2013年02月19日

ひとつだけ

 矢野顕子の「ひとつだけ」がラジオから流れてきて、Dちゃんと遠距離恋愛していた頃を思い出す。
 私たちは大学の同級生なのだけど、大学卒業後二年間、会うために飛行機が必要な場所にDちゃんはいた。
 まだ恋人どうしではなくて、私の片想い。週に一度、電話で話すだけの関係。
 二人を繋いでいるものの頼りなさ、心細さ。

「離れている時でも わたしのこと 忘れないでいてほしいの」
 という歌詞の「離れている時」という言葉が、すごく切実だった。

 受話器から聞こえる、私を好きなんだか好きじゃないんだかよく分からない男の、優しい声。
 遠くにいるのに、耳のすぐそばで響くのだ。
 甘くって、残酷だったなぁ。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:27| 恋愛 | 更新情報をチェックする

年甲斐もなく

 大好きなブロガーさんに、

 柳屋文芸堂さんからのコメントをめっちゃ期待してこの記事を書いてました

 と言ってもらって、年甲斐もなくキャーキャー喜ぶ私。
 そして「年甲斐もなく」という言葉を使える年齢になってしまったことに感慨を覚えたり。

 ほんと、その人のブログ、素敵なんですよ〜(ここ
 風景と心理の描写が細やかで綺麗で、こんな文章をさらりと書けたらどれだけ幸せだろう、と思う。

 親の仇みたいな雨はきゅうべえの窓を叩き付けて棒状に流れ、
 その向こうで、赤や黄色に色を変える信号は甘いあめ玉みたいだ。

 ※きゅうべえは車の名前

 読んでいると、その出来事が起きている現場にすっと移動しちゃうのだ。
 まるで自分の経験みたいに、水滴で歪んだ街が見えてくる。

 私は滅多に人を羨んだりしないのだけど、自分より文章が上手い人を見ると悔しくなるなぁ。
 そして憧れる。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:15| ネット | 更新情報をチェックする

2013年02月17日

何故、朝に起きるのか?

 私は、
「人間は朝起きて夜寝る生き物だから、朝になったら起きる」
 と思っていたのですが、Dちゃんは、
「学校や会社があるから起きる。無ければ起きない」
 と言うので、うーん…… と思った。

 確かにDちゃんは仕事が休みの日には昼とか夕方まで寝てるもんなー
 私は特に用事がなくても朝起きたい。
 そうしないと頭がボーッとしたり身体がだるくなったり調子崩すから。

 生活リズムに対する考え方が夫婦で違い、何度話し合ってもお互いいまいち納得出来ないのであった。
 男女の身体の差とかもあるのかな。

 女性の月経は月1なのに男性の射精は不定期(だよね?)なのって不思議、と考えて、もし両方とも定期的だったとしたら、それがズレた時に相当繁殖が難しくなるんだ、と気付く。
 男のことなど気にせず規則正しく暮らすのがたぶん正解なんだろう。
 そう出来るようにならないとなー
posted by 柳屋文芸堂 at 22:44| 健康・美容 | 更新情報をチェックする

冨田勲「イーハトーヴ交響曲」

 ラジオで聴いていたら我慢出来なくなってCDを買ってしまった。
 5楽章「銀河鉄道の夜」で、手回しオルガンのメロディーにミクの歌、
「シャラシャラシャラシャラシャラ シャラララララキンコンカン♪」
 が重なる部分が本当に美しい。涙が出てくる。

 この交響曲の最も優れた点は、賢治の作品を読んだ時に感じるのと同じ種類の切なさを、音楽の力で生み出しているところだと思う。
 つい「銀河鉄道の夜」を読み直しちゃったんだけど、この作品ってもう何だかよく分からないけど泣けるのね。
 悲しい出来事が起きるから、という理由じゃなく、文章全体に悲しみが織り込まれているみたいなのだ。
「何でそんな風に感じるのかなー」
 と今回改めて考えてみて、
「この小説の中で起きる悪いことは全部真実で、良いことは全部幻想だからなんじゃないか」
 と思った。悪いことはやたらにリアルで、良いことは美し過ぎて、賢治は決して生きてこの世でそれを見ることは叶わなかった気がする。

 でももしかしたら、牛乳だけは実際にあたたかく美味しかったのかもしれない。

 白い一本の乳の流れのような、そこにすがりつけば苦しみのない安らかな場所へ辿り着ける、細く光る希望のようなもの。
「シャラシャラシャラシャラシャラ シャラララララキンコンカン♪」
 ミクの声は現実には存在せず、でもちゃんと私たちに聴こえている。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:00| 音楽 | 更新情報をチェックする

2013年02月15日

くびれ

 寝る前、私の腰に手を触れたDちゃんが、
「凹んでる! 前はマトリョーシカみたいだったのに……!!」
 とショックを受けていた。
posted by 柳屋文芸堂 at 17:29| 健康・美容 | 更新情報をチェックする

食中毒ダイエットで

 死にかけた。
 腰にくびれが出来た。
posted by 柳屋文芸堂 at 10:34| 健康・美容 | 更新情報をチェックする

2013年02月13日

「景気」に対する感想

 バブルを知らない若い人は、バブル期をどんな風にとらえているのだろう。
 私は当時小学生〜中学生だったのですが、地上げのドラマが多く放映されていて、何だか怖かった。
 私の家にも暴力団の人がやって来て家を追い出されたりするのだろうか…… と。
 私の実家は街の中心から離れた住みにくい場所にあるので、そんな心配する必要全く無かったんですけどね。

 バブル崩壊もまた怖かった。
 確か中二の頃、これから景気が悪くなるぞ、というようなことがテレビで言われ始め、私は「はだしのゲン」の映画を思い浮かべたのだ。
 焼け野原で、壊れた水道から水があふれていて、水だけは飲める。ご飯は食べられない。みたいな。
(この映画を見たのはずいぶん前なので記憶があやふや。そんなシーン無かったらごめんなさい)

 不景気、というのがどういうものなのか全く想像出来ず、自分の生活が全て失われてしまうのかと不安だった。
 実際には街も焼けなかったし、ご飯のおかずが減ったりもせず、いつも通りの暮らしが続いてホッとした。

 36年間生きてきて、景気が良くなったり、悪くなったり、色々したけれど、実際に自分の生活が景気によって良くなったり悪くなったりしたかなぁ、と考えると、ちょっと分からない。
 それより就職したり、結婚したり、個人的なイベントによる変化の方が大きかった。

 みんな何かというと景気、景気と騒ぐ。
 でも景気が良くたって酷い目に遭う人はいるし、景気が悪くたって必要とされる人は失業しない。
 注目すべきなのは景気じゃないんじゃないかなぁ、と私はいつも思う。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:16| 社会 | 更新情報をチェックする

2013年02月11日

アルパカ

 ニコニコ超会議にはアルパカも来るらしい。
「文学フリマはアルパカのエサとして呼ばれたんだったら嫌だよね〜」
 と冗談で言ったら、Dちゃんは、

ニコニコの人「こんなにアルパカを連れて来て、エサはどうするんです」
 碇ゲンドウ「そのための文学フリマだ」(すちゃっ)←眼鏡を直す音

 みたいな妄想をしてしまったらしい。

 アルパカが紙を食べるという前提で考えたけど、アルパカが何を食べるのか全然知らない。
posted by 柳屋文芸堂 at 15:14| 同人活動 | 更新情報をチェックする

干渉のパラドックス

「人に干渉しない方が良いですよ」
 と人に干渉する、干渉のパラドックス。
posted by 柳屋文芸堂 at 14:48| 与太話 | 更新情報をチェックする

音の魔術師 冨田勲の世界 〜初音ミクとのコラボを終えて〜

 NHK-FMで今日の4時まで、
「音の魔術師 冨田勲の世界 〜初音ミクとのコラボを終えて〜」
 をやってるわよ〜(紹介サイトはこちら

 「今日の料理」のテーマを作ることになった経緯とか、トークもなかなか楽しい。
 「冨田勲」という名前を知らなくても、彼の曲を聴けば「あっ」って思う。
 有名なものがいっぱい。

 初音ミクが出演した「イーハトーヴ交響曲」の一部も放送するらしいですよ。
posted by 柳屋文芸堂 at 13:24| ラジオ | 更新情報をチェックする