2012年04月07日

デフレ下での借金をニラで考える

「ギャンブルにハマって借金する」
 というと大変なことだと思うけど、
「家を買うためにローンを組む」
 のは「普通のこと」と思われるのは何故なんだろう。

 お金を借りて、金利を払うのは同じなのにね。
 特にデフレ下で借金するのはかなり危険なのに。

 毎月10万円を10年間払い続ける状態を考えてみよう。
 この10年がインフレだったとして、例えば一束100円のニラが10年後に1000円になっているとしよう。
 1年目のひと月の支払いは「ニラ1000束分」だ。
 10年目のひと月の支払いは「ニラ100束分」に減っている。

 この10年がデフレで、一束100円のニラが10年後に10円になったとする。
 1年目のひと月の支払いは「ニラ1000束分」
 10年目のひと月の支払いは「ニラ10000束分」に増えてしまう。

 分かりやすくするためにニラを使ってみたのだが、
「そんなにニラなんて食べないよ!」
 と言われるだけかもしれない……

 まあとにかく、私たちの親の世代は、インフレでローンの負担感が毎年減っていったのだ。
 彼らと同じ生き方はもう出来ない。
 それを肝に銘じた方が良いと思うよ。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:49| 社会 | 更新情報をチェックする

宮崎駿「本へのとびら」

 映画監督の宮崎駿が、岩波少年文庫のおすすめ作品を紹介する本です。
 私はこういう書評本が大好きで、つい読んじゃうのですが、そうするとまた読みたい本が増えちゃうわけで……
 いったいどうするつもりなんでしょうか。

 震災後の思いが語られている章に出てくる、
「ぼくらはわんぱく5人組」
 という本が特に気になった。
 後半、急に謎めいた展開になり、作者は原稿を机にかくして、強制収容所で殺されてしまったそうです。

 うぉー 惹かれる。読んでみたい!!
 でも絶版なのかAmazonでは買えないや。
 大きな本屋に行けばあるかな。
 いやでも、本屋に行ったら本を買ってしまう……(当たり前だ)
 これ以上積ん読を増やす訳には。
 うぬぬ。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:59| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年04月06日

荒川洋治「忘れられる過去」

 荒川洋治さんは、TBSラジオの朝の番組「森本毅郎・スタンバイ!」に毎週出演している。
「詩人の荒川洋治さんです」
 と紹介されるのが面白いなぁ、と前から思っていた。

 「詩人」というのは職業というより、その人の性質を表す印象が強い言葉だ。
 たとえばロマンチックな人のことを、
「彼はなかなかの詩人だ」
 と言ったりする。別に詩集を出している必要はない。

(逆に「小説家」は完全に職業を表す。
 いくら小説を書いても、それで食ってなければ小説家とは名乗れない。
 村上春樹ばりに凝った比喩を使っても、
「君はなかなかの小説家だ」
 とは言われない。不思議ですね)

 「詩人の荒川洋治さん」と聞くたび、
「ロマンチストの荒川洋治さんです」
 と紹介されているような気がして、その後の真面目な話(毎回、文学の話をする)もなんとなくニヤニヤしながら聴いちゃうのだ。

 そんな「詩人の荒川洋治さん」の本を、初めて読みました。
 詩集ではなくエッセイ集。

 納得しかねる部分もあったけど、全体的に面白かった。
 人々の心が文学から離れていってしまっている、ということをしょっちゅう嘆くのだけど、昔の人はそんなに文学に夢中だったのだろうか。
 今も昔も、読みたい人は読むし、読みたくない人は読まないのは変わらないんじゃないかな……

 まあそれも、荒川さんの文学への愛があふれている証拠なのかもしれない。
「もっともっと読まれていいのに!」
 と悔しく思っているのだ。

 本棚の守護神みたい。
 私も本好きなので、こういう人が日本の本棚を守っているんだ、と思うとちょっとホッとします。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:53| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

俵万智「短歌をよむ」

 短歌を「読む」ことと「詠む(=作る)」ことを考える本です。
 私は単純に短歌を読むのが好きなので、理解が深まるといいな〜 くらいの軽い気持ちで読み始めたのですが、学ぶところが沢山ありました。
 一番身につまされたのが、青春をいかに乗り越えるか、という話。

 私も、若い頃とは書きたいものが変わってきている。
 十代〜二十代前半まで、人生のトラブルは自分自身、もしくは自分の周囲で発生して、その精神の嵐を鎮めるために文章を書いていた。
 しかし三十代の現在、トラブルは自分の力の及ばない遠い場所からやって来る。
 これを鎮めるために、どんな文章を書くべきなのか?
 答えは全然見つからない。

 俵万智は「言葉の技術が向上することの危険性」を指摘する。
 若い頃は、自分が言いたいことを表現するための言葉がなかなか見つからない。
 どうにか見つけてやろうと、もがく。
 その葛藤が、重みのある作品を生み出す。

 経験を積むと、言葉が簡単に出てくるようになって、それほど葛藤せずに作品をまとめられるようになってしまう。
 それは確かに作品の形をしている。
 しかし、かつてのように人の心を動かすことが出来ない。

 答えを見つけられずに悩んでいるのは、私にとって良いことなのかもしれない。
 自分の心と作品の中心がズレていないか。
 何度も確認しながら、書いては消し、書いては消しを繰り返そう。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:13| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年04月03日

オネアミスの翼

 久々に「オネアミスの翼」のロケット発射シーンを見ていたら、ボタボタっとパソコンの上に何か落ちた。
 ん?
 鼻血だった。

 あれを見て興奮しない奴はオタクじゃねぇ!!
posted by 柳屋文芸堂 at 23:33| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

夕焼け

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 今日じゃないです。もちろん。

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posted by 柳屋文芸堂 at 23:24| 自然 | 更新情報をチェックする

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 ソメイヨシノじゃないけど、たぶん桜。
 近所で満開でした。
 暴風雨の直前に撮影。
 もう散っちゃったかな……

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posted by 柳屋文芸堂 at 23:16| 季節 | 更新情報をチェックする

2012年04月02日

池井戸潤「下町ロケット」

 ものすごい「おとぎ話」っぷりにびっくりした。
 「王立宇宙軍 オネアミスの翼」と対比して熱く語りそうになったら、
「のりのオネアミスの話は、心と時間に余裕のある時しか聞けないよ」
 とDちゃんに軽く拒否された。
(まあ病み上がりの私の代わりに家事を全部やってくれていたのだから、オタク話まで押しつける訳にはいかない)

 「オネアミスの翼」は1987年の映画で、「下町ロケット」は2010年の小説。
 そのことを考えるとめまいがする。

 今後日本で増えるのは、老人と病人と死者だけなんですよ?
 みんないったいどんな夢を見ているんだ。
posted by 柳屋文芸堂 at 11:40| 読書 | 更新情報をチェックする

ノロダイエット

 ノロウイルス(たぶん)にやられて数日間倒れていました。
 あごがとがったよ。
posted by 柳屋文芸堂 at 11:12| 健康・美容 | 更新情報をチェックする