2012年02月12日

一人一本

 友人が結婚することになった。
「結婚は自分専用の■■■■■が持てる素晴らしい制度だと思います」
 とメールしたら、
「名言だなあ」
 と返信が。

 本当におめでとう!
 存分に触ったらいいと思うよ。

※久々に検閲が入りました……
posted by 柳屋文芸堂 at 22:30| 友達 | 更新情報をチェックする

れんこんペペロン

【作り方】
1、太白ごま油に、にんにくのみじん切りと、輪切りとうがらしを入れ、加熱します。
2、香りが立ったら、薄切りにしたれんこんをジャジャっと炒め、塩をふります。
3、ゆでたスパゲティを投入し、れんこんとからめたら完成。

 簡単ですが美味しいです。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:09| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

円城塔「道化師の蝶」

 J-WAVEの「JK RADIO」に円城塔が出ていて、ジョン・カビラが「ぜひ」と薦めたので、文庫化を待たずに「道化師の蝶」を買いました。
 ほんとはハードカバー嫌なんだけど。
 高いからじゃなく、硬いから(ハードカバーだもんなー)手になじまない。
 しかしジョン・カビラに言われると素直に従ってしまう私です。

 難解だ、眠っちゃう、と大騒ぎになっていますが……
 ごめん。どこが難解なのか全然分からない。
 だいたいこの小説は「理解する話」ではなくて、
「なんて美しいんだろう……」
 とうっとりため息をつくためにあるのではないだろうか。

 一番好きなシーンを引用します。

 コリアンダーとシラントロとパクチーとシャンツァイは何故か同じものを指す。
(中略)
 コリアンダーの細い茎だけを考えるのに、まるで沢山のものを同時に思い浮かべるようで、実際、音の響きによってコリアンダーの緑の濃さも匂いも変わって感じる。言葉を呼び出すことにより、歯に挟んだ香りが浮かび、匂いは空気を呼び起こし、空気があれば土地があり、土地があれば人がいる。人があればざわめき騒ぐ。


 私の場合、
 「コリアンダー」と聞けばカレーと思い(葉っぱじゃなくスパイスをイメージしちゃう)
 「パクチー」と聞けばトムヤンクン、
 「シャンツァイ」と聞けば中華粥を思い浮かべる。
(「シラントロ」という言い方は知りませんでした)

 カレーを食べるインド人と、
 トムヤンクンを食べるタイ人と、
 中華粥を食べる中国人が見えてくる。
(まあ、日本人も全部食べますが、とりあえず出身地ということで)

 インドの風景と、タイの風景と、中国の風景が目の前に広がり、
 それぞれの国の市場にクローズアップし、
(どこも似ているようで、人々の顔の色も、着ているものも、もちろん言葉も全て違う)
 それらのざわめきが、コリアンダーとパクチーとシャンツァイの匂いと一緒に、わっと立ち上がる。

 美しく豊かな場面ですね。
 空想が膨らみ、味覚と嗅覚が世界を飛び回って帰ってくる。
 でももしかしたら、コリアンダー嫌いには「うえぇぇぇ」なのかしら。
「歯に挟んだ香り」
 だもんな。

 コリアンダー(パクチー・シャンツァイ)美味しいよねぇ……
 じゅるるる(結局、食うことばっかりかよ!)

 別に難しい言葉を使っている訳じゃないし(これがダメな人は「Boy’s Surface」とかどうすんのよ?)
「文学とは、人生を描くものだ」
 とか思い込んでさえいなければ十分楽しめると……思い……ます(もちろん自信はない)

 高校に教育実習に行った時、担当の先生に、
「物理は確かに難しい。でも生徒に『難しい』と言ったら余計に苦手意識を持たせてしまう」
 と言われたのを思い出した。

 世界の見方は一通りではないのだということ。
 いつもとは違うやり方になじんでもらうこと。

 「道化師の蝶」をきっかけにして、前衛文学を読む人が増えるといいですね。
 合わない人が読んじゃった時にどうなるのか、楽しみだったり心配だったり。
 「道化師の蝶」をきっかけにして、文学を読む人がますます減らないといいですね。

 とにかく私は円城塔に恋しております。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:32| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

「中国嫁日記」冬コミポスター

 夏コミに続き、冬コミでも貼られていた「中国嫁日記」ポスターの画像を、また送っていただきました〜
(H様、ありがとうございます)

yomenikki_C81.JPG

 ポスター部分を拡大します。

yomenikki_C81-1.JPG

 う、ウソつきー!!
 でもどこが嘘か、って確認していくと、嘘が一個も入ってないことにおののく。
 また細かい設定があるんだろうな〜
 日中共同制作のラブロマンス映画とか。

 この可憐な女の子が、食卓で「ウ●コ ウ●コ」と叫ぶ40過ぎの男の所に嫁に行くなんて……
 全力で止めてあげて〜
posted by 柳屋文芸堂 at 02:10| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年02月08日

気のせい?

 足の悪い若い女性を街で見ることが多くなった気がするんだけど、気のせいかなぁ。
 足を怪我しやすいスポーツが流行ってる?
 足の病気が増えている?
「バリアフリーが進んで足が悪くても外出しやすくなった」
 なら良いのですが。

 東日本大震災が発生する前から思っていたことなので、原発は関係ないです。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:24| 健康・美容 | 更新情報をチェックする

更新のお知らせ

 イベントページ等を更新しました。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:57| 更新のお知らせ | 更新情報をチェックする

2012年02月06日

円城塔の"Your Heads Only"を読むために、1次元セル・オートマトンを描いてみた

 円城塔「Boy’s Surface」の中に収められている「Your Heads Only」という小説の一部分を引用します。

「一時期、物好きな数理屋の間でこんな風に升目を塗りつぶしたり消したりする遊びが、滅多矢鱈と流行したことがある。一九七〇、八〇年代の話であり、その時期に学究生活を送った変わり者の中には変わり者が多く存在する。余程印象の強いものだったようであり、今でも彼らにルール90と話しかけると、自然と何かが笑み零れてくる」

「ルール90は、三近傍セル・オートマトンの規則の中で、それなりに奇妙な振る舞いを見せることの知られた、最も著名なものの一つであり、端正な自己増殖パターンを見せることで知られている」


 私が物理学科にいたのは一九九〇年代の終わりなので、
「ルール90」
 と言われても何のことだか全然分からなかった。
 ネットで調べてみて、
「あ〜 なんかそういうのあったかも」
 と思うくらい。

私「でもさぁ、点々が増えていく良い動画が見つからないんだよね」
D「これ、のりの卒業研究の分野じゃん」
私「まあね」
D「自分でプログラミングしちゃえば?」
私「えー 無理だよ〜 物理もプログラミングも10年以上やってないもん。
 『結局出来上がったのはチャーハンでした』
  になっちゃう〜」

 主婦だもん(←逃げた)

 しょうがないなー と、Dちゃんが貴重な休日を使ってセル・オートマトンのプログラムを組んでくれました!!
 シュトーレンやトンカツだけでなく、オートマトンまで作ってくれるなんて。
 なんて素敵な旦那さんでしょう(うっとり)

 まず、↓のページを「新しいタブ」か「新しいウィンドウ」で開きます。

円城塔の"Your Heads Only"を読むために、1次元セル・オートマトンを描いてみた

 初期条件は「白地の中央に一点の黒」のままで、「数字で指定」のところに「90」と入力し、左上の「描画」というボタンをポチッと押します。
「端正な自己増殖パターン」
 を確かめられたでしょうか?

 この小説にはこういう文章もあります。

「特にこれはというものを思いつかない方へ向けては、ルール110などをお勧めしておく。■と□をランダムに配置した初期条件からの時間発展は少しばかり見物である」

 これを確かめるためには、初期条件を「ランダム白黒」の方にして、「数字で指定」のところに「110」と入力し、「描画」ボタンをポチッと押します。
 設定を変えずに「描画」ボタンを何度も押すと、よく似た(でも毎回違う)柄が出てくるのが分かるでしょうか。
「ランダムに配置した初期条件からの時間発展は少しばかり見物」
 という訳です。

 ここまでしないと理解出来ない小説ってとんでもないな!

 初期条件や数字を変えて適当に遊んでみてください。
 IE8とChrome16でしか動作確認をしていないので、うまく動かないブラウザがあったらごめんなさい。

 Dちゃんにはプログラムのお礼にDEMELのチョコレートをあげました。
 バレンタイン用だったのですが、早めに買っておいて助かったぜ……
posted by 柳屋文芸堂 at 23:53| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年02月05日

コミティア御礼

 売れなかったー!
 でも楽しかったー!!
 ざっくり言えば今日のコミティアはこんな感じ。

 いえ、本が売れないのは自分のせいですが。
 「花泥棒展」の写真はけっこう見てもらえて嬉しかったです♪
 ありがとうございました。

 パフォーマンスステージと自分のスペースを行ったり来たりして大忙しでした。
 面白い出し物がいっぱいあってさ〜
 春風亭ぴっかりさんの南京玉すだれとか。
 ホムンクルスさんの中世音楽の演奏とか(ニッケルハルパとハーディ・ガーディという楽器を使用)
 蒼咲雫さんのアイリッシュハープ弾き語りとか。

「高速ピアニカ」
 というのも気になっていたのだけど行き忘れたー 悔しい〜
 と思って調べてみたら、演奏者の方がインフルエンザで中止だったみたいだ。
 みんな気になったまま聴けなかったのか……
 お大事に。

 一番印象に残ったスペースは、中世ヨーロッパ研究サークル「Avalon」
(ホムンクルスさんもこのサークルの人たちみたいです)
「甲冑を着てみよう!」
 という体験コーナーをやっていて、これが大賑わい。

 ホムンクルスさんのCDあるかなー? と行ってみたら、
「甲冑を着たいんですけど」
 と頼んでいる人がいた。
「今待ってる方が3人いて、20分後くらいになってしまうのですが」
「その時間はちょっと…… 3時頃予約できますか?」

 歯医者かよ!
 甲冑を着たいと思っている人がこんなにもいるのかと、驚きました。

 やっぱりお祭りっぽい即売会っていいよね。
 何歳になっても文化祭は出来るのだ!

 今日お世話になったみなさん、ありがとうございました〜
posted by 柳屋文芸堂 at 23:09| 同人活動 | 更新情報をチェックする

2012年02月04日

円城塔「道化師の蝶」

 円城塔「道化師の蝶」のあおり文句が面白い(これ

「2回読んだが2回とも眠っちゃった」

 って全然褒めてないよ!
 眠っちゃったことを素直に認めた黒井千次は格好良いな〜と思う。

 円城塔の難しさというのは、単純に、
「東北弁が聞き取れない」
「沖縄の人の言っていることが半分くらいしか理解出来ない」
 というのと同じだと思う。
 物理の国ではああいう言葉を普通に、日常的に使っているんです。

 一次元、二次元、三次元…… と来たら、当然N次元のことも考慮に入れる。
 この世のことなど、小せえ、小せえ。

 今読んでいる「Boy’s Surface」も面白いです(私には)
 じわじわ全作読む予定。
 「道化師の蝶」は何番目に買おうかな〜
 楽しみ♪
posted by 柳屋文芸堂 at 12:41| 読書 | 更新情報をチェックする

不器用には向かない職業

 人間は手の機能を発達させることで進化の荒波を生き抜いた種族なので、人間社会では様々な場面で「手先の器用さ」が求められます。
 不器用には向かない職業も数限りなくあり、「同人屋」もその一つだと思う。
 ま、同人屋は職業ではなく「生き方」だがな!

 という訳で、明日のコミティアのために色々準備してます。
 「柳屋文芸堂」という文字を二行に分けてA4の紙に印刷して、切って細長くつなげたんですが……
 どうしてセロハンテープを真っ直ぐ貼ることさえ出来ないの、私。
 明日は展示もしなきゃいけないのに、どうなることやら、です。

 高校時代、私が送ろうとしている封筒を見て、
「どうして切手を真っ直ぐ貼れないの?! 私、職人の娘だからこういうの許せない!!」
 と友人にあきれられたのを思い出します。
 全力を尽くしてこれなんだよ〜
posted by 柳屋文芸堂 at 12:08| 同人活動 | 更新情報をチェックする