2019年04月19日

2005年に読んだ本

3月31日にサービス終了したジオシティーズにあった記録。

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698,2005年1月25日,谷崎潤一郎,細雪(上巻),新潮文庫,438円,無事結婚してようやく読めるようになった。最初退屈に感じていたけど、最後はけっこう楽しく読めた。

699,2005年1月25日,谷崎潤一郎,細雪(中巻),新潮文庫,514円

700,2005年1月25日,谷崎潤一郎,細雪(下巻),新潮文庫,590円

701,2005年1月26日,檀ふみ・阿川佐和子,ああ言えばこう食う,集英社,1500円,色々な作品を朗読するラジオ番組があるのだが、この二人のエッセイだけが私の耳を捉えたので、読んでみた。ご飯食べながら読むのにちょうど良い感じ。

702,2005年1月26日,穂村弘,短歌という爆弾,小学館,1500円,短歌の分析が勉強になった。

703,2005年1月26日,京極夏彦,嗤う伊右衛門,角川文庫,552円,歌舞伎が見たくなった。

704,2005年1月26日,相川氷牙,夢の檻,Super Selfish Space,400円,←こんなに払った記憶がないんだが。確か300円じゃなかったか? シリーズものって良いなあ。毎回少しずつ構成が違うのが良い。ワンパターンにしないのが相川さんのすごいところだ。

705,2005年1月26日,text jockey 2004編纂委員会,text jockey 2004,暗黒通信団,500円,大賢者大森賢五郎を書評してもらった。穏やかな評。velvet movieというサークルの『ことりたちのものがたり』が気になった。

706,2005年1月26日,姫野由香,みるくてぃらびっと,みいこプロ,350円,読後しばらくミルクティ飲みたい病に。

707,2005年1月26日,光俊太郎,ヘタレの大王,道楽,100円,うわー 進展してしまった! もういっそ二人が結婚するところまで書いて欲しいくらいだ。

708,2005年1月26日,鴇沢正道,イリュージョニスト,小説を書いていたとは。びっくり。

709,2005年1月28日,阿川佐和子,おいしいおしゃべり,幻冬舎文庫,533円,この中に出て来たニラブタが美味しそうなのでさっそく作ってみた。好評だったのでまた作りたい。

710,2005年1月31日,石山春東,ナイト・クラウン・クィーン、そしてキング。,活版オナニィズ,200円,切なくて良かった。『フロント・ランナー』を思い出した。「殺してしまうよ」「殺していいから」という部分が胸きゅん。

711,2005年2月1日,田辺聖子・文 岡田嘉夫・絵,絵草紙 源氏物語,角川文庫,680円,源氏、女に言い寄り過ぎ。『細雪』が源氏物語に影響を受けている、というのは確かにそうかも、と思った。

712,2005年2月8日,群ようこ,トラブルクッキング,集英社,1165円,料理の本が読みたくて仕方ない今日この頃。

713,2005年2月9日,高山なおみ,日々ごはん1,アノニマ・スタジオ,1300円,何となく吉本ばななっぽい文章。けっこう気に入った。料理をする上で参考にもなるし。

714,2005年2月17日,高山なおみ,日々ごはん2,アノニマ・スタジオ,1300円,この人の本は、今の私の生活と気持ちにすごくぴったり来る。良いタイミングで出会えた事に感謝。

715,2005年2月22日,高山なおみ,帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。,ロッキング・オン,1600円,日々ごはんシリアス版、といった所。やっぱりこの人の文章、好き。簡単そうに見えてちょい難しいレシピ付き。水菜のサラダを作ってみた。

716,2005年2月27日,高山なおみ,諸国空想料理店KuuKuuのごちそう,筑摩書房,1600円,どんどん読むぞ。

717,2005年3月1日,高波修,隠の棲む街(第二版),湘南ソロモンFKO,300円,心の闇・虚無・古い言い伝え・生きる意味の探求など、私の好きなテーマてんこもりだったのが嬉しかった。最初の方のラブラブっぷりを読んで、JUNE……? とか思った。終わりのラブラブよりこっちの方がドキドキした。

718,2005年3月2日,速水貴帆,隠された想い,光の旅,150円,速水さんは「(私の作品と)ネタかぶってるかも〜」と心配していたけれど、読んでみて、「かぶるはずがないよな……」と思った。何と言うか、やっぱり速水さんは光の作家で、私は闇の作家だなあ、と。どっちが良いと言うのではなく。あと、佳枝の描き方が巧かった。年代の違う人にリアリティを持たせるのは難しいのに、娘を思うあまりヒステリックになってしまう所とか、実感こもってて良い。

719,2005年3月2日,速水貴帆,虹色の心,光の旅,50円,「理解する人」というのを読んで、「あちゃ〜 私も何かおせっかいな事言っちゃったかなあ?」と心配になった。理解する、というのは本当に難しい。あと、「ぜいたくな時間」に描かれているような時間、私も大好きだ。

720,2005年3月8日,高山なおみ,日々ごはん3,アノニマ・スタジオ,1300円,やっぱり日々ごはんが手元にあると安心するな。図書館で借りたのだけどね。こうやって「生活」していて良いんだ、と思える。

721,2005年3月10日,高山なおみ,高山なおみの料理,メディアファクトリー,1600円,日々ごはんの中で製作していたのはこの本か〜 と思いながら読むと幸せになれる。

722,2005年3月10日,廣田多佳子,圧力鍋で作るおしゃれな料理,金園社,780円,圧力鍋で鶏ガラスープが取れる事が判明!

723,2005年3月12日,高波修,隠の棲む街(初版),湘南ソロモンFKO,300円,第二版を読んでからだとけっこう分かるなあ。初めて読む人に物語世界を理解させる、という事の難しさを痛感。

724,2005年3月12日,杉澤加奈子,ママ,?円,送ってもらった。わーい。荒唐無稽な世界に宿るこの切なさは何だ。何なんだ。本当に杉澤さんはすごい。どれも良いが、「カラフル」と「ママ」がお気に入り。「ママ」の中の「かたむいた水が/かたむいた地面に落ちている」という部分を読んだ時、グラリとめまいを起こして地中に沈んでいくような感じがした。

725,2005年3月17日,鏤々,魔法使い,Arrow,0円,けっこう良い話だった。

726,2005年3月17日,湘南ソロモンFKO,FKO通信Vol.16,湘南ソロモンFKO,0円,冬コミでもらった。

727,2005年3月31日,姫野由香,雨夜のモラル,みいこプロ,400円,青木が優しくて良かった。

728,2005年3月31日,ちかこ,ヤミ,みいこプロ,0円,恐ろしいけど何だか好きだ。

729,2005年3月31日,姫野由香,うさぎがり惑溺,みいこプロ,0円,ナツが意地悪だ〜 でもエッチで良かった。

730,2005年3月31日,飯田浮浪斎,理,雑草屋,0円,『コーヒー』『無理』に共感した。

731,2005年3月31日,広海ゆう(主催),おしえて文字書きさん,「おしえて文字書きさん」制作委員会,0円,自分が出した質問への答えが面白かった。

732,2005年3月31日,広海ゆう,Pupilシングル,水羊書房,100円?,女と間違えるってそりゃ。

733,2005年4月2日,満留賀鴨南・仲屋宇奈幾,頼光と綱,満留賀,200円?,可愛いのだ〜

734,2005年4月2日,米沢嘉博,コミックマーケット30’sファイル,コミケット,0円,あーあ、読んじゃったよ…… 内部分裂の真相とか、幕張を使えなくなった理由とか、気になっていたあれこれが分かって面白かった。

735,2005年4月2日,光俊太郎,問題集と夏の夕暮れ,道楽,100円,小野寺くんと部長の会話に大ウケ。思わず音読しちゃった。

736,2005年4月2日,光俊太郎,この遊歩道が終わるまでに,道楽,200円?,そ、そこで終わっちゃうの〜?! ダメ男の話というよりはダメ女の話のような気がした。

737,2005年4月2日,田村隆一,詩人のノート,講談社文芸文庫,1200円,貸し出し期限が来てしまったので、後半はちゃんと読めなかった…… 面白いのになー

738,2005年4月12日,フィリップ・K・ディック ,アンドロイドは電気羊の夢を見るか?,早川書房,640円,面白かった!! 私が一番求めていたタイプのアンドロイドものだった。こういう深い内容のSFをもっと読んでみたいなあ。

739,2005年4月13日,近藤正高(編),ZAMDA第9号,ZAMDA JAPAN,1000円,世の中には色んな人がいるんだなあ…… 面白かった。

740,2005年4月14日,万里小路信房(編),サブカル評論第7号,サブカル堂,?円,祭特集なのだが、祭のとらえ方がぶっ飛んでいた。

741,2005年4月18日,町田忍(監修),SENTO,DANVO,7350円,小説の資料。銭湯の写真集。

742,2005年4月18日,宮部みゆき,堪忍箱,新潮文庫,476円,なかなか良かった。

743,2005年4月21日,三谷幸喜,オンリー・ミー,幻冬舎文庫,571円,気楽に楽しめた。

744,2005年4月25日,小松左京,小松左京のSFセミナー,集英社文庫,320円,なかなかためになった。

745,2005年4月25日,水城潤,Pain,eXcitia,150円,まあまあ。

746,2005年5月6日,室伏哲郎(編),プリンツ21 2005春,プリンツ21,1500円,森村泰昌特集。いつも通り元気になった。新作一挙公開! という感じでとってもお得。って言っても買ってないのだが。買えば良かったなあ。

747,2005年5月6日,村上春樹,‘THE SCRAP’,文藝春秋,1048円,いつも通り面白かった。

748,2005年5月6日,石山春東,プラスティック・フェザー,活版オナニィズ,200円,洒落てて、切なくて、とても良かった。

749,2005年5月8日,高波修,YAKINIKU!!シングル未来編,湘南ソロモンFKO,0円,当たり前だが面白かった。

750,2005年5月9日,湘南ソロモンFKO,FKO通信Vol.19,湘南ソロモンFKO,0円,夢売り話掲載。苦手な「夢と希望」系の話なのに、気持ちよく読めた。たぶん心の痛みとそこからの回復がリアルに描かれているからだろう。江戸娘風死神が可愛い!

751,2005年5月11日,米沢嘉博(編),ロボットマンガは実現するか,実業之日本社,1619円,貸し出し期限が来てしまったので、後半は飛ばし読み。興味深い記事なのに残念。

752,2005年5月15日,相川氷牙(他多数),夢幻帳,Super Selfish Space,500円,『いざよい もえがたり』に大ウケ。

753,2005年5月20日,村上春樹,夢のサーフシティー,朝日新聞社,1700円,心が弱った時の村上春樹エッセイ。

754,2005年5月20日,村上春樹,スメルジャコフ対織田信長家臣団,朝日新聞社,1500円,上と同じく。

755,2005年5月25日,村上春樹,地球のはぐれ方,文藝春秋,2000円,さらにどんどん。

756,2005年5月25日,村上春樹,そうだ、村上さんに聞いてみよう,朝日新聞社,940円,半分は読者の文なんだよな〜 と読んでなかったんだけど、ためになる事も多くて、面白かった。

757,2005年5月26日,湯川豊(編),村上春樹ブック,文藝春秋,850円,読みたい所だけ読んだ。

758,2005年5月31日,村上春樹,羊をめぐる冒険(上),講談社文庫,330円,冒険が始まったあたりからわくわく。

759,2005年5月31日,村上春樹,羊をめぐる冒険(下),講談社文庫,330円,面白かった。

760,2005年5月31日,村上春樹,村上朝日堂,新潮文庫,320円,毛虫の話が面白かった。

761,2005年6月16日,村上龍・村上春樹,ウォーク・ドント・ラン,講談社,850円,二人とも若〜い!!

762,2005年6月16日,村上春樹,Sydney!,文藝春秋,1619円,オリンピックにメチャクチャ否定的な人のオリンピック観戦記。でもちゃんと得るものは得ている。

763,2005年6月16日,村上春樹,海辺のカフカ・上,新潮社,1600円,大島さんの正体が分かるあたりからぐいぐい引き込まれた。深さ・広さ・スピード感。申し分なく面白い!

764,2005年6月16日,村上春樹,海辺のカフカ・下,新潮社,1600円,全ての謎が解け、そして全て謎のまま。でもそれで私はOK。とにかく大島さん大好き! 人情話的な部分も良かったな。

765,2005年6月23日,稲越功一・村上春樹,波の絵、波の話,文藝春秋,1500円,写真+エッセイ集。かなり前に出版されたもの。

766,2005年6月23日,村上春樹,またたび浴びたタマ,文藝春秋,?円,回文の本。我が家でも回文が流行。

767,2005年6月29日,満留賀鴨南・仲屋宇奈幾,近世説美少年録外伝,満留賀,?円,最後の方の漫画にウケた。

768,2005年6月29日,神無遼,七月七日の夜に,LOVESICKNESS,0円,遼さん本人を知ってから読むと感慨深い。

769,2005年6月29日,四葉ひみつ,爪跡,ものおもい大学,0円,男の人だと思ったんだけどな…… あれ?

770,2005年6月29日,Narihara Akira,惑い,恋人と時限爆弾,0円,百合だぁ〜(嫌な訳ではない)

771,2005年7月13日,村上春樹,少年カフカ,新潮社,950円,海辺のカフカの内容についてだけでなく、読書のあり方みたいなものまで見えて来て、面白かった。

772,2005年7月22日,桜華,はこのなかの愛し仔,神も仏も馬耳東風,?円,登場人物(猫・箱含む)の感情が繊細に表現されていて、面白かった。

773,2005年7月22日,磯淵猛,紅茶 おいしくなる話,集英社文庫,400円,気楽に楽しめた。

774,2005年7月28日,平野久美子,アジアンティーの世界,河出書房新社,1600円,気楽に楽しめた。

775,2005年7月28日,谷崎潤一郎,卍,岩波文庫,200円,面白かった。何だか身につまされた。こういう風にならないよう気を付けよう。

776,2005年8月3日,磯淵猛,風と霧と光の紅茶,扶桑社,1429円,気楽に楽しめた。

777,2005年8月5日,磯淵猛,紅茶の国 紅茶の旅,ちくま文庫,700円,気楽に楽しめた。

778,2005年8月8日,平嶋彰彦(編),お茶のしあわせ,毎日新聞社,1300円,気楽に楽しめた。

779,2005年8月16日,姫野由香,うさぎがり惑溺,みいこプロ,500円,マジで泣いた。なんてひどい男なんだ〜! でも何度も読み直しちゃった。

780,2005年8月16日,桜野聖雪,アドヴェント・ラヴァーズ,天使奏楽堂,500円,私もエッチな小説を書いてみたいなぁ……

781,2005年8月16日,速水貴帆,花のある生活,光の旅,200円?,「花をプレゼントする時、自分の気持ちに素直になる」というのは確かにそうだなぁ、と思った。いつもながらまぶしい……

782,2005年8月16日,相川氷牙,移りゆく季節 色づく想いに,Super Selfish Space,200円,「僕には強すぎた 君の微笑み」という言葉が良かった。あと、「秋の音」という詩が歌みたいで気持ち良かった。

783,2005年8月22日,すら(編),アルファ,カレードスコープ,500円?,ロボットアンソロジー。感想掲示板にはキツイ事ばかり書いてしまったけど、全体的に見れば面白い本だった。

784,2005年8月24日,磯淵猛,飲むお茶 食べるお茶,PARCO出版,1600円,なかなか面白かった。感動した部分もあった。

785,2005年9月29日,杉浦日向子,一日江戸人,新潮文庫,438円,料理の話とか、楽しかった。

786,2005年9月29日,長澤かほる,ライカード・ファウンデーション,えりざべす・べす,800円,けっこうエッチでびっくりした。

787,2005年9月29日,木嶋章夫,足の指で指切り,ストカスト,?円,木嶋さんは健在だった。

788,2005年9月29日,島田詩子,朧夜草子,虚影庵,500円,本当に作品の幅が広いなぁ。

789,2005年10月1日,すら(編),いろは,カレードスコープ,500円?,また感想掲示板にキツイ事ばかり書く私。面白いのにね。

790,2005年10月9日,星新一,どんぐり民話館,新潮文庫,360円,意外と面白かった。

791,2005年10月9日,桜井ゆき(編),HOME,micro worlds'77 ,700円?,面白かった。

792,2005年10月9日,島田詩子,拾遺 闇胡蝶事件帖 最良の選択,虚影庵,100円,『HOME』に収録されている話の方が好みだったな。

793,2005年10月24日,神無遼,記憶と記録の交錯,LOVESICKNESS,0円,遼さんならありえる。

794,2005年10月25日,杉浦日向子,大江戸観光,ちくま文庫,520円,面白かった。カタカナが妙に多いのがちょっと気になったけど。

795,2005年11月28日,桜野聖雪,死せる妹のための小奏鳴曲,天使奏楽堂,500円?,綺麗な服と言葉が好きな人にはたまらない本。手を見て「あっ」色白で羨ましい〜

796,2005年12月3日,青木心,cafe.猫,ONE WAY GO,0円,速水さんにもらった。

797,2005年12月3日,高橋駘(他多数),札幌文学第64号,札幌文学会,0円,高橋駘さんに送ってもらった。彼女の文章は本当に良い。

798,2005年12月3日,新海雛都(他多数),アロエ研究会の作品集第三号,アロエ研究会,?円,東京ポエケットで隣だった。

799,2005年12月3日,蛾兆ボルカ(他多数),POEM ROSETTA VOL..2,POEM ROSETTA,250円,かの寿星さんの詩はやっぱり良い。

800,2005年12月3日,万作の会,yoiya2(16号),万作の会,?円,気楽に楽しめた。

801,2005年12月3日,湘南ソロモンFKO,FKO通信Vol.21,湘南ソロモンFKO,0円,近況のGの話が面白かった。

802,2005年12月4日,マーガリン博士,マーガリン博士とスピードの鬼,マーガリン博士,0円,東京ポエケットでもらったチラシ。文章がメチャクチャ面白くて、何でちゃんとブースを見に行かなかったんだ〜! と激しく後悔。

803,2005年12月4日,白河紫苑(他多数),PAYSAGE2発行案内リーフレット,東京余人會,0円,姫野さんと光さんが参加しているので楽しみだ。が。冬コミ行かないと売り切れちゃうかなぁ。

804,2005年12月4日,たけやん・高橋百三,温泉卵と黙黙大根 其ノ他弐,温泉卵と黙黙大根,0円,ペーパー拡大小冊子。純文学っぽい文章でなかなか面白かった。

805,2005年12月6日,小田杳,LOVE! LIVE! ALIVE!,WE,400円,物語とは直接関係ないけど、「ベースの巧いじーちゃん」にかなり胸キュン。

806,2005年12月6日,神無遼,愛し君へ贈る歌,LOVESICKNESS,0円,保存料・着色料不使用の、この天然言葉をとくと見よ。

807,2005年12月6日,満留賀鴨南,海軍と羊羹,満留賀,?円,面白かったー!

808,2005年12月6日,香蘭越,ことりたちのものがたり ,VELVET MOVIE,300円,痛々しくて切ない物語。性的な事を品良く表現する力にもうなった。

809,2005年12月6日,香蘭越・羽鳥かなこ,VELVET MOVIE ことりたちのものがたり特集,VELVET MOVIE,0円,漫画が可愛い。

810,2005年12月6日,石山春東,あんたはそれでも、スーツを脱がない,永岡書店,850円,甘々かと思ったらちゃんと痛くて安心した。

811,2005年12月6日,石山春東,チェシャ猫の月,活版オナニィズ,200円,そう、このちょっと危うくて、でも基礎のしっかりした文章が、良いのだ。値段入力したけど、石山さんからもらったのでお金は払ってない……

812,2005年12月20日,ジェイムズ・H・シュミッツ,惑星カレスの魔女,東京創元社,780円,女の子が元気なスペースオペラ。楽しかった。

813,2005年12月20日,山田克哉,核兵器のしくみ,講談社現代新書,700円,ようやく終わった……。次はもっと本格的なのが読みたいなぁ。

814,2005年12月20日,光俊太郎,ひとりでできるっ!!〜調理実習シングル,道楽,100円?,「あとがき」の種明かし(?)ににやり。

815,2005年12月20日,光俊太郎,サイフォン,道楽,0円?,「削られた」物語。眼鏡も出て来なかったんじゃないかな? 珍しい〜 みいこプロさんの『みるくてぃらびっと』とシチュエーションがほとんど同じなのに、結末がまるっきり正反対なのが面白い。

816,2005年12月20日,光俊太郎,『天体観測』を聞きながら,道楽,200円?,「プロよりも激しい情熱が感じられる」に大きくうなずいた。

817,2005年12月20日,光俊太郎,眼鏡っ娘アンケート’05,道楽,0円,これを読むと「眼鏡っ娘」というより「眼鏡っ娘好き」について詳しくなれる。

818,2005年12月20日,光俊太郎,お返事ちょうだい,道楽,0円?,西山ちゃんと酒を飲み交わしたくなった。

819,2005年12月28日,肉十八,らいおっと横丁ばなし,肉屋,300円,この感じ、何だかすごく懐かしいのだけど……

820,2005年12月28日,肉十八,実録・反省房,肉屋,300円,危険なギャグ文章。頭が良くないと書けないよなぁ。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:54| 読書 | 更新情報をチェックする

2019年04月14日

2018年に読んだ漫画(自分用メモ)

1
九井諒子
ダンジョン飯6
KADOKAWA
シェイプシフターが興味深かった。

2
鶴谷香央理
メタモルフォーゼの縁側1
KADOKAWA
ネット漫画として発表された作品で、Twitterのリツイートで知ったのだけど、後からそのことを不思議に感じるくらい、紙に印刷されているのがぴったりの絵柄だ。これが手元にあれば、電力を使わずに何度でも癒されることが出来る。嬉しい。鶴谷さんはコミティアに出ていたそうで、九井さんといい、その作家の味わいを損なわずに描き手を育てるコミティアすごい! 文学フリマやテキレボもそういう場所になると良いな。同人誌即売会で作風を完成させておかないと、プロの世界で個性を壊されてしまう印象がある。プロの世界が才能を伸ばす場所になっていない。特に最近。

3
鶴谷香央理
メタモルフォーゼの縁側2
KADOKAWA
ジェーガーデンに行く回が入ってる。表紙の紙の優しい手触りや、本文用紙の少しざらっとした感触、カラー印刷の淡い色調など、本であることが嬉しい。

4
鶴谷香央理
don't like this
リイド社
ネットで見た時にはそんなにグッと来なかったのだけど、こうやって紙の本でまとめて読むとすごく良いなぁ。文学フリマの会場の近辺が舞台の、釣りの話。喫茶「たぬき」の店長の登場場面が可笑しかった。

5
星野ルネ
アフリカ少年が日本で育った結果
毎日新聞出版
面白かった! 続きも出ると良いな。

6
吉川豊
まんが 新・世界ふしぎ物語3 イースター島のなぞ 巨人像モアイ
理論社
色々分かりやすくまとめられている。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 20:40| 読書 | 更新情報をチェックする

2018年に読んだ本(自分用メモ)

1
仲正昌樹
100分de名著 ハンナ・アーレント 全体主義の起原
NHK出版
「国民国家」「帝国」「市民」など、ふだんぼんやりと捉えているものの輪郭がはっきりして、考える助けになった。何が自分の利益になるのか分からないのが「大衆」という定義に深く納得。自分が所属している集団の外側のもの(あるいは異質なもの)に対抗する行為は、自分が所属している集団の内側に価値を見出す行為より、原初的で、それゆえ人々が簡単に陥ってしまうんだなと感じた。

2
中沢新一
100分de名著 レヴィ=ストロース 野生の思考
NHK出版
感覚の「縮減」、概念ではなくゆらぎやずれを含む「記号(隠喩(メタファー)や換喩(メトニミー))」を使う思考、神によって科せられた罰という労働の概念、柳宗悦が考えた職人の「受動性」、レヴィ=ストロースが市場を博物館ととらえていたこと、などが印象に残った。この本だけだと物足りないので自分で深めてゆきたい。日本人は労働を罰ではなく喜ばしいものと感じているから過労がなくならないのかもしれないと思った。

3
上橋菜穂子
明日は、いずこの空の下
講談社文庫
可愛いエピソードがいっぱい。新鮮で真剣なものの見方を少女の頃から現在までずーっと保っているのが素晴らしい。

4
山口仲美
100分de名著ブックス 清少納言 枕草子
NHK出版
『犬は「びよ」と鳴いていた』の山口仲美先生が担当している、ということで読んでみた。擬音語・擬態語の研究者というイメージだったが古典文学の内容の紹介も上手い。解説が堅苦しくなく、現代語訳がちょっときゃぴきゃぴしていて、言葉と文学がとにかく大好き! というのが伝わってくる。一番可笑しかったのは、清少納言の元夫の話。脳みそ筋肉のタイプだったらしく、今昔物語集にも武勇伝が残っているそう。枕草子には「ワカメ事件」の顛末が書かれている。悪い人じゃないんだけど、どうにも野暮で、清少納言と長く付き合うのは無理だよなぁ。100分de名著は、放送に合わせて発売されるムック版の方が安く、注が本文の下に付いていて便利(ブックス版は注が章の最後にまとまっている)その代わり、ブックス版にはムック版にはない特別章が追加されている。清少納言と紫式部と和泉式部の文体の違いを実際に例を挙げながら見ていくというもので、これが面白かった! 和泉式部の歌にはレトリック(枕詞や引き歌などの技法)がほとんど使われていない、というのに「なるほど!」と。だから現代人も表現の壁を感じずに共感出来るんだ。それに較べると紫式部の歌は恐ろしく技巧的で、散文にも歌語を使ったりする。源氏物語の世界は、彼女が選ぶ言葉によってきらびやかになっていたんだな、と。山口先生は清少納言を「感動型ではなく観察型」と表現していて、あっと思った。私も感動を求めて生きていない。「物語」は感動至上主義なところがあって、ずっと違和感を感じていた。感動するより、新たな価値観を発見したり、意外なエピソードに笑ったりしたい。そんな気持ちから、自分で小説を書くくせに、読むのはエッセイの方が多かった。私も清少納言のように「観察型」を目指すべきなのかもしれない。観察力ないけど、観察するように心がけることなら出来るはず。感動と観察だけでなく、韻文(和歌)と散文(エッセイや物語)を書く時の心の持ち方の違いなど、文学に親しむたびにぼんやりと感じていた境界が、しっかり見えてきた気がする。

5
三代目三遊亭金馬
浮世断語
河出文庫
「朝湯のついでに隣の酒屋で冷酒を一合桝にもらい、その隣の豆腐屋へ持っていって油揚げの揚げたてを肴に飲むのだが、おかみさんが気のきいた人で、大根おろしに醤油をかけて生姜を摺りこんできてくれる。これを肴に桝の角から飲む冷酒のうまさは、飲まない人にはわからないだろうと思う」美味しそう〜! 金馬は落語「寝床」の中でもがんもどきの凝った描写をしている。この豆腐屋で教わったのかもしれない。「咄は細かいほど盛りあがるのである」

6
フランツ・カフカ、頭木弘樹(編訳)
絶望名人カフカの人生論
新潮文庫
社会的に成功したり、お金持ちになったりするのもきっと大変だろうけど「ただ生きる」だけでもずいぶん大変だよなぁ、と常々感じていたが、それは錯覚ではなかった。同じような重たさを、一生感じ続けた人がいた!
「分かる! 分かるよ、カフカ〜」
と叫びながらあちこち付箋だらけにして読んだ。社会的な責任をどれだけ少なくしても、責任が0になることはない。この、何を捨てても残ってしまうぼんやりとした重たさは、
「私として生きなければいけない責任」
なのだと分かった。カフカはその繊細な性質のせいで、この重みを意識し過ぎた。この責任から逃れるには、死ぬよりほかない。しかしカフカは自殺もしなかった。社会的責任は多過ぎると潰されてしまうが、少ないと相対的に「私である責任」が大きくなってしまう。ある程度自分から離れた責任を持った方が、精神的にラクになるのかも。カフカも勤め人だった。
「内面生活の描写以外、他のどんなことも、ぼくを満足させられないのだ」
私が一番共感した文章。いやほんと、なんでなんでしょうね? 内面生活の描写をしている時のあの喜びは他では絶対に得られないもので、あの瞬間だけ私は孤独でなくなる気がする。そこにあるのは私の内面と、その内面を表す文字だけで、実際には世界から切り離されているというのに。だからこそ、他者に理解してもらえない寂しさを感じずに済んで、満たされるのかもしれない。世の中には、ポジティブな考え方や、順調に生きているように見える人々があふれている。けれども実際は、そういうものに押し潰されそうになっている人の方が多いのではないか。カフカの言葉は暗くて真面目で、そのせいでかえって可笑しい、というものが多いし、全ての言葉に頭木さんの解説が入っていて読みやすい。冬の寒さと攻撃的になりがちな現代人たちに疲れていたので、ちょうど良い読書だった。誰にも気がねせずに、ガンガン絶望しよう……!

7
テルマ=ボルクマン(作)、シルビー=セリグ(絵)、花輪莞爾(訳)
あるきだした小さな木
偕成社
母の付き添いで行った病院内のドトールで読んだ。子供の頃好きだった本で、こんなに美しい絵を見て、ロマンチックな話を読めたのは幸せだったなぁと思った。子供の頃には気付かなかった「自由を求める精神」を強く感じた。フランスの本だったんだね。

8
辛島デイヴィッド(他多数)
英語で読む村上春樹 2016年4月号
NHK出版
「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」「君の名は。」だなぁ!

9
新元良一(他多数)
英語で読む村上春樹 2014年9月号
NHK出版
「踊る小人」の最終回。4年前の講座か〜 新元先生の授業、試訳とルービン訳を比べるのが面白かったな。大して英語が出来なくても、力のある言い回しと、そうでないもの(ただ意味が合っているだけの文章)の違いって分かるんだな、と。難しい単語を使うより、日常的な単語を工夫して並べた方が、迫って来るよね。

10
石牟礼道子
食べごしらえおままごと
中公文庫
時々神話のような雰囲気になるところが凄かった。

11
木かげどん(絵)、アヤキリュウ(文)
絵から生まれる物語1ー横顔
空の森/風の舟
小説のタイトルは「女王の姿」ルイジーナが「レノワールへ行ってみたい」と言うところが好き。

12
新元良一(他多数)
英語で読む村上春樹 2014年10月号
NHK出版
「トニー滝谷」の始まり。省三郎の人生、短い文章なのに映像が見えて濃密! 英文はけっこう難しい単語が多かったなぁ。

13
大江千里
9番目の音を探して
KADOKAWA
食事中や体調が悪い時でも読めて、ずいぶん助けられた。

14
高森純一郎
大陸と海洋の交差路
高森純一郎
台湾と沖縄のお話。

15
森川裕之
和食の教科書 ぎをん献立帖
世界文化社
京都の「浜作」というお店のレシピと思い出と心得。勉強になった。

16
土肥大介
だしの基本と日本料理
柴田書店
精進料理が作りたい。

17
オカワダアキナ
踊る阿呆
ザネリ
奥さんが美少女さんで再生されてしまう。体はもうちょっと小さいかな。人間関係の終わりを「死」ととらえるのが興味深い。「死んでいたのはおれだった」と気付くところで胸がきゅっとなった。ふだん意識に上ってこない「私の中で死んでしまった人たち」「心の中で私を死なせてしまったであろう人たち」のことがぼんやりと思い浮かんで、「悲しい」というより「仕方ない」という感情の方が強いのだけど、私の中身をぐるぐるとかき混ぜていくようだった。生きていれば必ず味わうことになる、自分の力ではどうしようもないこと。沢山殺したのに、何度も殺されたのに、おかさんとはまだお話しして笑い合うことが出来る。それが「当たり前」ではないのを、痛みを感じるほど強く、私は知っている。おかさんの作品は分かりやすい訳ではないのに、多くの人が心打たれるのが不思議だ。筆力と言ってしまえばそれまでかもしれない。しかし私は往生際が悪いので、つい考えてしまう。いったいどうすればそんな魔法をかけられるのだろう。学べないだろうか。盗めないだろうか。この話を読んで、他の人が何を思い出すのか、知りたいな、と思う

18
並木陽
マインツのヴィルヘルム
銅のケトル社
私は歴史の勉強が本当に苦手で、ヴィルヘルムのことも、もし世界史の授業で習ったとしたら、全然記憶に残らなかったと思う。それなのに、並木さんの描く物語の中で出会うと「どんな人なのかもっと知りたい!」という気持ちになる(ためしにネットで検索してみたけど、詳しい情報はなかった……)彼が記した東方の神々についての文書は実在・現存するのだろうか。二つの教えの狭間で苦しみ、それでも出来得る限り真摯に(そして歴史小説の主人公としては割合地味に)生きたヴィルヘルムのことが、じんわりと愛おしくなった。「私は君が嫌いだったよ」というセリフとか。嫌いは好きより強い感情! 権力に興味がなくても、権力がなくてはただ翻弄されるだけになってしまう、というコンラート伯の意見にも共感した。「アウグステの結婚」では「これでいいんだ」のところで、天才バカボンのテーマ曲が流れた(ごめん)しかしこの考え方が後々の苦悩につながってゆき、ああ〜! と。シュミーズドレスで体調を崩した侍女たちの話にクスッと。学生時代の私は、歴史上の人物と自分を、上手く結びつけることが出来なかった。大きな政治の動きの裏側にある、個人の心の葛藤。並木さんという先生を得て、ようやく私は世界史の面白さを知り始めている。

19
西乃まりも
旅の恥切り貼り帖 時効ですよ! vol.1 特集 アイルランド
a piacere
旅行記大好きなので嬉しい〜! 写真や伝統音楽の話も入ってよりいっそうワクワクするものに。ああ、アイルランドに行きたい!(前からずっと憧れている)「実際に行く前に読み直す」なんて幸福な日は来るのだろうか。まずは国内で行われている演奏を聴きに行くことから始めよう。小さなことからこつこつと。アイリッシュパブでのセッション、良いな〜

20
西乃まりも
摘み草の薗
a piacere
最近「私、『劇的なもの』があんまり好きじゃないんじゃないか?」疑惑が浮上していて、とりあえず「旅行記」か「旅行記のような小説」をいっぱい読みたいな〜 という気分になっている。何か特別なことを起こして心を揺らそうとするのではなく、淡々と「ここではないどこか(出来れば行ったことのない素敵な場所)」に連れて行ってくれるような文章。「摘み草の薗」の、特に最初の「巳ノ淵」の章はそんな私の気持ちにぴったりだった。ああ、山に行きたい! 草の匂いをかぎたい! 川のせせらぎや滝の瀑声を聞きたい! 私は全く信心深い人間ではないけれど、山歩きをする時には神聖な雰囲気を感じることが多かった気がする。これがまりもさんの言う「日本人の信仰の形」なのだろうか。記憶も感情も目には見えない。でも確かにあるし、人と付き合っていく上で慎重に扱わなければならない。「長く続いていることには意味がある」という考え方もすごく日本的だ。読みながら「千と千尋の神隠し」や「君の名は。」、能の「菊慈童」などを思い出した。それらには共通して「日本人が神的だと感じるもの」が描かれている。茅さまが学校の制服を着る、という設定が面白かった。人々の生活につながっている神様。私はまりもさんが描く民俗学的なものや民族音楽が好きで、つまりは権力者ではなく「民」が守り、伝えてきたもの。自然から離れて暮らしていると忘れてしまいがちな大切な空気を心に蘇らせてくれて、幸せだった。「短い時間でも、会えないよりはずっといい」

21
藤和
はらぺこドレスメーカー
インドの仕立て屋さん
ドレスメーカーというよりははらぺこだった。主人公がマーケティングを理解出来なくて苦しむ場面があって、そ、そうなのか、と思った。私はマーケティングをめちゃくちゃ面白く感じるのだけど、理系っぽい学問なのかな。

22
斉藤ハゼ
海鞘を投げる日
やまいぬワークス
ずいぶん仲の良い姉弟だなぁ、と思っていたら、最後の展開でなるほどと納得。海鞘(ほや)ってどんな味なんだろう。食べた後にビールや日本酒が甘くなる、というのが面白い。

23
黒電話(他多数)
絶望ロケットVol.3
絶望ロケット
山に行きたくなった。

24
黒電話(他多数)
絶望ロケットVol.001
絶望ロケット
絵を描くことについての描写が良かった。

25
光俊太郎
180分1本勝負!!
道楽
軽やかな文体で楽しかった。

26
蒼井彩夏
勿忘草〜友と忘却〜
風花の夢
ここのところ、記憶についての話をよく読むな。

27
西乃まりも
都市伝説に会いにゆく
a piacere
かきもちが美味しそう。ほうじ茶ベースの薬草茶も。種の生産・流通・販売が脳内で繋がりすっきりした。

28
並木陽
イル・カルネヴァーレ・ディ・ヴェネツィア
銅のケトル社
ネットで何度も読んでいるのに、本で読んでまた涙ぐんだ。まず表紙が素敵。詳しい註が加わったのが嬉しく、イタリアにおける梅と桜がミモザとアーモンドだという話や、美味しそうな揚げ菓子の話にほうっとなった。並木さんの作品には運命を受け入れる話が多いなとふと思った。自分の運命をどうにか出来ると考えるのは、現代の特殊な幻想なのかもしれない。

29
しまや出版
文字書きさん向け同人誌印刷ガイドブック
しまや出版
紙見本と印刷見本付き。クラフト紙に印刷する時は、明朝よりゴシックの方が良いんだなと思った。

30
一太郎開発チーム
本を書く、作る。
株式会社ジャストシステム
この冊子も一太郎で作っているらしい。

31
田中敦子(編)
江戸指物
江戸指物協同組合
仕口(金釘を使わずに材料を組んだり継いだりする技法)がすごい。

32
池波正太郎
剣客商売一 剣客商売
新潮文庫
エンタメ要素盛り沢山。おじいさんが若い娘にモテモテなのがどうかと思う。

33
金田一春彦(監修)
小学生の まんが語源辞典
学習研究社
語源が分かるの楽しい! のんびり読むのに良い本だった。このシリーズ、他のも欲しいな。

34
Theo Jansen
Theo Jansen
DENTSU INC.
テオ・ヤンセン展のカタログ。ビーチアニマルたちの姿は美しく、解説文は時折、詩のように響く。

35
琴坂映理
たんぽぽ祭の宝物
琴坂映理
島中のたんぽぽの花が一斉に咲くページが好き。

36
詠野万知子
Innocent Forest 第1集
Little Curly
どの話も「記憶」が持つ力に対する深い考察を感じ、面白かった。「宝石の庭」の絵描きの気持ちは自分の小説書きに重なり、「いつか見た食卓」は実際には無い記憶を「想像」してしまうところが興味深く、「Raspberry Day」は好きな作家にがっかりするのも、がっかり「される」のも経験があるから、ラストに救われた。ルクレイは常に可愛く愛おしく(膝小僧!)盗み食いするメルグスも微笑ましくて好き。場の空気をしっかり伝えてくれる文章も良かった。

37
秋野有紀(他多数)
まいにちドイツ語 2017年10月号
NHK出版
問題も解いたし、音声教材も聞いた! ネルトリンゲンの猫の写真が可愛い。

38
印東道子
島に住む人類
臨川書店
付箋だらけ。

39
川上和人
そもそも島に進化あり
技術評論社
これで川上先生にハマった。

40
川上和人
鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。
新潮社
国際ワークショップ期間に転んで大ケガするところが可笑しかった。笑っちゃ悪いんだけど、笑えるように書いてある。

41
角謙二
趣味の文具箱 特別編集 万年筆のすべて
エイムック
万年筆の基本が分かって勉強になった。

42
服部匠
蒼衣さんのおいしい魔法菓子
またまたご冗談を!
楽しいことをいっぱい運んでくれた一冊。

43
「地球の歩き方」編集室
世界遺産 イースター島 完全ガイド
ダイヤモンド社
写真が多い。

44
後藤明
南島の神話
中公文庫
ココ椰子オチとか、ふんどしからマウイが生まれたとか、神話らしい藪から棒な展開が面白かった。

45
地球の歩き方編集室
タヒチ イースター島 クック諸島
ダイヤモンド・ビッグ社
南の島でのんびりしたい〜! しかしこれを買ったのは旅行準備のためではなく、主にマラエのことが知りたかったから。旅気分になれて楽しかった。

46
野村哲也
イースター島を行く モアイの謎と未踏の聖地
中公新書
再読。

47
三谷銀屋
赤目のおろく
三谷銀屋
好みの文章を書く人が新たに見つかって良かった。

48
田畑農耕地
忘れえぬ生涯
虚事新社
上手い。すごいペンネームだな。

49
オフィスいまたろ(編集協力)
パンク侍、斬られて候 パンフレット
東映(株)事業推進部
町田康のインタビューとか、色々面白かった。

50
樋口夏樹(DTP編集)
第二十七回文学フリマ パンフレット
文学フリマ事務局
サークル「サングローズ」の紹介文が良かった。

51
アンゾル・エルコマイシュヴィリ(他多数)
ルスタビ パンフレット
MIN-ON
ジョージアの紹介記事などもあって良かった。

52
昭文社編集部
まっぷる徳島
昭文社
夏に行きたくて買ったのだけど、Dちゃんが会社から出された宿題やってて行けなかった…… 鳴門に行きたいな。

53
松竹株式会社 事業部
OCEAN'S 8 パンフレット
松竹株式会社 事業部
楽しい映画だったなぁ! ドレスの解説ページが大好き。

54
大江千里
ブルックリンでジャズを耕す
KADOKAWA
大江千里の文章は元気のない時でも読めるから助かる。簡単だからではなくて、前向きな姿勢が気持ち良いから。

55
寺田寅彦
科学者とあたま
平凡社
熊本の橙書店で買った。津浪の話が印象的。

56
吉岡政コ・石森大知(編著)
南太平洋を知るための58章 メラネシア ポリネシア
明石書店
ビッグマンの話が面白かった。

57
村山斉
宇宙は本当にひとつなのか 最新宇宙論入門
講談社 ブルーバックス
次元の話が面白かった。

58
横山佳美
新しいチェコ・古いチェコ 愛しのプラハへ
イカロス出版株式会社
民族衣装や雑貨が可愛い! 想像していたより西欧に近い雰囲気だった(もっと東欧的かと思っていた)

59
柳谷杞一郎
写真でわかる謎への旅 イースター島 改訂版
雷鳥社
写真も情報も充実している。

60
飯塚礼子
旅先での南天星空ガイド
恒星社厚生閣
アマゾンで購入。値段の割にページ数が少なくて、ちゃんと確認すれば良かったと後悔。

61
らし
喪失ときに騒々しく Twitter Novels Vol.5
おとといあさって
お昼休み職人の話が好き。

62
公式ヤギ
MAP OF YOKO
おとといあさって
テキレボで横長本ブームを起こしてすごかったな。

63
高麗楼
槿桑あわせ鏡
高麗楼
朝鮮女流文学史。新羅の王だった真聖女王の話がルスダンみたいで面白かった。

64
三谷銀屋
青闇妖影鬼談 予告編
三谷銀屋
行徳沖が出てきて懐かしい。

65
宗谷圭
平家物騙 お試し版
若竹庵
「羿の如く」が良かった。那須与一の話。

66
斉藤ハゼ
五叉路の標
やまいぬワークス
津波が来た仙台の五叉路の話。

67
オカワダアキナ
煙の女
ザネリ
ルカさんに共感してしまい、主人公に責められるようでちょっと辛かった。

68
オカワダアキナ
FLAT
ザネリ
「バイ・ミー」が切なくて良かった。

69
まりも・なのり
絶対温感2
a piacere
「SAKURA」は興味深く「ビノリー川」はゾクゾク。良い本だった。

70
オカワダアキナ
ザネリだより・二〇一七秋
ザネリ
おかさんの作品には「こころぼそい」という単語がよく出てくると気付いた。私はあまり使わない気がする。試しに自分の「翼交わして」「贋オカマ」を検索してみたらやっぱりなかった。私の小説の登場人物ってふてぶてしいんだよな。

71
小高まあな
マオちゃんのおでかけ日記〜一関編〜
人生は緑色
マオちゃん可愛い♪ 賢治関連の施設があったり、岩手いいな〜

72
小高まあな
こたかとマオ人形
人生は緑色
マオちゃん可愛い〜♪ 特にぴったりのブーツが見つかるところが良かった。めちゃ私好みのファッション。

73
谷じゃこ
ヒット・エンド・パレード
谷じゃこ
好きな短歌がいっぱい。

74
谷じゃこ
バッテラ19
谷じゃこ
フリーペーパー。□□□□で始まる歌が好き。

75
谷じゃこ
鯨と路地裏
谷じゃこ
可愛い本!

76
佐々木海月
こおれぬひび
エウロパの海
感想をうまく言えないけど好き。

77
堺屋皆人
ばかみす 孤島編
S.Y.S.文学分室
可笑しかった。

78
堺屋皆人
城崎と文豪
S.Y.S.文学分室
志賀直哉の随筆、読んでみたいな。

79
堺屋皆人
文学さんぽ〇壱
S.Y.S.文学分室
梶井基次郎「檸檬」の聖地巡礼。

80
堺屋皆人
文学さんぽ〇弐
S.Y.S.文学分室
太宰治の聖地巡礼。

81
堺屋皆人
文学さんぽ〇参
S.Y.S.文学分室
谷崎潤一郎の聖地巡礼。

82
堺屋皆人
文学さんぽ〇四
S.Y.S.文学分室
高村光太郎の聖地巡礼。記念館行ってみたいなぁ!

83
堺屋皆人
文学さんぽ〇五
S.Y.S.文学分室
宮沢賢治の聖地巡礼。宮沢賢治の記念館だけでなく高村光太郎の記念館も花巻にある。数日滞在して回りたいなぁ。

84
堺屋皆人
文学さんぽ〇六
S.Y.S.文学分室
志賀直哉の聖地巡礼。この文学さんぽシリーズ、小さく可愛く有用で大好き。

85
速水貴帆・高城道之
お試し無料配布本
光の旅・伝祥社
何年積んでるんだ。でも二人の本を今読めるの嬉しいな。

86
高麗楼
不忍池之旧夢
高麗楼
湖岩文一平という朝鮮の文化人の文章の翻訳。

87
並木陽
カレワラの夢
銅のケトル社
フィンランドのお話。言葉と物語と祖国への愛。精神の拠り所としての自国の文化の重要性を感じた。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 20:27| 読書 | 更新情報をチェックする

2019年04月09日

オカワダアキナ「蝸牛関係」感想

 22歳の俥夫(雄大くん)と、72歳の娼婦のおじいさん(みいちゃん)のお話。

 特殊な設定で性描写も多いけれど、意外とスタンダードな恋愛小説であるように感じた。
 神秘的な存在だったおじいさんは、話が進むにつれ、読者にとっても主人公(雄大くん)にとっても「生身の人間」としてとらえられるようになってゆく。
 年老いた肉体、世間的なしがらみ、気難しさや心細さ。

 雄大くんの方も、みいちゃんと付き合ううちに、自分を苦しめているものから離れる力をつけてゆく。
 最初寂しそうだった雄大くんが、最後、満ち足りた様子になっていて、良かったなぁと思った。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 10:22| 読書 | 更新情報をチェックする

2019年04月05日

東急ハンズ渋谷店

 東急ハンズ渋谷店の万年筆売り場に行ってきました!
 色彩雫(いろしずく)を全色試せるようになっていたのが良かった(インクが切れているのもあったけど)
 プラチナの古典インクも試せて、書いたそばから色が変化していく様子を確かめた。

 万年筆も各種字幅が自由に使えるようになっており、一緒に行った友人は「ミュージック」で音符を書いてました。
 万年筆は左利きには使いにくい(特別な調整が必要)と言われるけど、左利きの彼女、
「別にそんなことないよ?」
 とのこと。最近の万年筆はどの方向に動かしても引っかからないようになっているのかな。

 万年筆に興味を持ってもらえて嬉しかった。
 万年筆沼・インク沼に一緒に沈んでくれるかしら。ふふふ……
 
posted by 柳屋文芸堂 at 14:50| 服・雑貨など | 更新情報をチェックする

映画「ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる」感想



 ロシアのアニメーション作家、ユーリー・ノルシュテインを追ったドキュメンタリー。

 彼は30年以上前から、ゴーゴリの小説「外套」のアニメ化に取り組んでいる。
 世界中のファンが楽しみに待っているが、いまだ完成していない。
 アニメ界のサグラダ・ファミリアである。

 未完の理由は種々ある。
 生活や制作を支えていたソビエト連邦が崩壊したこと。
 ノルシュテイン本人や仲間のアニメーターたちが、老い、病気になったこと。
 重要なスタッフが亡くなったこと。

 しかし最大の要因は、ノルシュテインの頭の中にある「外套」の理想が高過ぎるのだ。

 日本では、アニメ、漫画、小説、映画、ドラマ等々、新しい物語が続々と生産され、消費されていく。
 私は時々不思議に思う。
 物語というのはこんなに必要なものなのだろうか?

 小説を書きたい人がよく聞くアドバイスに、
「とにかく完成させろ」
 というのがある。たとえ納得出来ない部分があっても、気にせず終わりまで書いてみろ、と。

 確かに完成させてみなければ欠点も美点も見つけようがなく、見つからなければ直せない。
 それは分かるのだが違和感もある。
 自分の理想を低く設定すれば、作品なんていくらでも作れてしまう。

「こんな作品を作りたい」
 という高い望みと、自分の技術の戦いこそが「創作」なのではないだろうか。

 この映画の中で見られる「外套」の一部分は本当に美しい。
 脱げかけた靴下を履き直す、というたったそれだけの行為が、温度や手触りをともなって、あんなにも豊かに表現されるとは!

 早く作る。数をこなす。
 そんな価値観に支配されたこの世界において、ノルシュテインの「外套」は、創作の本質を教えてくれる貴重な存在だと思う。

 公式サイトはこちら
 ノルシュテインのアニメ作品(完成しているもの)の上映もあるので、見たことのない方はぜひどうぞ。


 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:39| 映画・映像 | 更新情報をチェックする

2019年04月02日

2004年に読んだ本

3月31日にサービス終了したジオシティーズにあった記録。

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522,2004年1月4日,夕暮乃秋,河童のツルちゃん,小さな夢工房,0円
オリジナル蘭でもらった。なかなか良かった。

523,2004年1月4日,飯田浮浪斎,無題集,雑草屋ではなく飯田浮浪斎個人,0円
オリジナル蘭でもらった。私好み。

524,2004年1月10日,川上弘美,光ってみえるもの、あれは,中央公論新社,1500円
すごーく良かった!! 新年始まってまだ10日しか経っていないけれど、今年の「ダメ男・オブ・ザ・イヤー」は大鳥さんに決定!! 大鳥さんは42歳、フリーアルバイター。主人公翠の遺伝子上の父であり、法律上は何の関係もない。私は不覚にも、彼のセリフにポロポロッと二、三粒、涙をこぼしてしまった。翠の担任であるキタガー(北川)くんもかなり良い。いきなり甘〜い内容の詩をファックスで送りつけて来たりして。翠の親友、花田も素晴らしい。彼はこの世界に溶けこんでしまう事を恐れて女装を始める。登場人物たちそれぞれの摸索の日々に感動。しみじみと。

525,2004年1月14日,一条奈津美(編),text jockey2003,text jockey,0円
今年も送られて来た。書評してくれる上、タダで本をもらえるなんて、毎度申し訳ない感じ。今回は『鳥のいる場所』『火の川』『泥の小舟』を提出した。どれも穏やかな評でホッ。他の作品の書評もじっくり読んだ。GOD HAND『ゴッドハンドX超千射たち(他二冊)』が滅茶苦茶面白そうだと思った。あとは中沢学『SF同人誌『みるくろうど』の助走と崩壊』、暗黒通信団『城間大学学際学部第5類開設科目一覧』『最短距離のC言語』、みいこプロ『my first sweetie』の書評が興味深かった。

526,2004年1月14日,一条奈津美(編),JUICY総集編,text jockey,?円
一昨年の夏コミで買ってそのまま置いてあったのだが、text jockey2003を読んだらこれも読みたくなった。よろずの雨『やさしい雨』、CHILDGARDEN『渇水』、帝国アカデミア『決戦は金曜日』、DARK'nSIGHT『トーヨコふぁんたじあん』、恋人と時限爆弾『逢わない』、素顔『金曜日の妻』『禁じられた遊び』、しらたま同盟『花かんむりと王さま』、STUDIO Type-R『孤独の人』が面白かった。

527,2004年1月16日,川口市教育委員会社会教育課(編),川口市民俗文化財調査報告書第四集,川口市教育委員会,?円
初午祭りについて調べていたら、あったー!! この資料はかなり役に立ちそう。社会教育課に尋ねた所、屋敷稲荷調査をした池田紀子さんは退職した、との事。う〜む、残念! 疑問点がいくつかあるので、これから頑張って調べてみようと思う。

528,2004年1月16日,寺島萬里子,キューポラの火は消えず,光陽出版社,3000円
鋳物工場の喜びと哀愁がにじみ出て来るような良い写真集だった。さあ、私も頑張るぞ。

529,2004年1月19日,佐藤愛子,なんでこうなるの,文春文庫,429円
相変わらず怒りっぱなしの佐藤愛子。久々に読んで何だか嬉しくなった。

530,2004年1月19日,永六輔,職人,岩波新書,650円
次回作のために。さらりと読めた。

531,2004年1月20日,川口市教育委員会,金山町の民俗T,川口市教育委員会,?円
次回作のために。必要な部分をメモしながら読んだ。

532,2004年1月20日,?(おそらく川口市教育委員会),鋳物資料室展示資料,?(おそらく川口市教育委員会),?円
次回作のために。鋳物資料室に入りたかった……。

533,2004年1月20日,井上こみち,風とキューポラの町から,くもん出版,1230円
次回作のために。川口を愛する私には最高の作品。『砂は歌い続ける』というのも読んでみたいな。

534,2004年2月2日,川口市,川口市史(民俗編),川口市,?円
次回作のために。なかなか面白かった。

535,2004年2月3日,川口市教育研究会社会科研究部(編),かわぐち,中央社,?円
川口市の小学校で使われる教科書。本当は自分が使っていた古い方を借りたかったのだけど、「館内」のシールが付いていた。残念!

536,2004年2月3日,西ヶ谷恭弘(監修),日本人は鉄で何をつくってきたか,あすなろ書房,3200円
次回作のために。子供の本は写真や絵が沢山あって参考になる。見ていて楽しいし。

537,2004年2月3日,本間昇(作)・石井勉(絵),家のくらしのうつりかわり,岩崎書店,2300円
次回作のために。昔話は大変だ〜 といっても大昔を描く訳じゃないんだけど。それでも暮らしの道具が全く変わっているからね。

538,2004年2月3日,福生武,まちの工場をしらべよう,ポプラ社,2500円
次回作のために。

539,2004年2月4日,森茉莉,父の帽子,講談社,800円
森茉莉初体験。こんなに良いならもっと早くに読んでおけば良かった。

540,2004年2月4日,五木寛之(編),祭,作品社,1200円
随筆選集。もっと和太鼓やアンドンの描写を期待していたのだが。

541,2004年2月8日,井上こみち,砂は歌い続ける,小学館,880円
次回作のために。初午の描写がもっとあるとありがたかったのだが。

542,2004年2月13日,沢村貞子,私の浅草,新潮文庫,360円
下町の暮らしについて知りたくて読んだ。面白かった。

543,2004年2月16日,篠宮恵美,ボクたちはここにいる,空の名前,0円
オリジナル蘭でもらった。

544,2004年2月24日,島田詩子,宴のあと,虚影庵,150円
これがどうしても欲しくてコミティアへ。買えて良かった。行って良かった。冒頭部分に妙に共感。そして中盤から終わりまでの部分は、私が主人公でも同じ行動を取ったと思うな。

545,2004年2月24日,相川氷牙,奥の小径は曲がり道?,Super Selfish Space,0円
コミティアでもらったトーク本。キャラメルボックスは私も見てみたいなあ。

546,2004年2月24日,三田村佳子,川口鋳物の技術と伝承,聖学院大学出版会,7600円
川口鋳物とその周辺の文化についてとても詳しい解説が載っていたので、欲しいなあ、と思い値段を確かめたら……うわあ〜、借りるだけにしておきます。

547,2004年3月18日,中村公彦(編),ティアズマガジン,COMITIA実行委員会,700円?
お薦め本紹介のページが多くて面白かった。漫画中心なのがちょっと残念だけど。

548,2004年3月18日,村上春樹,遠い太鼓,講談社文庫,800円
議会のパートさんに薦められて。これからはエッセイもチェックしなきゃな。

549,2004年3月19日,相川氷牙,灯火幻想,Super Selfish Space,200円
書く人によって、超能力者って全然違った姿になるんだなあ。魂の救済、というテーマに共感を覚える。のぞみとひかりに比べると、うちのきみ子さんはかなり役立たずだ……。小説の中で動かすのはめちゃくちゃ楽だったから感謝しているけどね。

550,2004年3月19日,一条奈津美(編),JUICY 2001*SUMMER,text jockey,0円
コミティアでもらってしまった。申し訳ない。恋人と時限爆弾『青髯の妻』が面白かった。いちがつのにわ『儀式』も良かった。私も自分を責めがちだから、作中の彼氏の言葉にジーンとした。

551,2004年3月22日,満留賀鴨南,馬琴的晴明観,満留賀,250円
安倍晴明の事が基礎から分かって勉強になった。一人の実在の人物の記録が伝説になり、それが大きな物語へと発展していく様子がよく理解出来た。

552,2004年3月27日,鴇沢亜妃子,MORPHEUS既刊本案内,MORPHEUS,0円
コミティアでもらった。なかなか綺麗で読みやすい文章だった。『降りやまぬ雨の記憶』が面白そうだと思った。

553,2004年4月6日,真子,Wonder Children,MIXピザ,200円
オリジナル蘭で買った。小説も書くとは知らなかった。

554,2004年4月7日,蘭企画,ORIGINAL蘭32パンフレット,蘭企画,500円
オリジナル蘭で買った。沖縄料理が食べたくなった。

555,2004年4月7日,飯田浮浪斎,雑草屋異文録,雑草屋,0円
オリジナル蘭に持って来てくれた。前の作品よりずっと良くなった気がする。この方向にどんどん突っ走って欲しい。

556,2004年4月7日,飯田浮浪斎,雑草屋異文録外伝 無題集,雑草屋,0円
オリジナル蘭に持って来てくれた。浮浪斎さんの話を聞いてから読むと、また違った感慨があるな。

557,2004年4月7日,陵梅,誰よりも誰よりも,萩山堂本舗,200円
オリジナル蘭で買った。小説を書く方法について書いてあるのが面白かった。

558,2004年4月15日,相川氷牙,いざよいゆめがたり,Super Selfish Space,400円
オリジナル蘭で買った。私の好みドンピシャ! な内容だった。今までの作品の中で一番好き。飛び抜けて好き。一話ごとに視点を変えるのも、すごく良い効果を出していたと思う。しかしまあ人から借りてきたお題でよくもここまで物語を構築出来るものだ…… どんどん先に行ってしまうようで寂しくもあるなあ。私も頑張らなくっちゃ。

559,2004年4月20日,宮部みゆき,幻色江戸ごよみ,新潮文庫,552円
短編集。「器量のぞみ」「紙吹雪」が良かった。

560,2004年4月27日,万作の会,yoiya2(13号),万作の会,?円
野村家ファンクラブの会誌。読み応えがあって楽しい。

561,2004年4月27日,あおば(編),即興詩集 浪速の三輪車 2003,あおば,0円(非売品)
オリジナル蘭でもらった。まず、真っ赤なオート三輪のミニカーの写真を使った表紙がとっても可愛い。詩もレトロな雰囲気が素敵。あおばさんの詩はリズミカルなので、音読してみたら気持ち良かった。

562,2004年5月4日,安房直子・南塚直子(絵),つきよに,岩崎書店,1500円
借りた。不思議な雰囲気の童話集。おーなり由子を思い出した。

563,2004年5月4日,石井鶫子(編),文芸リローデッドハンドブック,文芸リローデッド,500円
コミティアで買った。アンケートの「注目しているサークル」で柳屋文芸堂に一票入っていた事が分かり感激した。帰り道で一気にガーッと読んでしまったけど、もう一度丁寧に読み直して今後の活動に役立てたいと思う。

564,2004年5月6日,虚影庵(編),競作集 かさねる,Project FreeChargeAnthology,0円
コミティアでもらった。これをタダで配っちゃうのかよ〜!! と驚く、部厚い綺麗な本。表紙の色も落ち着いていて良い。新書版でレイアウトが上手く、とても読みやすかった。MASKMANの『河畔の人』がダントツで気に入った。「駅員代理の若い女性」とか「つっかけてきた下駄の鼻緒」なんて言葉に戦時中の雰囲気がよく表れていた。道楽の『君が眼鏡をかけている』も胸キュンで良かった。他には、天使奏楽堂、北奏館、虚影庵の作品が面白かった。これらのサークルは、次のイベント参加の時に必ずチェックしようと思う。

565,2004年5月6日,北杜夫,どくとるマンボウ航海記,新潮文庫,280円
ウソとホントの混ざり方が楽しかった。文章のリズムが気持ち良い。

566,2004年5月6日,小田杳,だいすきなひと,WE,100円
コミティアで買った。「昔、好きだった人」への複雑な気持ちに共感した。思えばこれって私が一番好きなテーマじゃないか? 「でも、私はそういうところだけが好きだったのかな?」という文が気に入った。

567,2004年5月7日,中村公彦(編),ティアズマガジン,COMITIA実行委員会,700円
今回は文章本の紹介が多くて嬉しかった。

568,2004年5月7日,姫野由香,友情リミット,みいこプロ,300円
コミティアで買った。ハッピーエンドの話なのに、自分の恋愛の事を考えて悲しくなってしまった。これだけ心を動かされるのだからきっと良い小説なのだと思う。

569,2004年5月7日,速水貴帆,ようこそ! 光の旅へ!!,光の旅,0円
コミティアでもらった。無料配布の作品紹介本。オフセットを配るなんて豪華だ。

570,2004年5月7日,速水貴帆,私の中の強さ,光の旅,250円
コミティアで私の本と交換してもらった。バイトの先輩に無視される話。自分の経験を思い出したりした。私はここまで悩まなかったなあ。仕事の事は三歩歩いたら忘れるからね。小説の後の詩がなかなか良かった。

571,2004年5月7日,草屋敷・名無忘八,年々歳々,年々歳々,?円
コミティアで自分の本と交換してもらった。

572,2004年5月7日,光部美詠子,bullet ballet,オーダーメイド,300円
コミティアで買った。前に読んだ作品より読みやすかった。綺麗な情景がけっこうあった。

573,2004年5月7日,蹉跌・満園,自殺、いくない/ゴーイング・トゥ・ザ・ムーン,夏草ウワノソラ,100円
コミティアで買った。常に私が大きな期待を寄せる、ホチキス丸見え本。これもなかなかの当たりだった。「自殺…」の方はストーリーが、「ゴーイング…」の方は中島敦を持ち出すあたりが、切ない。

574,2004年5月10日,宇佐見尚也・月兎,見つめろ!量子力学!!,新月お茶の会,100円
コミティアで買った。ハチャメチャな展開が楽しかったが、欲を言えば、もう少し笑わせて欲しかった。

575,2004年5月12日,桜部都,科捜研第七次「装」査鑑定報告書,中央大学ピンクハウス研究会,300円
コミティアで買った。まさかここで再会しようとは……。(十分ありえる事だけど。)猛烈にひらひら服が欲しくなった。ここの所全然買ってないもの。

576,2004年5月12日,水原咲良,雨ガ降ル、雨ガ降ル,氷花,0円
オリジナル蘭でもらった。悲しいラストにちょっと驚いた。

577,2004年5月12日,水原咲良,ハル,氷花,0円
オリジナル蘭でもらった。短編集。二話目の話は受験期の鬱屈した気持ちがよく出ていて、一番共感出来た。

578,2004年5月12日,星新一,おせっかいな神々,新潮文庫,400円
中学生の頃より楽しめたのは、私が大人になった証拠?

579,2004年5月15日,宮沢章夫,サーチエンジン・システムクラッシュ,文藝春秋,?円
当たり前かもしれないけど、どことなく演劇的な小説だった。『トーキョー・ボディ』を思い出しながら読んだ。この題名からイメージしたのとは全く違った話だったのでちょっと驚いた。確かに読んでから見ると「ああ、なるほどね。」と思うんだけど。

580・581,2004年5月18日,村上春樹,ダンス・ダンス・ダンス(上)(下),講談社文庫,590円
今日は何もせずにこの本を読み終わらせてしまった。ストーリーが面白かったのもあるけれど、もう何てったって五反田君が気になって気になって…… 読み進めるごとにどんどん彼を好きになってしまった。それも、「好感が持てる」とかそんな穏やかなものじゃなくて、誰かを愛し始める時みたいにのめり込んでいくの。五反田君は絶望的に絶望している二枚目俳優。修復不可能なまでに壊れてしまった五反田君。ずっと壊れ続けてきた五反田君。壊れていくしかなかった、そういう運命だった五反田君。五反田く〜ん!!(もう誰にも止められない)バイト中もずっと五反田君の事を考えてぼーっとしていたよ。まったく……

582,2004年5月21日,小林恭二,短歌パラダイス,岩波新書,660円
歌合の実況中継。「かばん」所属の歌人の歌が気に入った。

583,2004年5月26日,村上春樹,螢・納屋を焼く・その他の短編,新潮文庫,320円
この中に入っていた『踊る小人』を読んで、『ダンス・ダンス・ダンス』を借りに行ったのだった。その後の小説で展開される要素がいくつも感じられた。

584,2004年6月2日,鈴木基美(編),昴,SPICE400,0円
ずっと前のオリジナル蘭でもらった。色々な人の小説・漫画・イラストが集まっている無料本。小久村さとの漫画『散歩道』が可愛かった。「芳珠記」という小説サークルの人らしい。

585,2004年6月3日,山本周五郎,青べか物語,新潮文庫,514円
浦安が舞台なので読んだ。「ディズニー市」になる前、うらぶれた漁師町であった頃の。登場人物たちは、奇妙なほどずる賢かったり、朴訥だったり、性的に奔放だったりして、現代人から見ると異世界の人々のような感じさえする。今の浦安も住みやすそうだけど、小説を書くならこの物語の世界に行きたいな。

586,2004年6月5日,トーベ・ヤンソン,ムーミン童話全集1・ムーミン谷の彗星,講談社,1500円
上手く言えないけど良かった。ちょっと『ぼのぼの』を思い出した。

587,2004年6月5日,穂村弘,世界音痴,小学館,1300円
笑った、笑った。特に「やぎさんゆうびん」でケンカ、の話。他の本も読んでみたいな。

588,2004年6月7日,京極夏彦,姑獲鳥(うぶめ)の夏,講談社文庫,800円
謎解きも面白かったが、何より昭和二十年代の雰囲気が良かった。光景として美しいな、と何度も思った。変人ばかり出て来る所に好感が持てる。一番共感したのは梗子。藤牧にめちゃくちゃ腹が立った。『青べか物語』風に、「ばかやつだ、ばかやつだ」と思った。読みながら色々な事を考えたが、話が長過ぎて全部覚えてないや。一番考えたのはやっぱり「母って何だろう」という事かな。

589,2004年6月9日,江國香織,日のあたる白い壁,白泉社,1500円
絵画についてのエッセイ。本人が描いた訳じゃないのに、どの絵も江國香織らしい雰囲気なのが面白かった。文章を読んでから絵を見ると、新たな発見があるのも楽しい。やっぱり江國香織は小説よりエッセイの方が好きだ。

590,2004年6月10日,DA☆,続たびねこ綺譚,DA☆RK'n SIGHT,300円?
コミティアで買った。「はしねこ」のしぃんと静まり返った後、猫の声を合図に空を見上げる所、「にわねこ」のお嬢さんの最後のセリフ、「ちかねこ」のこびとの光が外の光になる所、が良かった。

591,2004年6月13日,夏目漱石,硝子戸の中,岩波文庫,210円
たいそう気に入った文章があるので、全部写してみる。
「継続中のものは恐らく私の病気ばかりではないだろう。私の説明を聞いて、笑談だと思って笑う人、解らないで黙っている人、同情の念に駆られて気の毒らしい顔をする人、――凡てこれらの人の心の奥には、私の知らない、また自分たちさえ気の付かない、継続中のものがいくらでも潜んでいるのではなかろうか。もし彼らの胸に響くような大きな音で、それが一度に破裂したら、彼らは果してどう思うだろう。彼らの記憶はその時最早彼らに向って何物をも語らないだろう。過去の自覚はとくに消えてしまっているだろう。今と昔とまたその昔の間に何らの因果を認める事の出来ない彼らは、そういう結果に陥った時、何と自分を解釈して見る気だろう。所詮我々は自分で夢の間に製造した爆裂弾を、思い思いに抱きながら、一人残らず、死という遠い所へ、談笑しつつ歩いて行くのではなかろうか。ただどんなものを抱いているのか、他(ひと)も知らず自分も知らないので、仕合せなんだろう。」

592,2004年6月15日,江戸川乱歩,黒蜥蜴,講談社,480円
江戸川乱歩を読むのは約二十年ぶり。『黒蜥蜴』はお芝居を見ているような感じだった。美貌の女賊「黒トカゲ」はどう考えても若き日の美輪明宏。『石榴』の方が私にはなじみやすい作風だった。奥様の全身の傷や、「石榴」にたとえられる二つの血の光景に、「もしかして私、乱歩に強い影響を受けていたのかも。今まで気付かなかっただけで。」と思った。

593,2004年6月16日,小川洋子,博士の愛した数式,新潮社,1500円
元大学教授のおじいさん、母子家庭、数学。これだけ私好みのものがそろっていれば気に入るに決まってるでしょ、の予想通り、何度も泣いた。クライマックスでワーッとなるのではなく、途中のちょっとした一文にぽろり、ぽろり、という感じで。川上弘美作品を読んだ時の泣き方に似ている。江夏豊がどんな選手なのかよく知っていれば、もっと感動出来るのかもしれない。阪神ファンじゃない人が読むとどうなんだろう。数学本であるのと同じくらい、阪神本だと思ったので。野球を知らない私でも、野球に関する場面で切なくなったくらいだから、関係ないのかな。人が人を「思う」時、私は小説を読む最も大きな喜びを得るような気がする。私も、たとえつたなくても、そういうものを描いてゆきたい。

594,2004年6月16日,村上春樹・安西水丸,村上朝日堂の逆襲,朝日新聞社,940円
つい一生懸命読んでしまった。そういう本じゃないと思うんだけど。1980年代に書かれたエッセイなので、景気の良さを表す描写が沢山あった。今読むと不思議な感じ。文体が今とずいぶん違っていて面白かった。性格は今より頑なかな。

595,2004年6月16日,村上春樹・安西水丸,村上朝日堂はいかにして鍛えられたか,朝日新聞社,1200円
こっちは1990年代のエッセイなので、馴染み深い文章。特に比喩が「わあ〜 村上春樹だあ〜♪」という感じ。阪神大震災やオウムの話がもっとあるかと思ったらほとんどなかった。もしかしたら意図的に避けたのかも。長寿猫ミューズの話が一番印象深かった。

596,2004年6月17日,村上春樹,辺境・近境,新潮社,1400円
旅行記。ノモンハンへのシリアスな旅もあれば、香川でひたすら讃岐うどんを食べる旅もある。私も旅行したいな。いきなり辺境は無理そうだから、まずは関西のどこかの街に行きたい。中学校の修学旅行以来一歩も足を踏み入れてないのはちょっと不思議なくらいだ。

597,2004年6月18日,杉浦日向子,江戸アルキ帖,新潮文庫,640円
江戸への旅日記。イラストが綺麗。この風景が残っていれば良かったのに。

598,2004年6月20日,村上春樹・大橋歩,村上ラヂオ,マガジンハウス,1238円
暑くて暑くて何もしたくないけど村上春樹のエッセイを読むだけなら出来そう、と急遽借りて来た本。どんどん読んだ。

599,2004年6月20日,村上春樹・安西水丸,ランゲルハンス島の午後,光文社,1300円
これも「どんどん」のうちの一冊。絵が綺麗。

600,2004年6月20日,村上春樹,村上朝日堂はいほー!,文化出版局,900円
さらに「どんどん」 財テクの話が出て来て、またもや不思議な気持ちに。

601,2004年6月21日,村上春樹,やがて哀しき外国語,講談社,1400円
もっと「どんどん」 ちょっと深めのエッセイ。

602,2004年6月21日,泉鏡花,歌行燈・高野聖,新潮文庫,400円
まず『高野聖』を読んだ。文章はたいそう良かったのだけど、終わり方がちょっと不満だった。そのせいなのか私の文章読解能力が低いせいなのか分からないけど、『高野聖』以外の作品を読み進める事が全く出来なかった。確かに読みやすい文章じゃないんだけどねえ…… うーん。

603,2004年6月23日,川上弘美,ニシノユキヒコの恋と冒険,新潮社,1400円
ニシノユキヒコのような男に出会ってしまったら、ひとたまりもないな。

604,2004年6月23日,村上春樹,若い読者のための短編小説案内,文藝春秋,1238円
下手な文章読本より、小説を書く勉強になった。役立てられるかは分からないけど。

605,2004年6月23日,早川暢子(他多数),文藝別冊 総特集 森茉莉,河出書房新社,1143円
図書館では森茉莉の本が見つけられず、とりあえず特集本を借りてみた。森茉莉に関するエッセイ等がメインだけど、本人の文章も入っているので。

606,2004年6月26日,村上春樹,雨天炎天(アトス−神様のリアル・ワールド),新潮社,?円
男性しか入れないギリシャ正教徒のための土地への旅行記。小さい修道院が良い感じ。

607,2004年6月26日,村上春樹,雨天炎天(チャイと兵隊と羊−21日間トルコ一周),新潮社,?円
トルコへの旅行記。トルコ人の親切が良い感じ。アトスもそうだけど、写真が綺麗。

608,2004年6月26日,村上春樹・佐々木マキ,カンガルー日和,講談社文庫,448円
短編集。こういうショート・ショートが読みたかったんだ!

609,2004年6月28日,村上春樹,村上春樹全作品1990〜2000・1 短篇集T,講談社,?円
『TVピープル』『夜のくもざる』等に収録されていた短編が集められている。『ホルン』が一番のお気に入り。本人の詳しい解説が付いているのがお得。

610,2004年6月28日,村上春樹,TVピープル,文藝春秋,950円
『村上春樹全作品1990〜2000・1 短篇集T』に入っていなかった『眠り』だけを読んだ。

611,2004年6月28日,村上春樹・佐々木マキ,羊男のクリスマス,講談社,1200円
絵本。羊男は他の小説の中だとあまり良い待遇を受けていない印象があったので、ハッピーエンドで終わった事にホッとした。

612,2004年6月28日,村上春樹,パン屋再襲撃,文藝春秋,900円
渡辺昇が沢山出て来た。どうでも良いけど文藝春秋の本ってとっても文藝春秋っぽい。活字が全部同じ気がするのだけど、気のせい?

613,2004年7月5日,村上春樹・安西水丸,象工場のハッピーエンド,新潮文庫,552円
とうとう買ってしまった! 村上春樹のエッセイとショート・ショートしか受け付けない精神状態なんだもの……。

614,2004年7月5日,村上春樹,うずまき猫のみつけかた,新潮文庫,667円
さらに買ってしまった! もうどんどん読むのだ。

615,2004年7月5日,村上春樹・安西水丸,日出る国の工場,新潮文庫,667円
工場見学記。アデランスの工場の話に「あっ、笠原メイ!」

616,2004年7月5日,村上春樹,もし僕らのことばがウィスキーであったなら,新潮文庫,476円
ウィスキーが飲みたくなる本。倒れないなら本当に飲みたい…… アイラ島のシングル・モルト!

617,2004年7月8日,和田誠・村上春樹,ポートレイト・イン・ジャズ,新潮文庫,781円
私もジャズを聴いてみたいな。(上のウィスキーといい、影響受けまくり。でもジャズを聴いても倒れないぞ!)まずはルイ・アームストロングあたりから。

618,2004年7月8日,村上春樹・糸井重里,夢で会いましょう,講談社文庫,448円
やっぱり村上春樹のショート・ショートは良いなあ。もっと読みたいけど、あとは普通の短編と長編しか残ってないかな?

619,2004年7月13日,村上春樹,ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック,中公文庫,583円
フィッツジェラルドの事なんて何にも知らなかったので、色々と勉強になった。奥さんがプロになれない芸術家で、精神科にかかっていた事とか。その経緯が身につまされるような感じで怖かった。スコットの代わりに発狂したようにも思う。村上春樹が訳した短編も二つ入っている。その内の一つ『リッチ・ボーイ』は「青春の夢と挫折の物語」であるらしいけど、私は主人公ではなく相手の女の人の方に感情移入したので、「ざまぁカンカン!」と清々してしまった。

620,2004年7月13日,杉浦日向子,大江戸美味草子(おおえどむまそうし),新潮文庫,400円
江戸時代の美味しい物の話。夜中に読んでいたらお腹が空いて空いて困ってしまった。まずはどじょうが食べたい。

621,2004年7月13日,春日正哉,青龍公記1,Shaltics,?円
確か二年前の夏コミで買ったのではなかったか。ようやく読み終えてホッとした。

622,2004年7月13日,龍也,月と夜と太陽(前編),曖昧堂,?円
去年の夏コミでお隣になったご縁でもらった本。これも夏コミ前に読み終えられてホッ。

623,2004年7月13日,栗原繁,マリーベルは死んだとパパにつたえて,LIFE SYSTEM,?円
確か1200円くらいだったかなあ。これも二年前の夏コミで買ったはず。同人誌にこの値段か、どうしよう、と迷ったのだけど、題名があまりにカッコ良いので奮発してしまった。異世界に放り込まれた六人の生活と悩みが丁寧に描かれていて、面白かった。ぐんぐん読み進められて三時間くらいで読了。こんな事ならもっと早くに読めば良かった。隆明と美香の章(第三章)が一番好き。たぶんこの二人に一番感情移入出来たのだと思う。ところでこの話のどの辺が「マリーベルは死んだとパパにつたえて」なんだろう…… マリーベルもパパも出て来ないのだが。ま、物語に満足したからそれで良し。

624,2004年7月15日,茂山千五郎(監修),茂山千五郎家のおまわり,レギー,2000円
「おまわり」とはおかずの事。千五郎家の食事の話と、そのレシピ。京都料理は苦手かな、と思っていたけど、作りたい料理もけっこうあった。

625,2004年7月24日,奥田英朗,空中ブランコ,文藝春秋,1238円
つい最近、直木賞を受賞した作品。爆笑、という宣伝文句で売っているけど、私は笑いより「優しさ」を感じた。心が弱っていても読めそうな所が良いなあ。

626,2004年8月3日,伊藤綾子,ナゲヤリな僕ら,drops,?円
東京ポエケットで買った。うまく言えないけど良かった。何か言おうとすると、つい表紙の模様を褒めたりしたくなってしまう。もちろんそれも良いんだけど、一番の魅力はやっぱり詩の方。無理やり言葉にするなら、うーん、押し付けがましくない所が良いの、かな?「生きる」「ヨロコビ」「生前葬」「切り捨て御免」が特にお気に入り。

627,2004年8月3日,ウタシロ,蛹化箱,drops,?円
東京ポエケットで買った。読めば読むほど「ウタシロさんはまことの詩人であるなあ」と思う。物語でも決意表明でもなく、言葉で出来た風景。読んでいてとても気持ち良い。どれも好きだけど、「プログラム6番」「台風」「あるべきかたち」が特にお気に入り。

628,2004年8月3日,ウタシロ,モールス,drops,?円
東京ポエケットで買った。「思春期ビタミン」私は透明さを求める少女ではなかったので、共感、とはちょっと違うのだけど、何となく「分かる」気がした。「近くにあった何か」を感じる、というのかな。「カーペットを洗う」のお父さんもすごく良い。「金木犀」も「夕暮れ鮭弁」も良い……ってどれも良いんじゃないか。

629,2004年8月3日,ウタシロ,色相環,drops,?円
東京ポエケットで買った。原作詩と、それのウタシロさん版。さすがにウタシロさんが選んだだけあって、原作詩はどれも素晴らしい。特に杉澤加奈子さんの「カラフル」は最高! きっとこういう試みをすると、すごく勉強になるんだろうなあ、と思う。

630,2004年8月3日,ウタシロ,何かしら明るいもの,drops,?円
東京ポエケットで買った。理科大好き人間なので、実験室の出て来る「清潔な純愛」をたいそう気に入った。「待合室は活気に溢れている」は薬局に勤めていた時の事を思い出した。カーテンを洗ったり、蒲団を干したり、ウタシロさんの詩の中の登場人物は働き者だなあ。

631,2004年8月4日,大村浩一(編),詩誌ゴブリン第6号,ゲイン社,200円
東京ポエケットで買った。物理の詩が気になったので。

632,2004年8月4日,中沢直人(編),かばん2003年12月号,かばん,500円
東京ポエケットで買った。『短歌パラダイス』を読んでからずっと気になっていた、「かばん」の同人誌! ポエケットに出ているとは知らなかったので、見つけた時はたいそう嬉しかった。入谷いずみの「スカートの下にジャージをはきこんでハニワハニワと踊る少女ら」という歌に爆笑。これを紹介している井辻朱美の評論と、10月号の歌に対する雨宮司の評論が興味深かった。

633,2004年8月4日,森茉莉,私の美の世界,新潮文庫,438円
エッセイ集。どの文章も好きだけど、やっぱりお父さんに関するものが一番良いな。小説も読んでみたい。

634,2004年8月5日,蛾兆ボルカ,POEM ROSETTA 2004.3/創刊号,POEM ROSETTA,200円
東京ポエケットで買った。蛾兆ボルカ「蕩児の帰郷」、Fiorina「祈り」、かの寿星「白い自転車」「ルパン三世の背中」が切なくて私好みだった。その他の詩や評論も面白かった。

635,2004年8月5日,安部行人,SCRAP PLACE LONELY KING,KOSMONAUT,200円
東京ポエケットで買った。ハードボイルド。

636,2004年8月5日,神無遼,雪,LOVESICKNESS,0円
東京ポエケットでもらった。

637,2004年8月5日,神無遼,AKATUKI,LOVESICKNESS,0円
東京ポエケットでもらった。

638,2004年8月5日,糸川草一郎,草のこころ,あおば,?円
東京ポエケットで買った。

639,2004年8月6日,高階杞一,ガーネットVOL.37,空とぶキリン社,500円
東京ポエケットで買った。確か100円になっていた。

640,2004年8月6日,高階杞一,ガーネットVOL.33,ガーネット・クラブ,500円
東京ポエケットで買った。確か100円になっていた。

641・642,2004年8月11日,中村文昭,えこし通信創刊準備第5・6号,0円
東京ポエケットでもらった。

643,2004年8月16日,姫野由香,白衣と意外性の研究,みいこプロ,500円
夏コミで買った。官能部分が多くて大満足。みなもの「ウブであるがゆえの大胆さ」が可愛い。

644,2004年8月17日,満留賀鴨南,犬乃足跡,満留賀,200円
夏コミで買った。『八犬伝』を読んでいない私には、年表など分からない所もあったが、二つの地図はけっこう楽しめた。「関宿」が気になる。

645,2004年8月17日,満留賀鴨南,今様解釈 國姓爺合戦,満留賀,200円
夏コミで買った。第三章が特に面白かった。「そうまでして虎を退治したいか」という所で笑ってしまった。そして「虎退治の論理」に「へ〜」と感心。歴史と物語の違い(というか現代では許されない程の大違い)も興味深かった。

646,2004年8月17日,島田詩子,階−きざはし−,虚影庵,300円
夏コミで買った。(『宴のあと』の歌を渡して割引してもらった。)今回初お目見えの「傀儡あそび」は、雰囲気を崩さないように言葉を紡いでいくのが大変だったろうなあ、と感心した。古典が苦手な私には到底使えない魅力的な言葉が満載。インモラル大好き人間の私は、最後の2ページが気に入った。もっと派手にやっちゃっても良いんじゃないか? と思ったりするのだけど、どうなんだろう。ライナーノーツも面白かった。

647,2004年8月17日,島田詩子,墓参,虚影庵,100円
夏コミで買った。表紙がステキ。

648,2004年8月17日,島田詩子,オリオンのように,虚影庵,150円
夏コミで買った。私にとっては「ええええーーーー!! だ、誰! 誰が書いたの、これは?!」なストーリー。どうやら私の中では「虚影庵さん=猟奇短編」のイメージが出来上がっていたらしい。これはこれで甘酸っぱくて好きだけど。

649,2004年8月17日,光俊太郎,眼鏡っ娘アンケート1・2・3,道楽,0円
夏コミでもらった。私の知らない世界がここに。私はどちらかというと「眼鏡っ娘=真面目で不器用な女の子」のイメージがあったが、「その世界」では武器との組み合わせで考えられたりしていて、けっこう強いイメージもあるんだなあ、と感心したりした。いや、基本的にはクスクス笑いながら読んだけど。

650,2004年8月17日,光俊太郎,眼鏡の君には敵わない,道楽,200円
夏コミで買った。(『野薔薇の誕生日に』と合わせて300円にしてくれた。どちらもPFCAから続く小野寺&西山シリーズ。)学園ラブコメは可愛いなあ。どう考えても両思いなのに、グズグズ考え込んだり、真っ赤になったり。ヒャア!(無意味に奇声を発する私。)眼鏡っ娘好きという訳でもない私でもこれだけ楽しめるのだから、その道の人はどれだけ喜ぶのだろう……

651,2004年8月17日,光俊太郎,野薔薇の誕生日に,道楽,200円
夏コミで買った。「言葉だけでなく、どこか体に接触しろ、西山! オリャオリャ!!」と思いながら読んでいたので、ラストには大満足。「初めてのお手々つなぎ」は胸キュンだよなあ。何であんなにドキドキするんだろう。あとがきに「西山ちゃんは小野寺くんを待っていられるのか?」とあったけど、あれだけあからさまに自分を好きである事が分かれば、いくらでも待つんじゃなかろうか。少なくとも私と西山ちゃんは待つ!(勝手に断言)思わず自分がどれだけ待ったか数えてみたら、二年三ヶ月だった。よくやったよ、ほんと。体に悪いからあんまり待たせないで欲しいものだよね。

652,2004年8月17日,光俊太郎,道楽カタログ51〜61,道楽,0円
夏コミでもらった。小野寺&西山シリーズ「君の眼鏡が悪い!」買わなくっちゃ。

653,2004年8月18日,春日正哉,素粒子戦隊ファインマン10−しつこいぞ再生フェルミ軍団編−,Shaltics,100円
夏コミで買った。いつも通り面白かった。

654,2004年8月18日,桜野聖雪,Cantique,天使奏楽堂,300円
夏コミで買った。まず表紙が可愛い! 妹のセリフでいくつか気に入ったものがあった。桜野さんの文章の「終わらせ方(句点のところ)」が好きだ。

655,2004年8月18日,小田杳,girls in trouble!,WE,200円
夏コミで買った。特撮で百合でも抵抗なく楽しめた。おそろいのパジャマ、に懐かしい気持ちになったり。エスパー、という事できみ子ちゃんを思い出した。一番最初のページにある短い文章が好き。

656,2004年8月18日,小田杳,LONG WAY TO GO,WE,?円
夏コミでもらった。私はどちらかというと君原的人間だけど、長瀬の悩みも身近に感じた。いくつかのセリフにドキッとした。

657,2004年8月18日,小田杳,ないしょダヨ1,WE,300円
夏コミで買った。「深山さん、前に出てきて下さい」「ちがいまーーーす!」で思わず笑ってしまった。小田さんの本って、何だかんだでけっこう百合要素があるんじゃなかろうか。

658,2004年8月18日,小田杳,I'll,WE,?円
夏コミでもらった。これも一番最初のページにある短い文章が好き。高校生らしい人間関係がよく出ているなあ、と思った。全員苗字で出て来るので、最初、それぞれの性別が分かりにくかったが、最後はちゃんと判別出来るようになっていた。相川さんが好きだ。君原君はいつまでこういう調子で生きてゆくのだろう。恋はしないのだろうか。この話もちょっと「百合要素あり」のように思う。本筋と関係ないが、純文学の印象についての話が面白かった。

659,2004年8月19日,日城志希・高波修,FKO通信Vol.12,湘南ソロモンFKO,0円
夏コミでもらった。

660,2004年8月19日,高波修,YAKINIKU!!シングル,湘南ソロモンFKO,100円
夏コミで買った。自意識過剰なお兄さんが一人で高級焼肉店に行くまでの様子が、これでもか! これでもか! と事細かに描かれていて面白かった。「一人で地形図を買うのがものすごく大変だった。」と言っていた友だちを思い出した。

661,2004年8月19日,飯田浮浪斎,雑草屋異文録・零,雑草屋,0円
夏コミでもらった。人間の真実はホチキス丸見え本の中にある。甘々ストーリーでフワフワになった私の心を、ぐっと地面に結び付けた感じ。(甘々は甘々でもちろん大好きなんだけど、それはそれ、これはこれ。)こういう暮らしをしても、ちゃんと生き延びた浮浪斎さんは、ダメ人間なんかじゃない、と思った。ダメ男愛好会会長の私が言うのも変な話だが。浮浪斎さんはここから出発するんだな。次に書かれるであろう小説が楽しみだ。

662,2004年8月19日,相川氷牙,Summer Wave,Super Selfish Space,200円
夏コミで買った。夏コミ購入同人誌の甘々度を上げた人がここにも。何だってみんな甘々のラブラブなんだ! 流行中なのか?!(単に私が無意識のうちに、そういう話ばかり選んでいるだけなのかも……)夏の海の恋という事で、さらりとさわやか。私も花のある生活を送りたいなあ、なんて思った。

663,2004年8月24日,栗原繁,昨日はここにある,LIFE SYSTEM,?円
夏コミで買った。客観的に見ても「そんな女とは別れた方が良いんじゃ……」と思ってしまうのだが。

664,2004年8月24日,栗原繁,ささやかな邂逅,LIFE SYSTEM,0円
夏コミでもらった。

665,2004年9月2日,姫野由香,偶発的蜜月,みいこプロ,300円
コミティアで買った。みいこプロさんの小説を読むと、必ず泣いちゃうんだよね。描かれているのはまぎれもない「幸福」なのに。それを失った時の悲しみを知っているから。

666,2004年9月2日,速水貴帆,失恋慕情,光の旅,150円
コミティアで買った。詩集。甘々より失恋ものを読んでいる方が安心するあたり、私の「諸行無常的性格」がよく表れているな。気に入った言葉がけっこうあった。私が一番共感したのは「失恋」 これは速水さんにとっても「自分に一番近い」詩であるらしい。何だか感慨深かった。

667,2004年9月7日,北条佐名子,波木道で待ってて,北奏館,150円
コミティアで買った。

668,2004年9月7日,島田詩子,すごいパソコン,虚影庵,0円
コミティアでもらった。ざぶとん一枚!

669,2004年9月7日,しろ,ネタ日記,だるま堂書店,0円
コミティアでもらった。

670,2004年9月7日,銭湯ばに〜,サムライ人間ユキチ,だるま堂書店,0円
コミティアでもらった。バカバカしい〜 思わず何度も笑っちゃった。

671,2004年9月7日,北原友輝,ミラヒテ,神楽同盟,400円
コミティアで買った。

672,2004年9月17日,光俊太郎,君の眼鏡が悪い!,道楽,200円
そうさく畑で買った。(正確に言うと、コミティアで間違って買ったものと交換してもらった。さらに言うと、交換なんて言いつつ間違った方ももらっちゃったのだが。)このシリーズ、ほんと好きだなあ。何度もクスクス笑った。特に柔道部の朝練の場面と、最後の一行にバカウケ。

673,2004年9月17日,光俊太郎,そのとき輝くボクだから,道楽,400円
そうさく畑で買った。女性恐怖症の男の子と、ボーイッシュな女の子の恋物語。ダメ男を好きになった女の切なさがよく出ていて、読むのがやめられず、電車を乗り過ごしてしまった。次の日はこれを読み終わらせたがために遅刻しちゃうし。光さん恐るべし。どうでも良いけど、ここのサークルは「眼鏡」が売りのはずなのに、私の中では「甘々ラブストーリーサークル」と位置付けられている……

674,2004年9月17日,姫野由香,かたれんじ,みいこプロ,50円
そうさく畑で買った。本編の前の感じが分かった。けっこう光子が気になる。

675,2004年9月17日,姫野由香,片手に祝福,みいこプロ,200円
そうさく畑で買った。『雨夜のモラル』も読んでみたいなあ。まだあるのかなあ。

676,2004年9月17日,速水貴帆,君と僕の物語,光の旅,50円
そうさく畑で買った。また甘々度を高める人がここに……

677,2004年10月14日,森村泰昌,「変わり目」考,晶文社,2300円
浦安の図書館で初めて借りた本。環境変化で敏感になった心には、森村エッセイがぴったり。

678,2004年10月21日,宮沢章夫,百年目の青空,マガジンハウス,1300円
いつもの笑えるエッセイ要素八割、演劇や小説に近い要素二割。二割の所でおおーっと思い、八割の部分でクスクス笑った。やっぱり宮沢章夫は良いなあ。

679,2004年10月24日,宮沢章夫,牛乳の作法,筑摩書房,1400円
今回は評論的なエッセイ。去年(だったよな?)の舞台の事を思い出しながら読んだ。文章に加速感があったので、読むスピードも自然と速くなった。

680,2004年10月31日,森茉莉,魔利のひとりごと,筑摩書房,1800円
やっぱり森茉莉の文章は良いのだ。フランスの話が多かった。

681,2004年12月31日,カミカゼウルハ,schwan,活版オナニィズ,500円
そうさく畑で買った。(本当はもっと前に読んでいるのだが、とりあえずここから先はこの日付で入力。)文章が綺麗。謝るシーンが良かった。

682,2004年12月31日,森茉莉,記憶の繪,ちくま文庫,760円
昼ごはんを食べながらゆっくりゆっくり読んでいった。

683,2004年12月31日,小田杳,彼は優しい羽をもっている,WE,?円
コミティアで買った。だいすけさんがかわいそうな気がした。

684,2004年12月31日,相川氷牙,夢の通ひ路,Super Selfish Space,200円
パロディ書くために読み直し。

685,2004年12月31日,神無遼,告白,LOVE SICKNESS,0円
そうさく畑でもらった……んだったよね? いろいろな所で会うから分からなくなってしまった。恐ろしい人生。つらい話。でも不思議と読んで元気になった。ばーちゃんが入院して落ち込んでいる時に開いて良かった。

686,2004年12月31日,神無遼,いつか見た空の下で,LOVE SICKNESS,0円
そうさく畑でもらった……はず。『告白』の後これを読むと、遼さんが直接的な言葉を使う理由が分かる気がする。

687,2004年12月31日,石山春東,白雨,活版オナニィズ,200円
これは文学フリマで買った……んだっけ? メモをサボるといつ買っていつ読んだのか全然分からなくなっちゃうなあ〜 反省。

688,2004年12月31日,相川氷牙,原神破戒伝 零,Super Selfish Space,0円
コミティアでもらった。そしてパロディの依頼を受けたのでした。

689,2004年12月31日,樹槻青果,無類の海,蒼天の門,0円
そうさく畑でもらった。なかなか面白かった。

690,2004年12月31日,Maki・篠仲あゆみ・小谷姿子,雛,鶴のたまご,?円
そうさく畑で買った……のだと思う。

691,2004年12月31日,姫野由香,My first sweetie,みいこプロ,400円
これはどこで買ったんだ? もう全く分からない。今年の後半のイベントは毎回みいこプロさんで買い物したような気がする。

692,2004年12月31日,杉澤加奈子,ボクジュウ,200円
「おかえり」というイベントで買った。実家を離れて日が浅いせいか、『穴』が泣けた。

693,2004年12月31日,高波修,FKO通信,湘南ソロモンFKO,0円
コミティアでもらった。草間彌生の話が出ているのに驚いた。

694,2004年12月31日,速水貴帆,おかしな彼女,光の旅,0円
コミティアでもらった。甘〜い。

695,2004年12月31日,鴇沢亜妃子,ゆく年くる年,MORPHEUS,?円
これもどこで買ったか全然覚えてないや……。

696,2004年12月31日,西野白姫,?,金烏玉兎,0円
これはコミティアかな?

697,2004年12月31日,奥田英朗,イン・ザ・プール,文藝春秋,1238円
危うく入力し忘れる所だった。ふー。メール中毒の高校生の話が笑えた。
 
posted by 柳屋文芸堂 at 00:13| 読書 | 更新情報をチェックする