2011年12月31日

我が家の松前漬け

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【作り方】
1、耐熱ガラスの入れ物に、千切りにした昆布・するめ・にんじんを入れる。
(昆布とするめは松前漬け用に切られたものが売っている。にんじんは自分で切る)
2、醤油:日本酒:水=1:2:3の割合で、昆布・するめ・にんじんがひたひたに浸るくらいの液を作り、鍋で加熱する。
3、2の液が沸騰してブクブクしたら、耐熱ガラスの入れ物にジャッと勢いよく注ぐ。
4、お皿をフタにして冷ます。
5、ぬるくなったらフタをラップに替えて、冷蔵庫へ。

 世間一般の松前漬けには数の子が入っている、ということを、大人になってから知りました。
 あと、味付けが甘いのにも驚いた。
 それはそれで美味しいのだけど、どうしても子どもの頃から食べている味が食べたくて、結婚後、母に電話して作り方を聞いた。
 そう、この料理は珍しく「おふくろの味」なのです。

 私の家では伯母(小)がほとんど全ての料理を作っていた。
 しかし松前漬けだけは何故か、毎年正月が近づくと、母が勝手に漬けていた。
 たぶん自分が食べたかったんだろうな。

 母の説明通りにやったら何故か硬くてしょっぱかったので、自分なりに少し変更を加えています。
 何日か漬けることを前提にしていたのかな。
 私はピクルスの作り方を参考にしました。
 加熱するため、作ってすぐに食べられます。

 お酒の味が強いところが、母っぽくて気に入っている。

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posted by 柳屋文芸堂 at 11:22| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

今年のまとめ

 明日は雑煮の準備で書き込めないかもしれないので、今日のうちに今年のまとめを。
 みなさん同じ思いでしょうが、無茶苦茶でしたねぇ。

 テーブルの脚をつかんで揺れが治まるのを待っていたあの日
 まさかその後原発事故が起こるなんて
 さらに自分の住んでいる地区が特別ひどく汚染されるなんて
 その結果自分が引っ越すことになるなんて
 全っ然、予想出来なかった。

 一番怖かったのは、水道水のセシウムが基準値を超えた時。
「乳幼児に飲ませないように」
 という放送が市内に流れた。
 そんなこと言われても、スーパーのミネラルウォーターは売り切れている。
 子どものいる人たちはどうしているんだろう…… と思っていると、乳幼児のいる家庭にだけ市役所が水を配布するという。

 ホッとした、のもつかの間。
 基準値の方がガッと引き上げられて、水道水は「安全」ということになった。
 市役所の水の配布も即座に終了。
 あの…… セシウムの量は変わってないんですけど?

 ジョージ・オーウェル「1984年」の世界がまさにここに……!!
 体制側は、本当に危険か安全かなんてどうでもいいのね。
 現状に合わせて簡単に基準を変えてしまうのだ。
 食品添加物や農薬や排気ガスの基準値だって、どれだけ信頼出来るのか知れたもんじゃない。

 「今を全力で楽しむ」以外に、何の対策もないんだわ。
 と悟った。

 7月に伯母(小)を亡くして、いよいよ諸行無常を感じ、その時読んだ、
「おくのほそ道」
 が沁みること沁みること。

 今年私の心を支えてくれたのは、困難な時代を生きたオーウェルと、無常に美を見出した芭蕉でした。
 どちらも世界の残酷さを冷徹に見つめているのに、決してネガティブではない。

 震災後開き直って、鳥取に行ったり、香川に行ったり、写真教室に通ったり、三味線の発表会に出たり、即売会で本を売ったり、楽しく過ごせたのが良かったです。
 伯母(小)のことや引っ越しで忙しかった割に、色々出来たかな、と。
 文章書きがちょっと不満。
 今年書き終えた小説、一つもないもの。

 来年はもう少し小説に力を注ぎたいですね。
 目指せ「脱・下手の横好き」!!

 あ、書いているうちに大晦日になってしまった。
 ちょうどいいや〜
posted by 柳屋文芸堂 at 00:18| 季節 | 更新情報をチェックする

2011年12月29日

イベントページ更新

 イベントページを更新しました。
 2月のコミティア、お祭り要素の強いXの方に参加しますよ〜
 「花泥棒展」という小さな写真展もやります。
 ぜひ遊びに来てください♪
posted by 柳屋文芸堂 at 20:02| 更新のお知らせ | 更新情報をチェックする

愛国心

 今年は妙に日本人の愛国心が盛り上がった気がします。
 私は日本社会があまり好きではないので(35年住んでいるけどいまだに馴染めない)正直言って息苦しかった。
 何でこんなことになっちゃったんだろう……
 と思っていたら、米原万里さんの文章を読んでハッとした。
 彼女が通っていた、プラハのソビエト学校の話です。

 大きな国より小さな国、強い国より弱い国から来た子どもの方が、母国を想う情熱が激しいことに気付いた。
(中略)
 これは、都会生まれの都会育ちの人間が、自分には故郷が無いと感じているのに対して、地方の小さな村の出身者が絶えず胸中に懐かしい故郷の風景を抱いているのに通じる。
(中略)
 愛国心をかき立てるもう一つの要素がある。それは、故国が不幸であればあるほど、望郷の想いは強くなるらしい、ということだった。
(「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」より)


 なるほど。最近の愛国ムードは、日本が弱っている証拠なのね。
 借金まみれのところに地震が来て、津波が来て、原発事故が起き、ズタボロになった日本。
 そんな状態なのに、いやそんな状態だからこそ、日本人は日本を意識する。

 意識したからには、良いところも悪いところも冷静に見て欲しいな、と思う。
 排他的な愛国心にならないよう、細心の注意を払わなければ。
 他の国を馬鹿にしたって、自国の価値が上がる訳じゃない(むしろ下がるよ)

 この機会に、この国がもう少し住みやすくなりますように。
 人間を大切にする場所になりますように。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:38| 社会 | 更新情報をチェックする

2011年12月27日

恋愛で一番大切なこと

 三浦しをんの「仏果を得ず」という小説を読んでいます。
 まだ途中なのだけど、気に入った場面があったので引用してみる。

「恋愛で男が要求される、一番大切なことは?」
「……優しさですかね」
「馬鹿か、きみは」
(中略)
「色気だよ」
「えー」
「はっきり言えば、セックスのうまさだ」
「ええー」
 健は座席でのけぞった。「そんな単純で即物的なことじゃないような……」
「セックスは単純でも即物的でもない」
 兎一郎はやけにきっぱり言いきった。「たいていの女は、男の仕草や言葉から、そこを透かし見ている」


 この「透かし見ている」というのが真理だなーと。
 誰だってセックスの内容を予想しながら恋に落ちたりしない(よね?)
 しかしその人の容姿や言動から、
「セックス中にどれだけ興奮出来るか」
 を無意識かつ間接的に計算しているのだ。
 性的なことを何も知らない子どもの頃から。

 小学生の頃、運動神経の良い男子が何故モテるのか全然分からなかったんだけど、そういうことだったのか〜
 35歳になってようやく納得したよ。
 そんな判断力が本能に刻み込まれているなんて、すごいですね。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:25| 読書 | 更新情報をチェックする

2011年12月26日

柳宗理

 工業デザイナーの柳宗理さんが亡くなったそうですね。
 というか、生きていたんだ。
 歴史上の人物みたいに思っていたよ(それはお父さんのイメージか)

 柳宗理さんのやかんを長年愛用しています(これ
 見た目は地味だけど、注ぐ時に本体部分が安定していて使いやすい。
 
 ザルも柳宗理のにしたいのだが(これ)、結婚した時にそろえたものが全然壊れないので買えない。
 最初からこっちを選んでいれば……

 調理器具は長く使うものなので、多少高くても柳宗理を候補に入れておいた方が良い。
 店頭で触ってみると、
「よく考えて作ってあるなぁ」
 と必ず感心します。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:50| 服・雑貨など | 更新情報をチェックする

2011年12月25日

冴えない誕生日

 数日前から軽い風邪に悩まされている。
 悪化しないのはありがたいけど、完治もしない。
 のどの痛みから始まって、現在は鼻水が大変。
 まるで花粉症のよう。

 冴えない誕生日&クリスマスだなー
 とりあえず35歳になりました。

 おばさんになってゆくことはそれほどショックじゃない。
 昔から年寄り臭いと言われ続けていたし。
 ただ、文章書きが順調に進んでないのが不本意。

 若いころの予想では、長編小説をバリバリ書いているはずだったんだが。
 細切れの時間ばかりで、なかなか大きな世界に入り込めない。
 iPhoneでiText Pad(テキストエディタ)を使えるようにしたし、もう少し頑張りたいところ。

 35年前、私は酔っ払った産科医に取り上げられました(本当です)
 その日は病院の忘年会だったそうで、
「まだ産まれない?」
「はい、たぶん」
「じゃあちょっと行ってくる」
 とお医者さんは陣痛の来ている母を置いて出て行ってしまった。
 で、しばらくして赤い顔して戻って来たと。

 母は40歳で初産だったんですが。
 なんか、のんきですね。
 まあ無事で何より。
 わざわざ忘年会の日に生まれてすみません。

 クリスマスに忘年会、というのも昔っぽいですね。今は、
「クリスマスは家族、もしくは恋人と過ごす」
 という習慣が定着しているから、
「25日に職場の忘年会」
 なんて言ったら顰蹙買うと思う。

 みなさまはどんなクリスマスを過ごしているのでしょうか。
 私は、
「Dちゃんとくっつけないー!!(←風邪伝染しちゃうから)」
 とぶーたれながら寝ます。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:47| 自分 | 更新情報をチェックする

2011年12月24日

壬生菜チャーハン

1、豚肉の薄切りを炒める。
2、銀座若菜の壬生菜の漬物(刻み壬生菜)、ごはん、白ごまを加え、混ぜながら炒める。
3、全てが均等に混ざる少し前に、ごま油をさっと回しかける。
4、全体がパラッとしたら完成。

 この壬生菜の漬物、しょうがが利いていてチャーハンの具にぴったりでした。
 ほとんど自分のためのメモですね。
 簡単なのに、手抜き料理とは感じない味。
 忙しい時にまたやろう。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:02| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2011年12月23日

今年のプレゼント

 誕生日&クリスマスプレゼントとして、Dちゃんが私のiPhoneに「広辞苑」と「角川類語新辞典」を入れてくれました〜♪
 文章書きを頑張るために買ってもらったのですが、広辞苑が面白くって文章書くどころじゃない。
 鳥の声や民謡が聞けたりするし。
 写真もいっぱい入っているし。
 あ〜 楽しい♪

 ワープロソフトも何か欲しいのだけど、どれが自分に合うのかよく分からない。
 とりあえず最初から入っている「メモ」というのを使っている。
 
 あ、iPhoneは「ソフト」と言わずに「アプリ」って言うんだよね。
 お店のお兄さんに、
「こういうソフトが」
「アプリですね?」
 と何度も訂正された。
 なんだか年取った気分だわ。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:52| パソコン・電子機器 | 更新情報をチェックする

よしながふみ「きのう何食べた?」

 ゲイカップルの日常と食事を描いた人気漫画。
 ストーリーは面白いのだけど、肝心の料理の部分が私の趣味と合わない。
 うーん、何だろうこの違和感。……という話をDちゃんにしたら、
「さっぱりした料理ばかりなの?」
 そうか、そうかも。
 煮びたしとかからし和えとか煮物とか。
 もっとコリアンダーとかナンプラーとか使ってくれないと食べられない。

 2巻まで買ってみたけど、この後どうしようかなー
posted by 柳屋文芸堂 at 00:25| 読書 | 更新情報をチェックする