2011年10月12日

アガサ・クリスティー「ゴルフ場殺人事件」

 生まれて初めてアガサ・クリスティーの作品を読みましたー♪
 思いのほか恋愛要素が強くてびっくり。
 もっとクールなのかと勝手に想像していたので。

 なんだかとっても女性的。
 女性週刊誌的、というか。
 そういう世界に疎いので、かえって新鮮でした。

 一番印象に残ったのは、この場面。

 次の瞬間、ポアロはわたしに頬ずりをしていた。
「お見事。よくやったね。自分ひとりの力で。素晴らしい。さあ、推理を続けてくれたまえ」


 ヨーロッパの名探偵は情熱的だなぁ!

私「金田一(耕助)が頬ずりしたらどうするよ」
D「きっとみんな、洗うね」

 金田一ファンから抗議メールが来たらどうしよう……

 あともう一つ、

「日本の力士の問題でちょっと力を貸してやったことがあるんだよ」
 
 日本の力士、何しました?!
 ストーリーには全く関係ない会話なのですが、気になりました。

 Dちゃんによると、クリスティーの本には翻訳のひどいものもあるそうですが、これは新訳だったせいかさっぱりした文章で読みやすかったです。
 ああ、でもそのせいで、ねちねちした日本の探偵小説が恋しくなった。

 積ん読本の中に横溝正史は無いなぁ……
 明智小五郎で我慢するか(怪人二十面相が積んである)
 ……明智ファンから抗議メールが来たらどうしよう。
 金田一の方が可愛くて好きです。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:36| 読書 | 更新情報をチェックする

小出裕章「原発のウソ」

 原発が危険なだけでなく、無駄で無益な施設であることがよく分かる本です。
 建設費の高い原発を持つことで、儲けを増やせる仕組みとか、本当にバカバカしい。
 どうしても必要だった訳じゃないのに、こんなに汚染されちゃったんだよ?

 放射性物質とともに気になったのが「原発が海の温度を上げている」という話。

「1秒間に70トンの海水を引き込んで、その温度を7℃上げ、また海に戻しています」
「日本には現在54基の原子力発電所がありますが、それらから流れてくる7度温かい水がどれくらいあるかというと、約1000億トンです」
※1年あたり

 これ、二酸化炭素なんかよりよっぽど直接的に日本を温めてませんか?
 猛暑を作り出してクーラー使いまくってさらに電力が必要になって……
 ってアホらしいっ
 
 日本って、いらないものが多過ぎる。
 国をあげて断捨離でもしたらどうか。

「ほとんどの日本人は「原発を廃止すれば電力不足になる」と思い込んでいます」
「原子力利用に反対すると、「それなら電気をつかうな」と怒られたりします。これらは根本的な誤解から生じています」
「原子力を止めたとしても、火力発電所の3割をまだ止めておけるほどの余力があるのです」


 これから日本は人口がどんどん減少していくのだし、家電だって省エネ化が進んでいるし、原発の廃止は難しいことじゃないと思うんだよね。
「原発はイヤだけど、電気が無いのは困るし……」
 と反対していいのか迷っている人は、ぜひ読んでみてください。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:01| 読書 | 更新情報をチェックする

2011年10月10日

どうぶつしょうぎ

「夕ごはんの後に、のりとゲームがしたい!」
 とDちゃんはよく誘ってくる。
 しかし残念ながら、私はそれほどテレビゲームが好きじゃない。

 将棋のようなボードゲームならやってもいいかな……
 と思うのだけど、あれは一局終わらせるのに時間がかかる。
 何か手軽な遊びってないかしら。

 と思っていたところ、本屋さんで「どうぶつしょうぎ」を見つけた。
 3×4マスだけの小さな将棋。
 単純過ぎてつまらないかな〜? なーんて心配は無用でした。

 将棋の、駒と駒がにらみ合う時の楽しさ。
 マスが少ないから、それをすぐ味わえるのです。
 一局の時間も10分くらいで済む。
 これこそ私の求めていたゲーム!

「普通の将棋はさ〜 『ほ』がなかなか向こう側にたどり着かないもんね!」
「『ふ(歩)』ね……」

 調べてみると、ずいぶん前から話題になっていたようですね。
「今さら『どうぶつしょうぎ』かよ!」
 と画面の前でつっこんでいる人も多いに違いない。
 全然知らなかったんだものー

 私はこういうゲームって全然得意じゃないので、ずーっと負けっぱなし。
 勝負より、ひよこをひっくり返してにわとりにする(=歩を金にする)ことに夢中になったりね。
「せっかくにわとりになったのに! 取っちゃダメ〜 もっとにわとりが見たい〜!!」
 とにかく絵柄が可愛くって。

 Dちゃんは、
「たまにはこういうことに頭を使って、ボケを防止しなければいかんのう」
 と孫の相手をするおじいちゃんになってます。

 小さな子どものいる人は、ぜひどうぞ。
 小学校2〜4年生くらいが一番楽しめるかな。
 大人どうしでやっても十分満足出来ますよ〜
posted by 柳屋文芸堂 at 22:47| ゲーム・おもちゃ | 更新情報をチェックする

川越

 今日は川越の古い町並みのある所に行ったのですが、ものすごい人出だったのでご飯だけ食べてすぐに引き上げました。
 あんなに混むのか…… 知らなかった。
 平日に出直しだっ
posted by 柳屋文芸堂 at 01:53| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

2011年10月09日

旧安田邸

 今日は東京観光写真倶楽部の撮影会で根津のあたりをまわり、憧れの旧安田邸にも行って来ました。
 自由に見られるのかと思ったら、案内の人がずっと付くのね。
 色々説明が聞けるのはありがたいけど、写真を撮るにはちょっと不自由な感じ。
 まあ、家全体が骨董品みたいなものだから、貴重な上に危険なところもあるし、勝手にされたら困るんだろうな。

 特に洋間がステキでした。
 あとガラス! 100年近く前に作られたものだから、今と違って不均質で、向こう側が少し歪んで見える。
 古風な調度品と、ガラス越しのゆらゆらした風景が重なると、とてもロマンチックなのです。

「今ここでコケて、ガラスに腕をついてパリーンと割っちゃったらどうしよう……」
 なんて考えてムダに緊張したり。
 振り向いた時に首から下げている写真機をハンマー投げっぽくぶつけたりね。
 何も壊さずに出られてホッとしました。

 そうそう、写真は全部フィルムカメラ(GR1s)で撮ったのでアップ出来ません。
 同時にデジカメで…… ってけっこう難しい。
 すみません。

 受付の人が私の原発反対の短冊を見つけて、
「こういうやり方もあるのね〜」
 と言ってくれたのが嬉しかった。

 私の後輩ヤスノリはこの安田邸で演奏会をしたことがあって、名前を言ったらすぐ分かりました。
 妙に誇らしく思ったり。

 現在、谷根千(谷中・根津・千駄木周辺地区)では芸工展が開催されています。
 ポスターがあちこちに貼ってありました。
 時間がなくて展示は見られなかった。
 残念。

 この芸工展の最終日に、ヤスノリが演奏会をします。

Concerto Concerto Sotto l'Albero
木陰の音楽会

日時: 2011年10月23日(土)
16:30・・・開場
 17:00・・・開演 

場所:スタジオ・ブリックワン

入場料:無料(投げ銭制)、全席自由 *予約整理券あり

プログラム:イギリスのマドリガル

・John Wilbye: Adieu, sweet Amarillis
・Thomas Tomkins: Oyez! Has any found a lad?
・Orlando Gibbons: The silver swan
・John Dowland: Flow my tears
 ほか

今回は、400年前、エリザベス朝時代のイギリスの流行歌を、
無伴奏、また古楽器リュートの音色に乗せてお送りします。



 詳細はこちら 
 
 私は時期的に行かれるか分からないのですが、興味のある方はぜひ。
 美しい歌声で、疲れが取れます(本当です)
posted by 柳屋文芸堂 at 01:00| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

2011年10月07日

九井諒子「竜の学校は山の上」

 Dちゃんが見つけてきた漫画です。
 九井諒子さんのことは全く知らなかったのですが、コミティアにも参加されているそうですね。
 同じ会場にいたのか〜

 それぞれ独立している短編が九つ。
 ファンタジー世界の住人であるはずの竜や勇者が、現実にしっかり馴染んでいる様が描かれます。
 独得のリアルさが面白い。

 馬人(ケンタウロス)と猿人(普通の人間)が一緒に暮らしている世界とか。
 労働意欲の高い馬人のせいで猿人の就職率が下がってしまい、それが社会問題化している。
 対立する馬人と猿人。
 一方で、仲良く暮らす馬人と猿人のカップルもいたりして……(ケンタウロス嫁日記!)
 
 どの話も、可愛らしく、美しく、切ない。
 特にキューンとするのが「進学天使」(←ネットでも読めます)
 学生時代の、毎日苦しくって苦しくって甘ったるくて仕方ない、あの濃密な感覚。
 天使になったことのある人は誰もいないはずなのに、この話に共感する人はすごく多いんじゃないかな。

 これが初めての作品集らしいので、次の本が今から楽しみです。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:45| 読書 | 更新情報をチェックする

ジョブズ

 スティーブ・ジョブズが亡くなってしまいましたね。
 アップル製品を一つも持っていない私ですが、何だか悲しくて泣きそうになったよ。

 今、電気屋に行くと、
「ジョブズの作品」
 と、
「ジョブズの作品の劣化コピー」
 が大量に置いてある。

 私はそういう光景を見るたびに、ジョブズの偉大さに恐れ入り、同時に、
「こんなことでいいのかよ!」
 と腹を立てた。

 誰もがジョブズのようになれるわけがない。
 でもだからといって真似ばかりしていたら、創造力がどんどん弱ってしまう。
 真似すべきなのは彼の作品ではなく、彼の生き方、姿勢なのではないか。

 オリジナル、であるということ。
 そうなるのがどれだけ大変なのか、よーく分かるけどさ。
 恐れずに挑戦すべきだと思うんだ。

 私たちはまだ、生きているのだから。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:04| 社会 | 更新情報をチェックする

2011年10月05日

体調イマイチ

 気温が下がってから、体調がイマイチです。
 体がダルくて、特に午前中がひどい。
 寝不足な訳でもないのに眠くて、横になることばかり考えている。
 低血圧かなぁ……

 私は昔、完全な「朝型人間」だったのに、Dちゃんと結婚してからすっかり「夜型人間」になってしまいました。
 生活習慣でいくらでも変わるものなんですね。
 朝より夜の方が元気なんて、信じられない。

 Dちゃんは今のところ忙しくないので、朝型に戻したいな。
 夜ボーッとしているのは構わないけど、朝ボーッとしてるのって精神的に耐えられないわ。
「家事やらなきゃ、家事やらなきゃ…… グー……」
 ってのがイヤ〜
posted by 柳屋文芸堂 at 21:54| 健康・美容 | 更新情報をチェックする

2011年10月01日

香川旅行記

 作品倉庫に香川旅行記をアップしました。
 こちらからどうぞ。
 書き終えるまでに5ヶ月もかかったよ……
posted by 柳屋文芸堂 at 13:49| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする