチェックする

2011年09月17日

明日は……

第15回TOKYOポエケット
 2011年9月18日(日)
 AM10:30〜PM5:00
 両国江戸東京博物館1階学習室1,2
 入場無料

 大阪の詩人、烏耶未代乃さんの詩集を頒布します。
 地べたにしっかり足をつけて飛翔する、食べ応えのある言葉をお楽しみください。
 早く来ないと無くなっちゃうよ!
 
 サークル名も「烏耶未代乃+柳屋文芸堂」になります。
 柳屋文芸堂の新刊はありません。
 販売物一覧
 
 ぜひ遊びに来てください♪

☆GR DIGITAL&GR1sで撮影した無料ポストカードがあります。
 気軽に持っていってください。

☆また大荷物で行く予定です。
 持ち帰ることが出来ないので、差し入れはご遠慮ください。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:45| 同人活動 | 更新情報をチェックする