何を研究するか決めるのが一番大変。
それさえ決まれば半分出来たようなもの。
物理学に関する本は大量にあって、全てを読むわけにはいかない。
研究するものが決まれば、読むべき本も決まる。
というようなこと。
小説書きも、どの話を書くか決めるのが一番大変かもしれない。
小説のアイデア(書きたいストーリー、設定、登場人物、舞台、場面、等々)は割と簡単に思い浮かぶ。
その中で、
「自分の能力の範囲内で書けて、書く価値のあるものはどれか」
を考え、最善のものを選ぶ。
望み通りに書くために、参考になりそうな本を読んだり、必要な準備をしたりする。
本当にどうでも良いけどこの大学院生、いつもカウボーイみたいな服を着ていた。
同じクラスの女子(かなりの美人)はこのカウボーイに足をもませていた。
実験室では物理実験だけしましょうね……