2014年08月24日

アナと雪の女王

 ものすごい今さらですが「アナと雪の女王」を見ました。
 と言ってもDちゃんが流しているのを横で聞いていて、派手な場面だけ画面を見た感じ。
 雪の女王がお城を建てる場面とか。



「ありのままで生きるためには、孤独にならなければいけない」
 という真理をこんなにはっきり表現しているのを初めて見た気がする。

 彼女は結局、孤独に耐えられたのだろうか?
 最後のあたりでは和解してみんなと仲良くしていたようだけど、いったいどうやって世界と折り合いをつけたのだろう。
 ……って、ちゃんと全部見れば良いだろ!>私

 ストーリーは分からないけど、孤独に向かって突き進む雪の女王の姿は非常に清々しかった。
 この場面だけ見ていると、
「恐れずに孤独になろうぜ!」
 って言われている気持ちになる。

 全体を見たらおそらく、全く反対の話なのだろうなぁ。
 全体と一場面、どちらに共感してヒットしたのだろうか。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:43| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

幸福な少数派についての話

 電車の前の席に、おそらく知的障害のある十代半ばくらいの女の子と、お母さんが座っていた。
 女の子はお母さんに腕をからませ、耳元に口を寄せて話しかけたり、一緒にスマホをのぞき込んだり、何だか恋人どうしみたいに見えた。
 お母さんはきっと苦労も多いだろうけど、とっても幸せなんじゃないかな、と思った。

 昔、ある医者が伯母(大)について、
「目も見えないし、死んじゃっても良いよね」
 というようなことを言った。
 あまりの失礼さにあっけにとられ、母と二人でゲラゲラ笑ってしまった。

 確かに母は伯母(大)のせいで苦労しているけれど、死んで良いとまでは考えていない。
「障害者も、障害者の家族も不幸」
 という世間の思い込みは強い。

 世界は基本的に多数派である健常者のために作られているので、障害者が困る回数は健常者よりずっと多い。
 でも「困る」がそのまま「不幸」になる訳じゃない。
 困ることで気付くことも沢山ある。

 障害者と障害者の家族は、世界についてより深く理解出来る。
 私は伯母(大)と共に暮らし、育ててもらったのを、心の底から感謝している。

 妙な思い込みがあるのは差別というより、障害者や障害者の家族について知らな過ぎるだけなんじゃなかろうか。
 「障害」を「障がい」にしよう、いや「障碍」だ、なんて表層的なことばっかり騒いでさ。
 ばっかみたい。

 障害者はどこにでもいます。
 幸福な障害者も。
 幸福な障害者の家族も、ね。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:45| 家族 | 更新情報をチェックする

2014年08月23日

ヨコハマトリエンナーレ2014(出品作家のエスキース)

 ヨコハマトリエンナーレを隅々まで食い尽くすつもりでいる。
 8月に入って4度目の横浜。
 はるばる埼玉から通っております。

 今日行って来たのはメイン会場ではなくて、横浜島屋7階の美術画廊。
 連携プログラムとして開催されている、
「'ヨコトリ'ノーツ ヨコハマトリエンナーレ2014出品作家のエスキース」
 エスキースとは「作品制作過程の下絵やデッサンのこと」だそうです。
(公式サイトの紹介文はこちら 画廊のブログはこちら

 タイトルだけ見ても何が展示されているのか分からず、
「メイン会場の展示の企画書みたいなのが並んでいるのかな?」
 と思っていたら、全然違った。
「ヨコハマトリエンナーレ2014に参加している作家の、販売可能な作品」
 という説明が一番近いかな……(非売品もあり)

 いつも美術館で美術を見ているので、作品に値段がついていると不思議な感じがする。
 作品のそばに表示はなく、冊子を見ると価格が分かる仕組みでしたが。

 坂上チユキの作品も買えちゃうんだよね。
 数十万でも数百万でもなく、数万円で。
 「ついカッとなって」クレジットカードを出しそうになったけど、我慢した。
 うー でも欲しいなー

 夢の中で深い海にもぐり目をつぶったら、まぶたの裏にチカチカと浮かんできそうな図形。
 見飽きない美しさ。ほっとする優しい色彩。

 誰か私の代わりに買って。
 絶対値上がりすると思う(保証はしません)

 美術館も購入金額をでかでかと表示してピカソ展でもやってみたらどうかしら。
 集中力が増すかもしれない。
 価格しか見なくなるかもしれない。

 売り場の女性と話しているうちについ情熱がほとばしり、現代美術について演説をぶってしまった。
 本当に自分の暑苦しさをどうにかしたい。
 数万円の作品も買えないくせにっ

 さんざんおしゃべりした挙句、
「お金持ちになったらまた来ます!」
 とその場を後にしたのであった。
 下の食品売り場で夕飯の材料を買って帰ったので許してください。

 ここの展示は短くて、8月26日(火)まで。
 入場無料。最終日は午後4時閉場。
 ヨコハマトリエンナーレの雰囲気を感じたい方はぜひどうぞ。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:44| 美術 | 更新情報をチェックする

2014年08月22日

受験勉強の思い出

 中学三年の夏休み、図書館にこもって苦手な地理と歴史の単語を必死に覚えようとしたのを思い出す。
 結局あまり効果はなくて、受験に必要な五教科合計の成績は、夏休み後にガクッと下がっちゃったんだよな。

 子どもの方が記憶力が良い、というのは大ウソだと思う。
 どれだけ若くたって、興味のないものは覚えられない。
 脳みそに刻まれずスーッと抜けていく感じ。

 もし今、中三の私に声をかけられるなら、
「苦手なことを無理にやろうとするんじゃなく、得意な分野で入り口を見つけなよ」
 と言ってやりたい。

 好きな小説家の出身地を調べてみるとか。
 歴史を扱った漫画を読むとか。
 旅行のガイドブックの写真を模写するとか。
(当時、私は絵を描くのが好きだった)

 まずは興味を持たないと、効率が悪いことはなはだしい。
 もしかしたら、若い頃の苦労はそういう自分なりの教訓を得るために必要なのかもしれない。

 60歳の私は37歳の私に何を言いたがるだろうか。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:28| 勉強 | 更新情報をチェックする

2014年08月21日

真夏の花嫁修行

 夏が来るたびに思うのですが、この暑い中、他の人はどうやって家事をやっているのだろう。
 皿洗いは扇風機をかけながら出来るし、それでも辛ければクーラーをつけてしまう。
 しかし風呂掃除や洗濯物を干す時などはどちらも出来ない。

 もうこれは(部屋ではなく)自分自身を冷やすしかないと思い、ハンカチに包んだ保冷剤をわきの下に挟むことにした。
 (肩の上でハンカチの端を結う。どんな風になっているか伝わるかな……)
 少しはマシになったぜ、とその姿で働いていたら、Dちゃんが心配し始めた。

「心臓に入る血液を冷やさないようにね」
「そんなこと言われても、血の動きまでコントロール出来ないよ!」

 心臓発作を起こしたら大変でしょ、とのこと。
 確かにわきの血管は心臓に近いからねぇ。
 他の場所も試したけど、わきを冷やすのが一番早く体から熱が逃げる感じがする。

 熱中症か、心臓発作か。
 選びたくない。

 とりあえず、熱くなり過ぎないよう、冷やし過ぎないよう、気をつけよう。
 中道ですな。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:30| 料理以外の家事 | 更新情報をチェックする

2014年08月20日

オニオンパングラタン

【作り方】
1、玉ねぎ2個を薄切りにしてよく炒める。
2、親子丼用に切ってある鶏肉80グラムを入れてさらに炒める。
3、塩をぱらぱら。黒こしょうは多めにかける。
4、フランスパン1/3本ほどを一口大に切り、オーブントースターで焼く。
5、炒めた玉ねぎと肉を耐熱皿に移し、その上にパンを並べ、グリュイエールチーズ(無ければとけるチーズ)を載せる。
6、オーブンでチーズに焦げ目がつくまで焼く。

 パンが余った時にどうぞ。
 ギネスビールがよく合います。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:16| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2014年08月18日

ヨコハマトリエンナーレ2014(しりあがり寿)

 今日はヨコハマトリエンナーレのもう一つの会場である新港ピアに行ってきました。
 そっちの作品の話は長くなるので後にして……

 新港ピアに行くために、横浜美術館から無料バスに乗りました。
 その時に再びマイケル・ランディ「アート・ビン」(芸術のゴミ箱)を見たのですが、

R0025929.JPG

 わーっ! しりあがり寿の絵が!!

R0025929-001.JPG
↑このコマが好き。コマじゃないか。

 他には……

R0025927.JPG

 誰だよ、これ捨てたの。
 紙飛行機が散りばめられて良い雰囲気です。

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posted by 柳屋文芸堂 at 23:55| 美術 | 更新情報をチェックする

Dちゃんの夏休み

 今回珍しくDちゃんはまともな時期にまとまった休みを取ることが出来ました。
 お盆は働いて12月に夏休み、とか訳の分からないことになる方が多いからね……

「この休みは大掃除をするよ!」
 と、私一人だとなかなか難しい、ガスコンロの下とか(ガスコンロを持ち上げるのが大変)ガスコンロの上とか(手が届かない)ベッドの下のぞうきんがけとか(ベッドを動かさなければいけなくて、二人じゃないとムリ)あちこちの掃除をしてくれました。

 37年生きてきてつくづく思うのだけど、
「大掃除と引っ越しは夏にやらない方が良い!」
 体がドロドロになるから。
 引っ越し屋さんの汗まみれになった家具や電化製品を拭いて回った夜を思い出す……

 年末に大掃除、というのはうまく考えられている習慣だなー と思う。 
 Dちゃんは年末年始の休みはなくて、元旦から仕事だった。
 会社は社員の家の大掃除のことも少しは考えて欲しい。

 掃除の他は「ダンガンロンパ」というゲームをやっていたようです。
 ドラえもん(大山のぶ代)とシンちゃん(緒方恵美)の声が聞こえてくるので気になってしょうがない。
 ドラvsエヴァというパロディ小説を思い出したよ(これ
 懐かしいなぁ。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:29| 家族 | 更新情報をチェックする

2014年08月16日

少しでもここを生きやすい場所にするために

 自殺率の低い徳島県旧海部町という街を調べてみたら、
「いろんな人がいてもよい、いろんな人がいたほうがよい」
 と考える人が多かった、という話を前に紹介しましたが(この記事
 海部町以外の場所でそういう思想を求めるのはなかなか難しいだろうなー と思う。

 日本人はもともと均質ではない。
 考え方も、生き方も、性格も、欲望も、能力も、体力も、収入も、資産も、人によって全然違う。
 にもかかわらず、
「みんな同じである」
 と信じることによって安心感を得ているのではないだろうか。

 貯金100万円の人と、貯金1000万円の人と、貯金1億円の人がいるとする。
 貯金100万円の人はお金が十分あるような顔をし、
 貯金1億円の人はお金持ちであることを隠し、
 まるで3人は同じ生活レベルで暮らしているようなふりをしておしゃべりする。

 他人との差をなるたけ隠し、
「私はあなたと同じです」
 と示し続けることが、日本人のたしなみなのかな、と思う。

 ちょっとでも「違い」が見つかってしまうと責め立てられる。
「正社員にならないの?」←若い頃よく言われた
「車は買わないの?」
「家は買わないの?」
「働かないの?」←この3つは最近よく言われる

 前にも書いたけど、痩せていることもあれこれ言われる原因になる。
 とにかく平均から外れたら周囲がざわつく。

 私は「周囲に合わせる」というのが下手なので、これまで何度も出る杭のように打たれてきた。
 生きにくい、と感じることが非常に多い。
 嫌な思いをしないで済むように、人と会うのをやめようかな、と考える時もある。
 そうするとどんどん孤独になる。
 
 「多様性」「ダイバーシティ」なんて言葉を使っても、日本には根付かないと思う。
 日本人は多様性に耐えられないのだ。
 違いが見つかったら、害虫を殺すみたいにつぶす。
 ほとんど習性と言って良い。簡単に変えられるものじゃない。

 そんな日本にも、素晴らしい言葉がある。

「よそはよそ、うちはうち!」

 親の説教として聞くと腹立たしいかもしれないが、自分の心の中でつぶやくと、けっこう元気が出る。

 どうして私は仕事と家事を両立出来ないんだろう?
 他の人は出来ているのに……
「よそはよそ、うちはうち!」

 どうして私は才能も無いのに小説を書くのを諦められないのだろう?
 他の人はとっくにやめているのに……
「よそはよそ、うちはうち!」

(あまり良い例が思い付かなくて申し訳ない……)

「よそはよそ、うちはうち!」
 という言葉で「みんな一緒圧力」と戦いたい。
 平均から外れてしまった全ての人と共に。

 生きにくいのも、孤独も、もう嫌だから。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:57| 社会 | 更新情報をチェックする

コミケ雲

 コミケに参加したみなさま、お疲れ様でした。
 Twitterで検索したところ、今日はコミケ雲出来なかったみたいですね。
「本当なのかな?」
 とコミケ雲の存在を疑っているツイートもあったけど、本当です。
 出る時は出ます。

 父さんはビッグサイトの中で竜の巣を見たんだ。
 父さんは帰ってきたよ!

 いや、そこまでじゃないけどね。
 天井のあたりが白くモワ〜っとしてくるのだよ。
 ゲリラ豪雨とコミケ雲の原理って同じなんじゃないのかな。

 ゲリラ豪雨はエアコンの排気が上空の冷たい空気とぶつかる。
 コミケ雲は人々の熱気がエアコンの冷たい風とぶつかる。
 ビックサイトのエアコンを超強力なものにすれば、ビッグサイトの内と外で豪雨を起こすことも可能かもしれない。

 なんてことを本気で考えるくらい去年の夏コミは蒸し暑くてつらかったので、今年は申し込むのをやめました。
 同人誌即売会の中では一番のお祭りで、好きなんだけどね〜
 明日、明後日と参加される方は楽しんできてください♪
posted by 柳屋文芸堂 at 00:01| 同人活動 | 更新情報をチェックする