2012年06月23日

こちら、幸福安心委員会です。

 ボカロ界で流行中の、
「こちら、幸福安心委員会です。」
 が怖ぇぇ〜(これ

 実は私、
「幸福でいることは、権利というより義務よね」
 と考えていたのだ。

 今までの人生で、
「幸福な人に迷惑をかけられた経験」
 より、
「不幸な人に迷惑をかけられた経験」
 の方が圧倒的に多いんだもの。

 不幸な人って、ひがみっぽいし、愚痴っぽいし、ケンカ売ってくるし。
 みんな頼むから幸福になってくれ!
 私に迷惑をかけないために!!
 って思ってた。

 でもそれは立派な危険思想なんだなー
 と反省しました。
 以後気をつけます。

 色んな人が色んなバージョンを発表していて、私が一番好きなのはこれ。



 ニコニコ動画にしか出てないみたい。
 会員にならないと見られないのが残念じゃ。

 この曲を気に入ったら、ぜひ伊藤計劃「ハーモニー」とジョージ・オーウェル「一九八四年」も読んでくださいね♪
 週末は、みんなでディストピアへ!
posted by 柳屋文芸堂 at 02:13| 音楽 | 更新情報をチェックする

2012年06月22日

ぶちまけた

 デパートにあるカフェ……というかイートインみたいな所で、コーヒーをぶちまけました。
 失敗して初めて、
「ああ、私、疲れてるんだなー」
 と気付く。

 母の検査結果がイマイチで、
「もう歳なんだから仕方ない」
 と頭では分かっているのに、心はついていってないみたいだ。
 けっこうショックだったのね。

 お店の名前を調べたら、
「ガーデンカフェ西武池袋店」
 だそうです。

 拭いてもらったり、店員さんにさんざん迷惑かけた後、2杯分払うつもりで、
「同じのもう1杯ください」
 と頼んだのだけど、お金を1杯分しか受け取ってくれませんでした。

 ああ〜 ごめんなさい、ごめんなさい。
 今度、ワッフル食べに行きます……
posted by 柳屋文芸堂 at 00:24| 飲み物 | 更新情報をチェックする

2012年06月21日

夕張メロン

【前回までのあらすじ】
 駅のポスターで見かけた夕張夫妻に心打たれたのり子は、
「毎年夏になったら夕張メロンを食べよう!」
 と決意したのでした(その時の記事はこれ

 夕張メロンの食べ過ぎで、夕張夫妻みたいに貧乏になったって構わない。
 この世界で輝いているのは、美食と愛だけだもの……
 ちなみに夕張夫妻の歌はこちら

 という訳で、今年も夕張メロンを食べましたよ〜♪
 JA夕張市ネットショップで取り寄せました。
 やっぱり美味い〜
 芳醇という言葉がぴったり。
 果物なのに、手間かけて作ったデザートみたいな味。
 
 夕張メロンってあんまりお店で見かけないんだけど、自分で買って理由がよく分かった。
 置いておくと、緑色だった皮がオレンジがかって、見る見るうちに熟れちゃうのだ。
 安いものじゃないし、仕入れるのが怖いよね。
 ネット通販がぴったりの商品だと思う。

「夕張メロン味の○○」
 も悪くないけど、やっぱり本物は最高よ。
 一年に一度くらい買ったってバチ当たらないわ。
 と言いつつ、この夏もう一回くらい買っちゃうかも。
 うひょひょ。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:49| 季節 | 更新情報をチェックする

2012年06月19日

志の輔らくご in PARCO vol.9(2004年)

 志の輔のPARCO公演のDVD。
 日本人の行動原理の一つ「悪いな」を茶化しつつ愛おしがるマクラがまず印象的。
 相手を思いやり過ぎて、間違ったこともついやっちゃう、という。

 そのあと続くのは「こぶ取り爺さん」
 日本昔ばなしについて外国人からツッコミを受け、翻訳者の家族が大混乱に……
 というドタバタ劇。とにかく楽しい。
 確かに「こぶ取り爺さん」って変な話だよね。

 次は私がこのDVDで一番見たかった「歓喜の歌」
 ママさんコーラスを舞台にした人情劇で、映画にもなりましたね。
 私も家事をやりながら三味線をやっているので、共感しました。
 社会人になってからやる音楽って、学生やプロとはまた違う切実さがあると思うのだ。
 世知辛いこの世を生き抜くための力を得る手段、というのかな。

 最後は古典落語の「浜野矩随」
 この噺がもうっ 痛かった!!

 浜野矩随は「はまののりゆき」と読みます。
 人の名前ですね。
 小さな彫り物を作る職人さんです。
 父親は名人なのに、息子の矩随は彫っても彫ってもクズばかり。

 見るに見かねた道具屋が説教するんだけど、あまりにも身に沁みたので書き取ってみた。

 お前さん、誰かに頼まれてやってるのかい、この仕事を。
 そうじゃねぇんだろうよ。
 好きでやってんだろ。やりたくてやってんだろ。
 やりたくてやってて腕が悪いたどういうこったい。
 
 腕の悪い職人なんざ死んじまった方がいいやな。
 一生懸命こんなにゴミこしらえて何がどうだっていうんだよ。
 甘えるのはいいかげんにしてくれ。


(話し言葉なので、繰り返しなど省略している部分があります)

 下手クソな小説を何度も何度も賞に送っては落選し続けている私としては、
「はうー!!」
 ですよ。

 修行中の落語家さんも、悶絶するんだろうな〜
 特に「親が名人」の落語家。
 あの人とか、あの人とか……
 うう、想像するのも恐ろしい。

 最終的に矩随も名人になるのですが、その転機となった作品に対して、道具屋が、
「魂が入ってる」
 と言うのです。
 同じ「物」でも、魂が入っていなければただのゴミだし、魂が入っていれば誰もが競って欲しがる。

 魂の入った小説を書くにはどうすればいいのかな……
 なんてことを考えました。
 もちろん頑張らなくちゃダメなんだけど、頑張るだけじゃダメなんだ。

 道具屋のおやじも、良い人のようでちょっと手前勝手でもあり、ステキでした。
 演じる人によって登場人物の性格が変わるのも、落語の面白さですね。
 志の輔が演じる人間は、みんなあったかくて好き。

 このDVD、Amazonでも買えるようです(これ
 他のも欲しいな〜
posted by 柳屋文芸堂 at 10:47| 演劇・演芸 | 更新情報をチェックする

しりあがり寿「あの日からのマンガ」

 感想を書きたいとずっと思っていたのに、なかなか本が見つからなくて。
 引越し荷物の奥からようやく出てきました。←まだ全部片付いてないってこと。

 この本を読んだのは、去年の秋くらいだったかな。
 自分の住んでいた場所が放射性物質のホットスポットになって、引越し先が決まった頃。
 津波に襲われた人たちに比べたらほんとに小さなものだけど、私も傷ついていた。

 駅が近くて、
 徒歩1分の所に大好きなカフェがあって、
 隣がスーパーで(主婦としては重要!!)
 窓を開けると公園が見える。

 そう、そこはとても素晴らしい住まいだったのだ。
 放射性セシウムがキラキラ降り積もるまでは。

 作者がしりあがり寿でなかったら、この本を手に取らなかったかもしれない。
 苦しいもの。
 でも私は読み始めた。
 しりあがり寿の優しさと頭の良さを信じているから。

 ほとんどの日本人が絶句していた、2011年3月。
 「あの日」のわずか3日後から夕刊の4コマ漫画を描いていたことにまず驚く。
 何を言っても批判されそうなピリピリした空気の中で、ちゃんと読者を笑わせている。
 そして、漫画の間に入っている文章が良いんだ。

 政府や企業は都合のいいことしか言わないことは分かってた。
 だけど多少のごまかしがあっても自分たちの生活をおびやかすほどのことはない方に賭けていた。
 ……そしてその日、出たのは出るはずのない最悪の目だった。

 あまりにも大きな賭けに負けたボクたちはこれから何に賭けていくんだろう。


 いつも通りのギャグ漫画に、シリアスなラブストーリー。
 セリフ一切無しの、幻想的な物語。
 全ての作品に共通しているのは地震・津波・原発事故。
 そこで生きる人間たち。……つまり私たち。

 大飯原発の再稼働が決まって、何かしなければと思いつつ、何も出来ずにいる。
 無力感がすごくて、ただぼんやりするだけ。
 原発がもう一度事故を起こすのも怖いけれど、それより、
「あんなことがあったのに、この国はまだ変われないんだ」
 ということに対する絶望感が大きい。

 同じような思いの人は多いと思う。
 くじけないために「あの日からのマンガ」を読み直そう。
 世界がそんなに都合よく動かないのは、当然のことなんだから。
 じっくり戦っていこう。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:33| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年06月17日

ゼロから始める書き込み式フランス語BOOK

 という本(これ)がなかなか良かったです。
 ラジオ講座は毎日どんどん進んでしまうので、理解出来ないままになっていた部分がけっこうあったのです。
 そこをきちんと学習出来たのが良かった。

 英語の勉強をやり直す時にもこのシリーズを使いたいな。
これとかこれとか)
posted by 柳屋文芸堂 at 23:19| 勉強 | 更新情報をチェックする

2012年06月16日

今日は一日“アニソン”三昧 Z(ゼット)

 何で祝日でもないのに○○三昧をやってるんだかよく分かりませんが、つい聴いちゃいますね。
 オタクだもの。
 でも知っている曲はそんなに多くなかったな。
 テレビのない暮らしを始めて8年近く経つから、アニメも見てないんだよね。

 まあ、緒方恵美ねえさんの声を久々に聴けて嬉しいわ。
 お元気そうで何より。

 しかし午前9時00分〜翌1時00分、っていくらなんでもやり過ぎだと思います。
 公式サイトはこちら
 らじる★らじるでも聴けるわよ〜
posted by 柳屋文芸堂 at 23:00| ラジオ | 更新情報をチェックする

円城塔「バナナ剥きには最適の日々」

 円城塔の最新短編集。
 表題作も切なくて良かったし、何より「equal」が素晴らしかった。
 発想も文章もとにかく美しい。

 思考はまるで、水滴状の透明な体がつくる屈曲に似ているもので、透明だから見えないのです。でも透明さの加減は違って、その境目は見えるのでした。
 水の中に沈んだ滴の姿はもう見えなくて、それでも表面へと浮かびあがると、可愛い背中が見えるのでした。


 抽象と具象がくるくる自在に入れ替わって、読んでいると心が跳ねる。
 手足を縛っている見えない紐が、ぱちぱち切られてゆくような快感。
 これほど自由な空間を本の中に作り出せるのは、円城塔だけだ。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:06| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年06月15日

READING FOR YOUR HEART

 しょっぱなに星新一を読んでしまって、いったいどうなるのか?! と心配していた、
「READING FOR YOUR HEART」
 その後もステキな作品が続いて、大好きになりました。
(公式サイトはこちら

 秀島史香さんというDJが物語(短編小説や絵本)を朗読する番組です。
 今日は絵本「あらしのよるに」の2回目。
 次の展開が気になる場面でスパッと切って、格好良い洋楽がかかった。
 わーっ ドラマみたい〜
 私の脳内ではばっちり映像が流れたよ。

 言葉だけで世界を表現するのって最高!!
 と改めて感じます。
 秀島史香さんって巧いですね。役者さんかと思った。

 リクエストも受け付けているのですが、私が好きな短編って……

 江戸川乱歩「白昼夢」
 坂口安吾「私は海をだきしめていたい」
 伊藤計劃「セカイ、蛮族、ぼく。」

 うーん、ラジオで読んでもらうのは無理そうな内容ばかり。
 「セカイ、蛮族、ぼく。」なんて、7ページ中2回も強姦してるしな。
 多過ぎるぞ!(蛮族だからね)

 シャーリイ・ジャクスン「どうぞお先に、アルフォンズ殿」

 なんかも良いよね。黒人を差別したくてウズウズするお母さんの話。
 私の精神は、エロと毒をエネルギー源にして動いているんだなー ということがよく分かります。

 夏目漱石「夢十夜」あたりなら読んでくれるかもな。
 月の光できらきらする真珠貝で穴を掘られたら、もう「負けだ……!」って思うでしょ。
 あんたにずっとついて行くぜ、漱石!!
posted by 柳屋文芸堂 at 00:21| ラジオ | 更新情報をチェックする

2012年06月14日

投稿したわよ

 オネエ言葉を使う小説、某文学賞に投稿しました〜
 書いている間ずっとオネエが取り憑いていたので、まさしく肩の荷が下りたというか。
 楽しかったけど大変だったよ……
 
 書き終わった後、Dちゃんに読んでもらったら、
「初期の作品みたいで懐かしい」
 と言われた。

 小説を書き始めてからずっと、全ての作品を読んでくれて、そのたび感想もくれるんだよな〜
 私の下手な(上達しない、たまに後退までする!)文章を……
 ありがたいことだよね。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:17| 執筆 | 更新情報をチェックする