2012年06月30日

伯母(小)のモテ期

 伯母(小)が亡くなってからもうじき一年になります。
 思い出してみて、面白いなー と思うのは、亡くなる直前に強烈なモテ期があったこと。

 入院先の看護師さんに、
「みんなでキュンキュンしてました!」
 と言われたり、
「可愛いおばあさんですね〜!!」
 と介護認定の人が感極まって叫んだり。

 生きているうちは、
「お世辞かなぁ?」
 と思っていたけど、わざわざそんなことする理由ないよね。
 実際に伯母(小)は可愛かったのだろう。
 腰が曲がって体が小さく小さくなって、漫画の「おばあさん」キャラみたいだったから。

 伯母(小)は昔から可愛かった訳ではない。
 若い頃の写真を見ると、美人じゃないし、地味で生真面目そうで、いかにも垢抜けない。
 中年の頃は小太りで、普通のどこにでもいるおばさんだった。

 80過ぎてモテ期が来るなんて、本人も家族も全く予想していなかった。
 今は非モテの人も、いつか評価が変わるかもしれない。
 希望を捨てちゃいけない……!
 希望になる話なのか、よく分かりませんが。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:39| 家族 | 更新情報をチェックする

2012年06月29日

腹を立てた時は

 どっちみち
 百年たてば
 誰もいない
 あたしもあなたも
 あのひとも
(江國香織「すみれの花の砂糖づけ」より)


 誰かに腹を立てた時は、
「この人もいずれ死んじゃうんだ」
 と思うようにしています。
 そうすると少しだけ、優しい気持ちになれる、気がする。

 ……憎たらしい奴ってなかなか死なないけどな。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:50| 自分 | 更新情報をチェックする

2012年06月28日

SF事典

 本当の名前は、
「ゲームシナリオのためのSF事典 知っておきたい科学技術・宇宙・お約束110」
 です。長い。

 「今日の早川さん」がきっかけになってSF小説を読むようになったのですが、
「実際に学校でも習うような科学」
 と、
「想像上の科学」
 が一緒くたになって出てくるので、けっこう混乱するのです。

 たとえばシュレディンガー。
 私にとっては「量子力学の研究者」なんだけど、SF好きには「猫」でしょう、と。
 ロリコンだったんだよね。
 いや、話がそれた。

 SFをもっと楽しむために、SFの基礎知識をさらっておきたいなー と思ったのでした。
 この本は浅く広く色んなジャンルのSFを扱っていて、目的によく合っていた。
 ロボットが労使問題から生まれた、というのが面白かったな。
 空想と現実は、いつだってぴったりくっついた裏と表なのだ。

 また読みたい本が増えちゃった。
 やっぱり私はディストピアが大好きみたいです。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:49| 読書 | 更新情報をチェックする

ばったり倒れ屋さん

 うちの母親が、胃カメラの後に倒れてしまって、大変でした。
 空腹と精神的ショックで貧血を起こしたようです。
「だいたい15分くらいで済む」
 という話だったのに、結局2時間点滴を受けることに……

 私も倒れたら困るので(朝早かったから、朝食を抜いていた)ベッドに寝かされている母を置いて、食堂でわしわしクリームチキンを食べました。
 家族の具合が悪くても、気にせず元気にしていられるような図太さがないと、物事は回っていかないんだよなー

 休んだ後、母は復活し、ボンゴレ・ビアンコを食べて電車で帰りました。
 それにしてもよく倒れるなぁ。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:22| 健康・美容 | 更新情報をチェックする

2012年06月27日

こちらにどうぞ

 母が病院からもらって来た、検便キットの絵が可愛かった。

kenben1.JPG

kenben2.JPG

「こちらにどうぞ」
 と言っているみたい。
 そう上手く出来るかしら……

 写真はiPhoneで撮りました。GRを持っていかなかったので。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:16| 健康・美容 | 更新情報をチェックする

2012年06月26日

バイオリンズッキーニ

 八百義というお店のバイオリンズッキーニが美味しかった。
「ズッキーニなら、三本くらいあっても良いわね♪」
 と注文したら、ボーリングのピンくらいの大きさだった……
 形もあんな感じ。太いところと細いところがあるのね。

 油みそと一緒にいただいたり、鶏肉と白ワインと一緒に炒めてオーブンで焼いたり、色々楽しみました。
 スーパーのズッキーニより歯ごたえがあって、味も濃かった。
 八百義の野菜は料理に入れても存在感があって「さすが!」と感心します。

 この間、デパートで賀茂なすみたいに丸いズッキーニを見かけた。
 どんな形にもなれるのか、ズッキーニよ……
posted by 柳屋文芸堂 at 02:21| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2012年06月25日

独りぼっちのジョージ

 何ですか、この切ないニュースは!!(これ
 たった一頭だけ生存していたピンタゾウガメが死んで、この種は絶滅したそうです。

 遺伝子的に近い種のメスとの間で子孫を残す試みが行われたが、失敗に終わった。

 銀の三角……!(萩尾望都)
posted by 柳屋文芸堂 at 19:21| 自然 | 更新情報をチェックする

2012年06月24日

スターウォーズのトライアングル

 この間、ラジオからスターウォーズのメインテーマが流れてきた。
(NHK-FMの音楽遊覧飛行
 私はこの曲を聴くと、高校の時に好きだったM先輩を思い出すのだ。

 M先輩は、いつも髪振り乱して楽器(パーカッション)の練習に没頭していた。
 第一印象は「吹奏楽オタク」
 楽器以外のものに視線を向けるのかさえ分からなかった。

 私はコントラバス担当だったのだけど、入部後すぐの定期演奏会は、パーカッションで出ることになった。
 ギロやマラカスなど、間違っても問題にならないような「にぎやかし役」のつもりだったのに、何故か映画音楽メドレーではトライアングルを鳴らすことになった。

 この曲はスターウォーズのメインテーマで始まる。
 初っ端にトライアングルの「リリリリリリ……!」って大きな音が入るの、分かります?
 昔の電話のベルみたいな。
 にぎやかし役がやるには、ちょっと重要過ぎる。

 こりゃ失敗出来ないな、とは思ったものの、私は楽器演奏の場であがったりしない。
 和太鼓を習っていたから、舞台に慣れているのである。
 しかしM先輩は新入生の私をとても気遣ってくれた。

「柳田さん、緊張しなくていいからね」
 長い前髪を両手でかき分け、こちらをまっすぐ見る。
 そこには驚くほど綺麗な瞳があった。
 くりんと大きく、少し潤んでいて、女の子みたいに可愛らしい。

 全然興味のなかった先輩が、キラキラ光って見えた。
 
 トライアングルの高い音が頭の中で響く。
 恋の始まりを告げるように。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:08| 思い出 | 更新情報をチェックする

2012年06月23日

論理学者の白雪姫

 今日のGoogleトップはチューリングですね。
 大学のコンピュータの授業で、一番最初にチューリング・マシンについて教わった覚えがあります。
 人工生命の本には、チューリング・テストの話が出てきました。
 一般での知名度はいまいちみたいですが、数学〜情報科学界隈ではかなりの有名人です。

 チューリングはゲイだったと、最近になって知りました(円城塔の本に出てきた)
 犯罪者扱いされた挙句、自殺したらしい。
 可哀想…… だけれども、亡くなったチューリングのそばに、
「齧りかけのリンゴが落ちていた」←Wikipediaより
 ってちょっと乙女チック過ぎやしないか。

 王子様が助けに来てくれるのを待っていたのかな。
 切ないなぁ。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:56| ネット | 更新情報をチェックする

きくお

 Dちゃんがきくお(説明サイトはこちら)の曲をよくかける。

私「きくおの曲ってさ、タナトスの甘美さがあるよね。
  歌詞は暗いんだけど、聴く人を陶酔させるような……
  って、うるさいね、私。語り過ぎ。誰も聞いてない」
D「僕はただかけてるだけで、何も言ってないしね」
私「自分のオタクっぷりがイヤ〜 でも、つい言葉にしたくなっちゃうんだ〜」

 きくおの曲では、

「塵塵呪詛(チリチリジュソ)」
「物をぱらぱら壊す」
「幸福な死を」

 が特に好きです。

※6/25追記 サビが頭を回ってるので「幸福な死を」を加えました。
posted by 柳屋文芸堂 at 21:52| 音楽 | 更新情報をチェックする