2011年12月21日

点字の絵本

 全盲の伯母(大)に点字の絵本をプレゼントしたら、
「珍しいねぇ〜」
 と言って喜んでくれました。

 点字の本ってなかなか売ってないんです。
 ダイアログ・イン・ザ・ダークの アテンドスタッフの方にも尋ねてみたのですが、
「図書館で借ります」
 との答え。
 確かに伯母(大)と一緒に住んでいた頃には、地元の図書館で点字版の「火垂るの墓」を取り寄せてもらったりした。
 しかし別々に住んでいると、借りて、返して、というのがなかなか面倒臭い。

 あちこち覗いたけど、普通の本屋にはまず売ってない。
 困った時のAmazon、と「点字」で検索してみると。
 おおー 点字の絵本があったー!!
 しかもそんなに高くない!

ユニバーサルデザイン絵本【ももたろう】

 伯母(大)は認知症が進んでしまって、最近あったことは全部忘れてしまう。
 でも点字はちゃんと覚えていて、しっかり読みあげてくれました。

 点字本の種類が増えるといいなぁ。
 点字も打てるテプラ(これ)を買って自分で作るか。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:16| 家族 | 更新情報をチェックする

宗像奈緒美写真展「ふくしま」

 写真教室で一緒だった、宗像奈緒美さんの写真展に行って来ました。

 彼女が福島出身だと聞いた時には、本当にびっくりした。
 震災直後だったから。
 この写真展のテーマは「ふくしま」だけど、「原発反対」とか「がんばろう日本」みたいな思想からは最も遠い。
 美しいものをしっかり見つめて、パシャッと撮る。
 論争抜きの、純粋な福島がそこにある。

 一番素晴らしかったのは、おばあちゃんの写真。
 長い年月を生きてきた人だけが持つ、骨董品のような存在感が、完璧な形で写っている。
 ああ、伯母(小)にもこういう魅力があったのに、私には撮れなかった。
 自分の力不足が悔しい。

 小さな写真展ですが、なかなか素敵なので、八丁堀周辺に行く機会がある人はぜひどうぞ。
 12/23までです。
 情報はこちら
posted by 柳屋文芸堂 at 00:51| 美術 | 更新情報をチェックする

2011年12月20日

iPhone

 ようやくiPhoneを買いました。
 これで私もスマホユーザー!

 ……いや、実は違うんだ。
 もう5年も前からスマホのはしりであるW-ZERO3[es]を使っていたのです。
 でも、あんまり良い後継機が出なくて、結局iPhoneに乗り換え。

 先走ってベータのビデオを買った人みたいになってしまった。
 良かったんだけどね〜 W-ZERO3[es]

 まだiPhone独特の操作に慣れていませんが、これで文章をいっぱい書けるようになるといいな。
posted by 柳屋文芸堂 at 13:38| パソコン・電子機器 | 更新情報をチェックする

2011年12月18日

野原の赤ん坊

 野原には、誰の子どもでもない赤ん坊が沢山いる。
 私はそのうちの一人を抱きかかえ、街を歩いた。
 あたたかくやわらかく、特におしりがふんわりしている。
 とても可愛い。

 私が感極まって泣いていると、不妊症なのかと勘違いしたFさんが、
「今は色んな治療法があるらしいし……」
 と慰めてくれる。
「私、子どもを作ったことがないんです」
「え?」
「いつも避妊しているんです。学生みたいに真面目に」

 Fさんが怪訝そうにこちらを見るので、
「こんな国で子どもなんて育てられませんよ。前から思ってましたけど、原発事故でいよいよそう確信しました」
「ああ、それなら分かる!」
 Fさんも日本に愛想を尽かして、今は外国に住んでいるのだ。
「可愛いからこそ、こんな世界に生み出さなくて本当に良かった」

 赤ん坊を野原に返さなければいけないが、遠くまで来てしまったので地元の人にお願いすることにした。
「すみません、犬や猫みたいに連れてきちゃって」
 若い夫婦は気のいい店員のように微笑んで、赤ん坊を受け取った。
posted by 柳屋文芸堂 at 21:51| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

テルマエ・ロマエ IV

 テルマエ・ロマエ最新刊、発売日に買いました!
 やっぱり面白い〜!
 ふざけて笑わせるのではなく、真面目過ぎて笑っちゃう、というのが良い。
 長期連載らしい展開になってきて、続きが気になる。

 ヤマザキマリさんの絵って派手じゃないけど、大切なポイントは絶対外さない。
 古代ローマ男性の肉体美、とか、
 日本女性のしとやかな色香(後れ毛+上目遣い!!)とか、
 おじいさん・おばあさんが活き活き働く様子とか。
 上手いんだ、すごーく。

 そうそう、今回はこんなおまけが付いていました。
 
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 古代ローマの魔除けのお守り「ティンティナブラム」です。
 私は信仰心があまり無いのですが、男根信仰は大好き!!
 目をギラギラさせちゃうわ。ふふふ。
 ちんちんぶらん……いや、ティンティナブラムもさっそく自宅の鍵に付けました。
 無病息災、五穀豊穣〜!
posted by 柳屋文芸堂 at 01:01| 読書 | 更新情報をチェックする

2011年12月16日

夜の川越

 夜の川越をウロウロしてきました。

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↑うなぎ屋、小川菊 (おがぎく)

 創業してから100年以上経つそうです。
 古風で素敵なお店でした。

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↑旧山吉デパート……だと思う。

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↑埼玉りそな川越支店

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↑時の鐘

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↑あぶり珈琲

 雰囲気の良い喫茶店。
 昔風なんだけど、昔過ぎなくて入りやすい。
 ウインナーコーヒーが美味しかった。
 次に行く時はコーヒーゼリーを注文しよう。

 楽しかった……けど、
「冷たい風がびゅーびゅー吹いている夜にわざわざやることじゃない!」
 と思った。めちゃくちゃ寒かった。
 Dちゃんが急に「忘年会で夕飯いらない」って言うからさ〜
 ふらっと行ってしまったわ。

 川越の古い街並みのある地区は、観光バスに乗らなくても、路線バスで行くことが出来ます。
 道路が混むので自家用車やタクシーはなるべく使わないようにしましょう〜

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posted by 柳屋文芸堂 at 23:32| 地元(千葉・埼玉)ネタ | 更新情報をチェックする

2011年12月15日

フルトマ原液

 池トマトの「フルトマ原液」というトマトジュースを買ってみました。
 これがすごい。
 「スゴイダイズ」を初めて飲んだ時、つい、
「すごい!大豆!!」
 と叫んでしまったのですが(そのまんまじゃないか!)
 このフルトマ原液は、
「すごい!トマト!!」
 トマトジュースと言うより、トマトピューレーみたいだ。

 Dちゃんは、
「喉が乾いてるのに、これじゃ飲めない……」
 と、水で薄めて飲んでいました。
 
 溶けるチーズを載せてレンジでチンするだけで、立派なトマトスープになりそうです。
posted by 柳屋文芸堂 at 09:49| 飲み物 | 更新情報をチェックする

2011年12月13日

カレー焼きそば

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1、玉ねぎを3ミリ幅、にんじんを短冊に切り、絹さやの筋を取る。
2、フライパンに太白ごま油をしき、水分が飛んでカサカサになるまで焼きそばのめんを炒める。
(これをしっかりやるかどうかで焼きそばの味が決まる…… と私は思うのだけどどうだろう)
3、めんを皿に上げ、再びフライパンに太白ごま油をしいて豚肉と1の野菜を炒める。
4、カレー粉と塩で肉と野菜に味を付ける。
5、めんをフライパンに戻し、全体をよく混ぜながら炒める。

 雑なレシピですみません。
 絹さやがカレー味の中で良いアクセントになります。
 太白ごま油は単に私の好み。普通はサラダ油ですね。

 結婚したての頃、焼きそばのレシピが料理の本に載ってなくて困りました。
 簡単だから説明するまでもないと思われているのか。
 適当に作ったら、めんが水分を吸ってフニャフニャになってしまい、大失敗。
 実家の伯母(小)に相談したら、
「めんと野菜は別々に炒めるんだ」
 と教えてくれました。

 身近な料理ほどレシピが少ない気がする。
 いちいち説明してみようじゃないか。
 自分にとって当然のことでも、他の人には「発見!」になるかもしれないのだし。

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posted by 柳屋文芸堂 at 23:16| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2011年12月12日

浦安のたんぽぽ

 GR DIGITAL公式ブログのトラックバック企画のテーマは「2011」とのこと。
 今年撮った写真を見直してみて、やっぱりこれかなぁ、と。

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 撮影したのは、震災一ヶ月後の浦安。
 たんぽぽのまわりの砂は、液状化で吹き出した泥が乾いたものです。

 あの日の不思議な感覚を今も思い出す。
 見慣れた住宅街のあちこちにヒビが入り、泥と砂が山になっている。
 海の主が目を覚ましちゃったんだ、と思った。
 みんな巨大な生き物の背中だと知らないで、道を作り、家を建ててしまった。
 春のあたたかな陽気の中、ふわわわと暢気なあくびが聞こえるようだった。

 斜めになってしまった三味線の先生のおうちは、秋になって元通りに近い形に戻りました。
 工事の日にちょうどお稽古があり、技術者さんが家の中でバタバタしているから、
「これから(家の沈んだ方を)上げるんですか?」
「ううん。今も上げてる」
「えーっ 乗っかったままでいいんですか、私たち!?」
 「靭猿」の後半、お祝いムードたっぷりの曲を弾きながら、家と一緒に持ち上げられました。

 先生は液状化、私はホットスポット。
 被災しても、東北の被害が大き過ぎて声高に言えない千葉県民。
 静かに悲しみ、静かに怒る。
 
(GR DIGITAL公式ブログ トラックバック企画「2011」に参加)
posted by 柳屋文芸堂 at 23:35| 自然 | 更新情報をチェックする

2011年12月11日

生ましめんかな

 今年一番印象的だったニュース。

 大震災の直後、壊滅した街や、原発事故の様子を淡々と伝えていたアナウンサーが、
「自らも被災しながら治療を続けたお医者さんに、赤ちゃんが生まれた」
 という内容のニュースを読み始めたとたん、涙声になった。
 
 あんまり酷いことが起こると、悲しいことではなく、嬉しいことに泣くんだ、と思った。
 確かにあのニュースは、暗く冷たい海の中で輝く、一点だけの光だった。
 当たり前のことが、全然当たり前じゃなくなっていた。

 津波や死や汚染の生々しいニュースが流れ続けていた3月、
「こんな良いこともあったよ!」
 というニュースもたくさん聞いた。
 ニュース番組がこんなにポジティブだったことってあったっけ? と思うくらいに。

 あの時、日本人は、
「明るい出来事を数えなければいけない世界」
 にいたのだ。

 もしかしたら、
「暗い出来事ばかりがニュースになる世界」
 の方が幸せ、なのかもしれない。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:39| 社会 | 更新情報をチェックする