2014年02月19日

本に励まされる

 落ち込んでいる時には、生身の人間に、
「頑張れよ」
 なんて言われたくない。
 落ち込みが激しい時には、そもそも人に会いたくなくなる。

 私の人生にもそういう時期が何度かあって、いつも必ず、本の中の言葉に励まされた。
 本だって人間が書いたものなのだから、やっぱり人に励まされているのだ。

 直接人と会った時の、言葉のキャッチボールは楽しい。
 「キャッチボール」と表現されることからも分かるように、会話には素早い判断力が必要で、心が元気じゃない時には苦しい行為だと思う。

 本というのは、誰かがじっと考えて、一人で長々と書いた文章。
 言葉のボールは「投げられる」というより「置かれている」のかもしれない。
 それをそっと拾い、じっと見つめる。

 これは何だろう。
 何を伝えようとしているのだろう。
 どんな世界を作り出そうとしているのだろう。
 そうやって誰かが置いていってくれた言葉を体に入れているうちに、不思議と心が回復してくる。

 私を助けてくれたような本を、私も書けたら良いなぁ……
 というのが昔からの夢だけれど自信がないので、せめてそういう本を沢山紹介したい。
 落ち込んでいる人が、自分にぴったりの本を見つけられますように。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:03| 読書 | 更新情報をチェックする

2014年02月18日

エアコン笠地蔵

 うちのマンションの隣の建物には、エアコンの室外機が7つほど並んで付いている。
 何の変哲もない室外機だけど、上にこんもり雪が積もると、唐突に地蔵っぽく見えるので面白い。
 大きさがバラバラだからそう感じるんだろうな。
 雪をはらって笠をかぶせないと…… という気持ちになる。

 ささやかな物語の気配。
 雪が溶けて消えて、室外機はただの工業製品に戻ってしまった。
 あーあ。
posted by 柳屋文芸堂 at 02:30| 季節 | 更新情報をチェックする

2014年02月16日

空き部屋から見えてくるもの

 前にも書いたけど、うちのマンションは空き部屋が多い。
 別に僻地ではなく、賑わっている駅から徒歩数分の場所だ。
 何でこんななんだろう、とネットで空き家について調べてみたら、埼玉の賃貸用住宅の空室率が「18.4%」と出てきた(このサイト→HOME'S不動産投資 見える!賃貸経営

 だいたい5〜6部屋に1つは空いているのだから、うちのマンションがガラガラなのも当然なのかも。
 しかしもったいないなー
 人が入るまで家賃を下げればいいじゃーん!

 と思って賃貸マンションについて検索してみると、
「節税のために不動産賃貸を始めたものの、経営難で借金がかさんで」
 みたいな話がいっぱい出てきた。
 マンションを建てた時の借金を返さなければいけないから、家賃を簡単に下げられないんでしょうなぁ。

 それにしても、やっぱり空き部屋はすごくもったいない。
 若い夫婦がそこに住んで、新しい家族を作ったりする可能性のある場所なのに、無意味に封鎖されているように感じる。

 家賃を下げられないほど経営が苦しいなら、マンションそのものを売っちゃえば良い、と他人の私は思う。
 でもきっとその土地を手放したくない理由があるんだろうな。
 あふれかえる空き部屋は、人間の執着心が目に見える形になったもの、なのかもしれない。
posted by 柳屋文芸堂 at 22:53| 社会 | 更新情報をチェックする

雲田はるこ「昭和元禄 落語心中」5巻 感想

 菊さんが主人公の時代はこの巻で終わり。
 魅力的な人でしたね〜
 常に感情を押し殺していて、ピリピリと神経質。
 その分、本音がふっと表に出る時の切なさが迫ってくる。

 落語の場面では、助六が演じた「芝浜」が素晴らしかった。
 「芝浜」は夫婦の情愛を描いた噺。
 そこに出てくるおかみさんの口調が、助六の奥さんであるみよ吉にそっくりで、夫婦の生活が落語ににじみ出ているのが読者にもしっかり伝わってくる。

 ああ、なんて活き活きとして素敵な落語でしょう。
 と感動した後、助六とみよ吉は一緒に死んでしまうのだ。
 取り残され、再び孤独になる菊さん。

 こんな風に落語の内容を絡めるとは、上手い展開だなー と。
 この巻に出てくる噺は、
「明烏」「芝浜」「野ざらし」「浮世床」「つるつる」
 Dちゃんと一緒に読んでいるので、落語も二人で行きたいよー
posted by 柳屋文芸堂 at 02:12| 読書 | 更新情報をチェックする

2014年02月15日

盛り上がってるのを見てるのが好き

 オリンピック見てないのに、フィギュアで金を取った羽生結弦選手のプライベート(試合中じゃない時の)写真やコラージュ画像やイラストがツイッターで大量に流れていて、原作見てないのにパロディ漫画を読んでいるような気分(聖闘士星矢やサムライトルーパーがそうだったなー)
 確かに可愛いですね!

 ちなみに私、ツイッターはやってません。
(一度アカウント取ったけど消しちゃった)
 気に入った人のツイートをブログみたいに読みに行ってます。
 その方が性に合ってる。
posted by 柳屋文芸堂 at 20:01| ネット | 更新情報をチェックする

ただ起きてるだけ

 まるでソチオリンピックを観戦しているような夜更かしっぷりですが、単にDちゃん待ちです。
 まだ帰って来ない……

 オリンピックはテレビが無いので見られないのです。
 フィギュアスケートで盛り上がってるツイートを読んでるとこっちまで楽しくなります。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:47| 同人以外のイベント | 更新情報をチェックする

2014年02月13日

ぼす、ぼす、ぼす、と歩くのだ

 三味線のお稽古で、
「また雪らしいですね!」
 と言ったら、先生と他のお弟子さんが、
「何でそんなに嬉しそうなの?!」

 どうもニコニコしていたらしい。
 私一人、子どもみたいだわ……
 確かに、雪が積もるのは嫌じゃないです。
 雪の中歩いて買い物に行く予定♪
posted by 柳屋文芸堂 at 20:22| 季節 | 更新情報をチェックする

2014年02月12日

おまけ無しの納豆が欲しい

 納豆に付いてくるタレとカラシっていらないよなー といつも思うのですが、皆様はどうでしょう。
 使う人が多いのかしら。

 私は納豆に醤油と乾燥青ネギをかけます。
 付属のタレは甘過ぎる。
 辛味は別に欲しくない。

 タレ・カラシ抜きで、その分少し安めになった納豆があれば喜んで買うのだけど。
「納豆だけの納豆!」
 って見たことない。
 納豆をパックする機械には、問答無用でタレとカラシを放り込む機構が付いているのだろうか。

 プレーンヨーグルトにも砂糖が付いているものと付いてないものがあるのだから、納豆も「おまけ無し」を選べるようにして欲しい。
 納豆を料理の材料(納豆の味噌バター炒めとか)にする時も邪魔だ……
posted by 柳屋文芸堂 at 01:15| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2014年02月11日

今まで黙っていましたが

 実を言うと私、小泉元首相が大好きなんです。
 でも、政治思想的に支持している訳では全くないので、なかなか愛情を表に出せなくてね〜
 都知事選でボロ負けした後だし、今なら良いだろう。

 あの人の何が良いかというと、
「政治家になんて全っ然なりたくなかったんだ!」
 という感情を全く隠さずに政治家をやっていたところ。

 あの人は明らかに政治が得意だったし、政治が嫌いだった。
 「得意なこと」と「好きなこと」が違うのは切ないことだろうと思う。
 しかしその矛盾が、やけっぱちのはったりを生み、大衆を惹きつけた。

 取材に来た記者たちをはぐらかすような会話だって、
「政治家という地位からいつ降りても良い」
 と思っていたから出来たのだと思う。
 ユーモアは余裕のある証拠だ。

 国会で共産党の志位さんとやり合った時には、不良とガリ勉がケンカをしているようで大変微笑ましかった。
(実は志位さんも好き。あのクソ真面目過ぎる感じが愛おしい)
 またどこかで対決して欲しい。
 反原発で仲良くしたって良い。

 小泉さんが首相を辞める時、食の問題に取り組む、と言っていた。
私「いったい何をするんだろう」
D「とりあえず美味しいものを食べるんだと思うよ」

 選挙で失敗しても、とりあえず美味しいものを食べて元気になって欲しいなー と思います。
posted by 柳屋文芸堂 at 03:13| 社会 | 更新情報をチェックする

2014年02月09日

美術鑑賞の楽しさ

 私が「美術鑑賞って良いなぁ」と思う理由の一つは「拘束されない」ということ。
 興味を持てない作品の前は素通りしても良いし、
「うわぁ!」
 と感激した作品は閉館時刻まで見つめ続けたって良い。

 映画や演劇は終わるまで席を立てないし、頭もストーリーを追い続けなければいけない。
 それはそれで面白いのだけど、私の場合、ストレス解消のためには美術の方が向いている気がする。
 何が描かれているのか分からない不思議な絵の前で、ボーっとする幸せ。
 心が解放されて疲れが取れるのだ。

 全ては鑑賞者の想像力しだい。 
 高く飛んでも良い。
 深く潜っても良い。
 何も考えなくても良い。

 美術館は誰もが自由になれる場所。
posted by 柳屋文芸堂 at 21:48| 美術 | 更新情報をチェックする