2012年09月30日

よしながふみ「大奥」八巻感想

 テルマエに続いて大奥も新刊!
 待ってたよ〜
 今回も期待を裏切らない面白さでした。

 ネタバレ感想になるので読んでない方はここまでで……

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 家重と吉宗の関係、吉宗と久道の最期など、見どころを言い始めたらキリないですね。
 私が一番オオーッと思ったのは、平賀源内の設定。
 実際の平賀源内は男色家だったのですが、このよしながふみ版「大奥」では「女性」で「男装」の「同性愛者」として描かれるようなのです(まだ出てきたばかりなので詳細は不明)
 科学者・作家としても興味深い人物なので、今後の活躍がメチャクチャ楽しみです。
 私が中学生の頃にこの漫画が出ていたら、もうちょっと歴史の勉強を頑張れたと思うよ〜
posted by 柳屋文芸堂 at 23:58| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

台風

 今日は三味線の合奏練習がありました。
 暴風雨の中、三味線を持って歩く……
 雨が横殴りになり、屋根が全く役に立たない。
 駅のホームで傘を差しましたよ。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:26| 自然 | 更新情報をチェックする

2012年09月29日

ポリティカル・コレクトネス

 「おたく」が差別用語なら、どんな言葉に置き換えれば良いんだ。
「何事もほどほどにしておくのが不自由な方」
「妄想より現実が大切だと思うのが不自由な方」
 とか……?
 だんだん「不自由な方」という言い方自体が差別的な気がしてきた。
 こうやって言葉を狩っていって、最後に何が残るんだろう。
posted by 柳屋文芸堂 at 02:31| 社会 | 更新情報をチェックする

2012年09月28日

文学フリマに参加します

 文学フリマの情報をあちこちに貼りました。
 一番詳しいのはイベントページ(これ
 新刊は「オカマ先生の恋愛レッスン」
 ゲイでオネエの数学教師キミヤと、男も女も好きになったことのないマルちゃんの、理系ラブコメディです。

 「オカマ」は差別用語とされる事が多いので、けっこう悩みました。
 でも、オネエ寄りのゲイの人たちが、
「あたしはオカマだから」
 と宣言する時の誇り高い感じがすごく好きで、勇気を出して使ってしまいました。
 傷付く人がいたら、本当にごめんなさい。

 この文章を書くためにウィキペディアで「差別用語」を調べたら「おたく」が入っていてびっくり。
 罵る時に使えば何でも差別用語になるよな。
「このタラコクチビルめ!」
 とか。

 ちなみに私は「私生児」なのですが、この単語は明らかに差別用語扱いで、最近書かれた文章にはほとんど出て来ませんね。
 既成の価値観を揺るがす者、みたいなイメージがあって好きなのになー
 古い小説の中だけで見かけるので、
「ああ、私は文学的存在なんだわ!」
 とか勝手にうっとりします。
posted by 柳屋文芸堂 at 13:36| 同人活動 | 更新情報をチェックする

2012年09月27日

ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエV」感想

 わーい! 好きな漫画の新刊が出ると嬉しいですな〜
 買ってすぐに、ワクワクしながらページを繰る。

 この巻で一番目立っているのは、主人公(ルシウス)でもヒロイン(さつき)でもなく、渋〜いさつきのお爺ちゃんです。
「こういうオッサンが好きなのはよーく分かったから!」
 と言いたくなる場面多数。
 オッサンしか出て来ないページがしばらく続いたり。

 作者のヤマザキマリさんは、人間にしろ、建築にしろ、文化にしろ、
「『時間』が仕上げてくれたもの」
 を愛しているのだと思う。
 イタリアに遺る古い神殿や、日本の温泉街の寂れた景色を。

 日本人って、古いものを平気で壊すよね。
 特に建築。
「どうせいつか地震で崩れちゃうし」
 と思うのかもしれないけど、それにしたってちょっと酷い。
 35年間生きてきて、地元である埼玉・東京の風景は、目まぐるしく変わっていった。

「まだ使える伝統ある建物を安易に壊すなど言語道断だ!!
 歴史や伝統は金銭で購えるような薄っぺらい物ではないのだぞっ!?」

 というルシウスのセリフが胸に響く。
 私も微力ながら、古いものを応援していきたいなぁ、と思いました。

 メインのストーリーである、堅物二人の恋愛も可愛らしくて良かった。
 舞台のモデルになっている伊東温泉・東海館に行ってみたいな〜
posted by 柳屋文芸堂 at 23:43| 読書 | 更新情報をチェックする

人生初号外

 今日は母の病院付き添いの日でした。
 不安な点がない訳ではないのですが、とりあえず体調、血液検査の数値ともに落ち着いてます。
 病院に通い始めた頃より、ずっと元気になった。
 酒をやめたからな!

 帰宅途中、新橋駅で「号外!号外!」の声。
私「おお、何だろう?」
母「誰か死んだ?!」←すごい反応
 受け取ってみると、安倍晋三のカラー写真が。←生きてます
 い、いらない……

 もうちょっとステキなニュースの号外が欲しかったなぁ。
 ま、珍しい経験が出来て良かったけど。

 虚構新聞は号外を出したりしないのかしら。
 あちこちで配って世間を撹乱させたい。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:38| 社会 | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

夫婦

 Dちゃんと結婚して8年経ちました。
 一緒に暮らし始めたばかりの頃は、
「いったいこの先、二人の愛はどうなってゆくのかしら……?」
 と不安でしたが、けっこう熱々のままですよ。

 前の彼氏と恋人でいられたのは、8ヶ月だけだった。
 その人のことも大好きだったし、関係を続かせるために相当頑張ったのだけど。
 前の彼氏が悪い人でDちゃんが良い人、という訳でもなく。
 私が失敗から何か重要な真理を学び、それを生かした、というのでもない。

 単なる相性だと思う。
 前の彼氏にも、Dちゃんにも、私にも「気難しい部分」というのがあって(誰だってあるよね?)
 それが耐えがたいほどぶつかってしまうか、小さなケンカ程度でおさまるか。

 もし今、恋愛が上手くいってない人がいたら、
「自分を責める必要はないんだよー」
 と教えてあげたい。
 渦中にいる時はなかなか分からないものだけど。

 若い頃、一緒に働いていたマダムが、しょっちゅう旦那さんの愚痴を言っていた。
「同じ男と20年以上一緒にいた事なんてないから分かりません〜」
 と笑うと、
「私だって初めてですよっ!」
 と返された。

 短い恋愛を繰り返すことは出来るけど、数十年一緒に過ごす「夫婦」は、たいてい人生で一度だけ。
 そのことを思うと、ただただ不思議な気持ちになります。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:12| 家族 | 更新情報をチェックする

ほんのまくら 解答編

 紀伊國屋書店(新宿本店)の「ほんのまくら 解答編」行って来ましたよ〜
 思った以上に読んだことのある本が入っていて(二重買いの危険が相当あった訳だ)
「気付けよ! 自分」
 と思いました……

「もはや、朝になっても、起上る必要はまったくなかった。」
 がロバ−ト・キャパの「ちょっとピンぼけ」だったとは。
 この本を選んだ人は幸運です!
 写真も文章も、とっても素敵でしょう。
 大好き〜♪(冒頭をすっかり忘れてたが)

 一番印象に残るのは、やっぱり、
「たちの悪いいたずらはなさらないで下さいませよ、眠っている女の子の口に指を入れようとなさったりすることもいけませんよ、と宿の女は江口老人に念を押した。」
 だよねぇ〜 エロい!!
 この作者は、日本で最も有名な書き出しを書いた、あの人です。
 一行目で読者をがしっとつかむのが上手いんですな。
 
 このイベントで松浦理英子「葬儀の日」が出版社品切れだって大変!!
 と思ったらAmazonで買えますね。
 増刷したのかしら……
 松浦理英子の作品では「裏ヴァ−ジョン」「ナチュラル・ウ−マン 」が特に愛おしく、忘れられません。

 いやはや、本好きにはたまらない企画でしたなぁ。
 ネット上でも解答編出してくれました(これ
 紀伊國屋書店(新宿本店)、場所をすっかり覚えたし、外国文学の品揃えも良いし(ブローティガンの「東京日記」がすぐ見つかった!)また行くぞ〜
posted by 柳屋文芸堂 at 00:27| 読書 | 更新情報をチェックする

2012年09月24日

住みよい街の条件

 美味しいお店が近くにある。
 セミの声が聞こえる。
 秋の虫の声が聞こえる。
 鳥の声が聞こえる(多過ぎるのもどうか、と最近思うようになってきた。椋鳥びゃびゃびゃ)
 豆腐屋がある(スーパーの豆腐は不味くて食べられない)
 病気にならない(空気の悪い場所に住んで喘息になった経験あり。引っ越したら治った)

 その他に実際的な条件として、
 Dちゃんの会社から遠くない。
 私の実家から遠くない(家族が高齢なので行く回数が多い)
 駅から近い方が良い(車を使わないので)

 住みよい街の条件は、人によって全く違うのでしょうね。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:20| 自分 | 更新情報をチェックする

2012年09月23日

ムスカ大佐

 宮崎駿の作品って、私たちの世代にとってのシェークスピアだよね。
 漫画やブログなど、あちこちで当然のように引用されている。
「奴はとんでもないものを盗んでいきました」(「カリオストロの城」の銭形警部)
 とか、よく見る。

 引用回数が最も多いのは「天空の城ラピュタ」のムスカ大佐のセリフだと思う。
「人がゴミのようだ」
「3分間待ってやる」
「目がぁ……」
 などなど。

 あれだけ沢山の作品の、数え切れない登場人物の中で、最大の影響を残したのが結局ムスカって。
 ちなみに私が一番好きなセリフは、
「馬鹿どもにはちょうどいい目くらましだ」
 です。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:09| 映画・映像 | 更新情報をチェックする