2012年03月28日

万有引力

私「全知全能と万有引力って似た言葉だけど、万有引力の方がずっと優しい印象だね」
D「四文字ってところしか似てないよ……」
私「全知全能は神様しか持ってないのに」
D「引力は皆が持っている」

 才能がなくて要領も悪く、仕事も恋愛も上手くいかず、金もなければ元気も出ず、ウツウツかつキュウキュウと暮らしていたとしても、引力だけは持っているのである。
 あなたも、私も、万有引力!
posted by 柳屋文芸堂 at 21:44| 与太話 | 更新情報をチェックする

2012年03月27日

見つけたぞ 何を

 もやしもん11巻の限定版、西武池袋LIBRO本店にあったわよ〜
 近所の本屋さんを何軒か回ったけど見つからなかったので、もうダメかと思ったわ。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:59| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年03月26日

母のリンパ管には日本盛が流れている

 実家の母と伯母は、在宅医療のお世話になっています。
 先週の火曜は祝日だったため、いつもとは違う先生が来たとのこと。

母「初めて会うのに開口一番『お酒はやめなさい』って言うのよ!」
私「医者っていうのはさ」
 カルテを持っているから、と続けるつもりだったのに、
母「カクテルを持っているから」

 酒ばっかりかよ!

母「いくら薬を飲んでも、お酒を飲んだら意味がないって」
私「そらそうだ」

 でも、こんな人に禁酒が出来るとはとても思えません。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:56| 健康・美容 | 更新情報をチェックする

よっぽどうるさかったんだな

「ここを押すと静かになる。家畜を黙らせるのと同じ方法だよ」
 と言ってDちゃんが私の背中のツボをキュッと押した。

「ひどいのだーっ」
 と寝言で抗議したら、Dちゃんは寝たまま私の体をポンポンとたたいてなだめた。

 夢の中のDちゃんも、現実のDちゃんも、苦労しているようです。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:31| 夢(寝ながら見る方) | 更新情報をチェックする

2012年03月25日

春の北海道うまいもの会

 西武池袋で開催中の「春の北海道うまいもの会」に行って来ました♪
 メチャクチャ混んでいて、イートインのラーメンやソフトクリームはすごい行列。
「自然派ラーメン処 麻ほろ」
 というお店だけ列がなかったので、そこに入りました。

 人気がないということは、味がイマイチなのかな……
 と心配していたのだけど、全くそんなことなかった。
 私が選んだのは塩ラーメン。
 さっぱりしていてとても美味しかった。
 みんなはもっとこってり味が好きなのかしら。

 次に岩瀬牧場というお店の列に並んでソフトクリーム。
 六花亭で定番のマルセイバターサンド、ハッピネスデーリィで白カビチーズ、大沼ビールで地ビール三種類( IPA=インディア・ペールエールがあった! 苦くて大好き。あまり売ってない)、ファームデザインズで牛乳(ノンホモ! これも近所では売ってない)、小樽洋菓子舗ルタオでチーズケーキを購入。
 いやー 主婦の血が燃え上がりますな。

 今回びっくりしたのは、初音ミクのコーナーがあったこと。
 まさかデパートでボーカロイドの曲を聴くことになるとは。
 グッズもいっぱい売っていて、Tシャツを買おうか悩んでやめました。
 可愛かったなぁ。うーん、買うべきだったか。

 最後にカネダイ大野商店でししゃもを選ぶ。
 北海道のししゃもも割と珍しい食材で、スーパーで売っているのはノルウェー産が多い。
 せっかくだし、と一番高い特大のものを買ってみた。
 
 帰宅後ししゃもを焼いて食べてみると……
 美味ーい! いつものと全然違うー!!
 ふっくらしていて、卵だけでなく身もちゃんとあるの。
 ハタハタを思い出すような食感。

 パンフレットを見てみたら、スーパーのししゃもとは種類が違う、とのこと。
 ノルウェー産はカラフトししゃも。
 確かにスーパーのししゃもは青っぽく、ここのししゃもは黄色っぽい。

 本当のししゃもは北海道の太平洋沿岸でしか獲れないらしい。
 へー 知らなかった。

 貴重で美味しいものを大量に仕入れてウハウハ。
 チーズケーキはホールで二個買ったので、おみやげ用のビニール袋が入ってました。
 誰にもあげません。
 Dちゃんと二人で食べ切ります。
posted by 柳屋文芸堂 at 21:21| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

2012年03月24日

久々の飲み会

 今日は東京観光写真倶楽部の飲み会でした。
 飲み会なんて何年ぶりだろう。
 肉と魚が多くて野菜が少なかった。
 飲み会とはこういうものであったか……

 ふだん出会う機会のない趣味・職業の人とおしゃべり出来て楽しかったです。
 ドイツ人・イタリア人・フランス人と一緒にスキューバダイビングをしたらどうなったか、という話が面白かったな〜
 国民性をネタにしたジョークではなくて、本当の体験談。
 フランス人は海の中でも女性と甘い会話を交わし続けたそうですよ。
 シューッ ボコボコボコ。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:39| 旅行・お出かけ | 更新情報をチェックする

伊藤計劃「セカイ、蛮族、ぼく。」

 伊藤計劃の「The Indifference Engine(ハヤカワ文庫)」読みました〜
 表題作も良かったけど「セカイ、蛮族、ぼく。」が特に気に入った。
 これまでに読んだ伊藤計劃の小説の中で一番好き。
 たった7ページの中に彼のエッセンスが詰まっている。

 ユーモア
 オタクっぽい設定
 自分の境遇に違和感を抱きつつ、そこのルールから抜け出せない主人公
 繊細な語り口

 確か村上春樹「海辺のカフカ」にも、
「自分の中にある暴力性を嫌悪しているのに制御出来ない」
 というモチーフが出てきましたね。
 思春期の少年の内側では、少女とはまた違った意味で、嵐が吹き荒れているのかもしれない。

 惚れたら火傷します。
 蛮族だからね。

追記:ネットで原稿が公開されていました!→こちら
   読んで読んで〜
posted by 柳屋文芸堂 at 03:53| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年03月23日

アスファルトに咲く花

R0025104.JPG

 撮影地は浦安です。

 いよいよ明日(日付としては今日)から東京観光写真倶楽部の写真展が始まります。
(紹介ページはこちら
 都庁の展望室は入場無料。
 窓から東京の「上からの眺め」を、写真で東京の「地べたの眺め」を楽しんでください。
 私の写真も一枚展示されます。

 ちなみに慎太郎には会えません(たぶん)
 アルタへ行ってもタモリに会えないのと同じように。

(GR DIGITAL公式ブログ トラックバック企画「YELL」に参加)
posted by 柳屋文芸堂 at 01:16| 写真遊び | 更新情報をチェックする

2012年03月21日

伊藤計劃「虐殺器官」

 伊藤計劃の小説を読むのは切ない。
 何しろ32歳でデビューして34歳の時に亡くなってしまったので、小説は長編が三つと、短編数作しか残っていないのである。
「あっという間に読み終えちゃうのは寂しいな……」
 と「ハーモニー」だけ読んで、それ以外はわざと買わずにいた。

 しかし首都直下型地震でも来て、
「伊藤計劃を全部読めなかった……」
 と後悔しながら死ぬのは馬鹿馬鹿しい。
 生きて、健康でいるというのは当たり前のことではなく「僥倖」なんだと、最近つくづく感じる。
 読みたい本はどんどん読まなければ。

 「虐殺器官」は近未来を舞台にした戦争小説。
 SFらしいテクノロジーや戦闘シーンが細かく描かれていて、設定はいかにもマニア好み。
 これだけだったら、たぶん読むのをやめちゃったと思う。
 でも主人公の語り口が、古典的な「文学」っぽくて、そこが親しみやすかった。

 文庫本の帯には、
「現代における罪と罰」
 と書いてある。この言い方使い過ぎ、と思うけど、確かにドストエフスキーの「罪と罰」に印象が似ている。
 あの話も主人公ラスコーリニコフに対して、
「ああもう、あんたみたいに神経の細い子は殺人なんて無理よ、無理無理。無理だって言ってるのに、あ〜!!!」
 と悶絶したものですが、「虐殺器官」の主人公クラヴィスはさらに繊細な感じ。

 腕の良い暗殺者で、頭も切れる。でもいかにもお母さんの秘蔵っ子という雰囲気。
 苦しい、とは言わずに自分の陥っている苦境を淡々と説明していくのが余計に痛々しい。
「暗殺なんておばちゃんが代わりにやってあげるから! あんたはあったかい所でごはんでも食べてなさい」
 と母性本能全開になりました。
 でも三十歳なんだよな…… と思うとその未成熟さにゾッとする。

 「成熟する」とは「責任を取れるようになる」ということなのだと思う。
 巨大な組織に組み込まれることによって、責任を取る機会を失い、
「技術だけ肥大した子ども」
 になってしまうこと。
 そのまま戦地へ赴くこと。
 彼の立場の残酷さは、内戦で死んでゆく少年兵とほとんど同じだ。

 色々考えさせる重たい話ですが、楽しい部分もあるので暗くはならないです。
 例えば、
「兵士が奥さんと赤ん坊の話を始めたらその後死んじゃう」
 というお約束がしっかり守られていて爆笑したり。
 あそこ、笑う場面だったのかな……

 戦争ものやSF好きな人だけでなく「弱い男が好き!」な人に薦めたい小説です。
 ぜひぜひ。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:07| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年03月20日

伊藤計劃

 今日は伊藤計劃の命日です。
 私は今でも時折、彼のブログ(第弐位相)を見に行く。
 元気になるから。

 読者にとって、作者本人が生きているかは割とどうでもいい(新作を読めないのは寂しいが)
 松尾芭蕉も、ジョージ・オーウェルも、伊藤計劃も今はいない。
 でも「奥の細道」や「1984」や「虐殺器官」は生きている。
 十分に生きている。

 そのことを伝えられないことだけが辛い。
 物語を愛した人だから、絶対に救いになったと思うのに。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:13| 読書 | 更新情報をチェックする