2015年08月30日

夏の思い出

 一瞬気温が下がっただけなのかな、と思っていたら、何だかずっとそのまんまですね。
 夜の虫の声が、
「俺たちの季節! 俺たちの季節がやって来たぜ!!」
 ってな感じに一段とくっきり大きくなったような気がします。
 残暑なしでこのまま秋なの?

 今年の夏の思い出は色々ありますが、台風の前日に、
「雨が降る前にやっとかなきゃ!」
 と2回洗濯し、強風で物干し台が倒れて全滅したのが……
 辛かったですね……

 アイロンかけたワイシャツも洗い直し。
 夏のアイロンは汗だくになって大変なのに〜

 あと、鳥にフンをかけられて魂の抜けた夕暮れとか……
 うっうっ。

 何年も後に、
「物干し台が倒れ、鳥にフンをかけられ、親知らずを抜いた、38歳の夏」
 とか思い出すのでしょうか。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 22:00| 季節 | 更新情報をチェックする

リベンジポルノの贈答文化

 前にラジオのニュース番組で、
「付き合っている男から裸の写真が送られてきたから、自分も裸の写真を送り返した。
 別れた後、その写真を利用された」
 という話を聞き、びっくりした。

 ネットを使って写真を送るのも、それを悪用するリベンジポルノも、始まったのはつい最近。
 しかしその中に、何で贈答文化が脈々と受け継がれているの……?
 裸の写真が送られてきたからって、裸の写真を返す必要なんてないんだからね?!

 贈られたら贈り返すのは日本の文化。
 外国人は贈りたい時に贈るだけ。
 と知った時には衝撃を受けた。
 自分の周囲では当たり前のことが、世界では当たり前じゃない驚き。

 大事にした方が良いのに消えていく伝統も多い中、何だって贈答文化はこれほど強力なのか。
 儀礼的で、あまり良い習慣とは思えないのだけど。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:23| 社会 | 更新情報をチェックする

2015年08月29日

文月悠光「だれに呼ばれて」

 「フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、織るように」のパンフレットに載っていた、文月悠光(ふづきゆみ)さんの「だれに呼ばれて」という詩がとても良かった。特に、

 母になりたかったが、
 産み落とす前に生きねばならなかった。


 という部分。フリーダが子供を望みつつ産めなかったことをふまえての2行だと思うのだけれど、それとは全く関係なく、
「ああ、私もそうだったなぁ!」
 って強く思った。

 若い頃はとにかく、
「まともに文章を書けるようになりたい」
 というのが自分の中にある最大の欲望だった。

 それは別に小説家になりたかったからではなく、自分の内側や外側にあふれるモヤモヤに言葉を与えて少しでも世界の見通しを良くしないと、とてもじゃないけど生きていけないくらい苦しかったからだ。

 母親になることへの憧れがなかったわけじゃない。
 でもそれどころじゃなかった。
 まず自分の正気を保てるか、毎日がギリギリの戦いだった。

 私は顔の造り(表情?)がのんきに見えるらしく、あまりそういう綱渡りのような生き方をしているとは思われないらしくて…… 悩んでいるのとも違うしねぇ。
「アル中の母親に悩んでいる」
 とかだったら逆に分かりやすかったのだと思う。

 でも別に、日本酒の匂いがいつもする母親のことは大好きだったし。
 どんな時でも味方でいてくれたし。

 私が混乱するのは「普通の人々」と「普通に」接する必要がある時だった。
 何だか不条理劇に放り込まれたような気分になるから。

 小学生の頃、
「お前は常識がない」
 と言ってきた男子を思いっきり平手打ちしてやったっけねぇ。
 彼はなかなか鋭かったな(滅茶苦茶ムカついたけどな!)

「〇〇について悩んでいます」
 とはっきり言うことさえ出来ない「モヤモヤ」と格闘していた日々。
 それをたった2行で言い表すなんて、すごいなぁ。

 そう、そういう力が欲しくて、結局まだ手に入れられてない。
 昔よりはずいぶんラクになったけれども。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 01:56| 読書 | 更新情報をチェックする

2015年08月28日

貴様いつまでオバサンでいるつもりだ問題

 家の修繕のため、実家のご近所さんのところに職人が出入りするようになった、とのこと。

「うちの前でね、
『おばあちゃんが通るらしいから、物を置かないように』
 って言ってるのが聞こえちゃったのよ」

 と母。
 私は「職人さんたちに母のことを伝えてくれて、ご近所さん親切だな〜」と感謝したのだけど、母の意見は違っていた。

「おばあちゃんって言われちゃった……」
「はぁ?! お母さん、まだおばあちゃんじゃないつもりなの?!」

 腰が曲がって小さくなって、めぞん一刻に出てくる五代くんの祖母みたいなのに……!

「まだ30代のつもりでいるわけ?」
「30代じゃないけど、60代の気持ちよね」

 オバサンの上限に踏みとどまっているつもりらしい。
 もうじき80なのに!

 この「若さへのこだわり」って何なんでしょうね。
 私は歳相応にオバサンでいることにそんなに不満がないので、よく分からないです。
 我が母ながら。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 01:17| 家族 | 更新情報をチェックする

2015年08月26日

ぬたの研究

 大好きなお蕎麦屋さんで九条ネギのぬたを頼んだら、うちのよりずーっとまろやかで美味しかった。
「バランスが良い! うちのは酸っぱ過ぎる!」
 とDちゃんにけちょんけちょんに…… うう。
 ぬたなんてそんな食べたことなかったんだもの。

 うちのぬたは普通の(薄茶色の)味噌を使って作っているけど、今日のは白味噌だったと思う。
 色が全然違っていたから。
 あとお酢を少なくして、他にはどんなコツがあるのかなぁ。

 うちでも美味しいぬたが作りたい!
 
posted by 柳屋文芸堂 at 22:04| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

「フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、織るように」裏ヴァージョン

 少し前に感想を書いた「フリーダ・カーロの遺品 ―石内都、織るように」という映画。
 メキシコが舞台なのだけど、食事をする場面がほとんどなかった。
「石内さん、何食べたのかな?」
 と思っていたら、ほぼ日刊イトイ新聞のインタビュー記事(これ)の中に書いてあった!

 私、もうね、すっごく気に入っちゃって、
 毎日毎日、飽きずに食べてたの。

 トルティーヤでも、タコスでも、
 きゅうりのジュースでも、
 「モーレ」とかっていうソースのかかった
 鶏肉料理でも、お米のスープでも、
 なんでもかんでも、本当においしくって。


 疲れも見せずに撮影されていたのはそういうわけか、と。
「石内都とメキシコ料理」
 に注目して編集したら、全然違う映画になったんでしょうね。
 それはそれで楽しそうだ。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 01:34| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

2015年08月25日

終わったけど終わってない

 今日は三味線のおさらい会(発表会)の下ざらい(リハーサル)
 緊張してどうにか演奏して帰ってきたら、涼しい秋風。

「俺の夏は終わった……」

 いや、本番これからだから!
 
posted by 柳屋文芸堂 at 01:04| 音楽 | 更新情報をチェックする

2015年08月24日

柳田のり子を讃えるうた

生前は無名のまま過ごし
死後も永遠に無名だった

無名、とは言え
彼女には「のり子」という名前があった

それはあまりにも平凡過ぎ
小学校の通学班では十人のうち三人が
「のりこ」で
混乱を来すほどだったが

彼女が生涯愛した男は
朝な夕な数限りなく
のり、と
甘やかに呼び続け

それはまるで
世界に一つしかない鈴の音のように
美しく響いた

有名になれ!
名を轟かせよ
無名なものに価値などない
という
世間の合唱

耳を澄まして
どうか聞き取って欲しい

世界中で
美しい鈴が鳴り響いていることを
 
posted by 柳屋文芸堂 at 01:50| 自分 | 更新情報をチェックする

2015年08月23日

タコソースピラフ ※タコは入ってない

【材料】 約3人分
 ご飯 茶碗3杯分ほど(冷や飯なら電子レンジであたためておく)
 玉ねぎ 1個
 にんじん 1本
 ドライトマト 6枚ほど
 鶏肉(一口サイズに切られたもの)約90グラム
 タコソース 約200グラム

【作り方】
1、玉ねぎ、にんじん、ドライトマトを大きめのみじん切りにする。
2、1の野菜と鶏肉を炒める。
3、タコソースを加えて炒めながら混ぜる。
4、ご飯を加え、かたまりを崩すように炒めながら混ぜる。
5、全体の色が均一になったら味見をし、完成。


 タコソースってどうやって使うんだろう…… と原材料を見てみたら、

 トマト
 グリーンチリペッパー
(ししとうのような辛くない青唐辛子)
 玉ねぎ
 ハラペーニョペッパー
(そんなに辛くない青唐辛子)
 ポテトスターチ
 食塩
 にんにく
 醸造酢
 シラントロ
(コリアンダー。葉っぱの方かな?)

 ご飯と一緒に炒めたら美味しそう、と思って買ってみた。
 一口舐めてみると、トマト味よりししとう系の味が強い。
 これは具にドライトマトを入れた方が良いな、と冷蔵庫に残っていたのを使うことに。

 結果、味の調整一切なし(タコソースとドライトマトの塩味だけ)で美味しく出来た。
 これはラクで良い。

 今回、タコソースは「マイルド」を使ったのでそんなに辛くはならなかった。
 次回は「ホット」でやってみるつもり。

(8/23に「3人分」と追記。2人暮らしなのに3人分なのは私が次の日に残りを食べるからです)
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:25| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする

2015年08月22日

ココナッツミルク

 最近、と言っても一年くらい前からかな?
 ココナッツオイルがやたらに目立つ場所で売られるようになった。

 みんなそんなにココナッツ好きだったっけ?
 味が苦手、って人も多いと思うのだけど。

 しかしまあ、その流行のおかげで、ココナッツ関連の商品が入手しやすくなってありがたい。
 一番嬉しいのは、近所のスーパーで漂白剤の入っていないココナッツミルクの小さい缶が買えること。

 これをトマトカレーの仕上げに入れると、甘くまろやかになって美味しい。
 もちろんタイのグリーンカレーやイエローカレーにも入れる。

 前から大きな缶はあったのだけど、全部入れると油っこくなっちゃうんだよね。
 かと言って、中途半端に残しておいても使い道に困るし。

 ココナッツミルクがサラサラになると、夏だなぁ、と思う。
 それ以外の季節は固まっていて、缶から出すのが大変。
 もともと暑いところの食べ物だもんな。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 01:53| 料理・食べ物 | 更新情報をチェックする