一条ゆかり展は2018年9月29日から12月24日まで、弥生美術館で開催されていました。
新宿タカシマヤで開催される「特別展 りぼん」にも一条ゆかりの作品が展示されるそうなので、その時の感想を書いておこうかな、と。
一条ゆかりは子供の頃、貧しい家庭で育った。
自分が貧乏だったからこそ、貧乏臭い話を嫌い、ゴージャスな世界を描いたという。
私も貧しい家の出で、自分の小説に裕福な子をよく登場させる(有閑倶楽部ほどではないが)
しかし文学には私小説の伝統があるので、
「もっと自分に近い境遇を描くべきなのだろうか……」
と悩むことがあった。
一条ゆかりの作品世界の成り立ちを知り、
「書きたいものを書いて良いんだー!」
と吹っ切れた。
もちろんウソにならないように、色々調べる必要はあるけれども。
いつまでも自分の境遇を背負い続けなくて良いんだ。
会場では、有閑倶楽部の第1話が最後まで読めるようになっていた。
セリフが洒落ていて、ストーリーも面白い。
今の感覚でも古臭く感じない。
可憐がこんなに優しい子だったなんて!
子供の頃は気付かなかったな〜
一条ゆかりの漫画に描かれる「大人の世界」に憧れていた日々を思い出し、胸が熱くなった。
「特別展 りぼん」にはどんな原画が展示されるのだろう。
開催期間は2019年7月18日から7月28日まで。公式ページはこちら
行けるかな〜?
その後、京都タカシマヤ、ながの東急百貨店、佐賀県立美術館にも巡回するそうです。
りぼんっ子たちよ、グッズで破産するなよ☆
2019年07月15日
「一条ゆかり展」感想
posted by 柳屋文芸堂 at 23:30| 美術
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2019年07月14日
7月21日の参議院選挙で、野党に投票する理由
参議院選挙、私は野党に投票します。
【理由】
★物価高が大変
現政権の経済政策は割と評判が良いようですが、私が一番心配しているのはこの分野だったりします。
円安になって輸出企業の人は良いだろうけど、日用品や食品は輸入品を原料とするものが多いから値上がりして、困っている。
異次元緩和の無理が祟って、キツくなっている業界もあるのではないか。
日銀は買い入れた国債やETFを最終的にどうするつもりなのだろう。
それはどんな結果を生むのか。不安です。
★消費税増税に反対したい
貧困状態の人が増えていて、なおかつ物価が上がっている中、消費税を増税するって危険すぎやしませんか。
財源が、というなら相続税を上げたらどうだろう。
亡くなった後に払うから、生きているうちに取られる消費税のような痛税感がない。
申告手続きが大変そうだけど。
★女性議員を増やしたい
国会議員は国民の代表なのだから、男女半々が望ましいと私は思っている(現在は9割が男性)
各党の女性候補者の割合は、
自民党 14.6%(82人中12人)
公明党 8.3%(24人中2人)
立憲民主党 45.2%(42人中19人)
国民民主党 35.7%(28人中10人)
共産党 55%(40人中22人)
日本維新の会 31.8%(22人中7人)
社民党 71.4%(7人中5人)
れいわ 20%(10人中2人)
★現政権が目指す「日本」と、私が考える「良い国」に大きなズレがある
家族は、女性はこうあるべき、という古臭い価値観が見え隠れして息苦しい。
時々騒がれる失言は現政権の思想の現れだと思う。
公式ページにある「性的指向・性同一性(性自認)に関するQ&A」32ページや、「日本国憲法改正草案」9ページあたりにその片鱗がうかがえます。※どちらもPDFなのでご注意を!
家族も、国民も、みな唯一無二の存在なのだから、なるべくどんな形であっても生きやすくなるように、最善を尽くすのが政治の役割なのではないか。
強い国を目指しているのにも共感できない。
そりゃあ弱いより強い方が良いけれども、資源の乏しい日本には限界がある。
「強い国」より「賢い国」になって、複雑な国際情勢の中を平和に生き抜いてもらいたい。
★公文書改ざんは小説の中だけにして欲しい
実は、自衛隊の日報問題、森友・加計問題、統計データ改ざん問題などがニュースになるたび、
「すごーい! オーウェルの『一九八四年』の世界だー!!」
と大はしゃぎしております。
すごいぞ、私は今、憧れのディストピアにいるんだ!
まさか生きているうちに来られるなんて。
気がついたら、ここが、夢の世界に変わっていたんだ!!
悪夢も夢のうち、ですね。
本当にやっちゃうんだ〜
市場操作で株価さえ上がっていれば、国民の多くもそれを許しちゃうんだ〜
呆れるを通り越して感心している。
日本人の倫理観、頑張れ!!
【理由】
★物価高が大変
現政権の経済政策は割と評判が良いようですが、私が一番心配しているのはこの分野だったりします。
円安になって輸出企業の人は良いだろうけど、日用品や食品は輸入品を原料とするものが多いから値上がりして、困っている。
異次元緩和の無理が祟って、キツくなっている業界もあるのではないか。
日銀は買い入れた国債やETFを最終的にどうするつもりなのだろう。
それはどんな結果を生むのか。不安です。
★消費税増税に反対したい
貧困状態の人が増えていて、なおかつ物価が上がっている中、消費税を増税するって危険すぎやしませんか。
財源が、というなら相続税を上げたらどうだろう。
亡くなった後に払うから、生きているうちに取られる消費税のような痛税感がない。
申告手続きが大変そうだけど。
★女性議員を増やしたい
国会議員は国民の代表なのだから、男女半々が望ましいと私は思っている(現在は9割が男性)
各党の女性候補者の割合は、
自民党 14.6%(82人中12人)
公明党 8.3%(24人中2人)
立憲民主党 45.2%(42人中19人)
国民民主党 35.7%(28人中10人)
共産党 55%(40人中22人)
日本維新の会 31.8%(22人中7人)
社民党 71.4%(7人中5人)
れいわ 20%(10人中2人)
★現政権が目指す「日本」と、私が考える「良い国」に大きなズレがある
家族は、女性はこうあるべき、という古臭い価値観が見え隠れして息苦しい。
時々騒がれる失言は現政権の思想の現れだと思う。
公式ページにある「性的指向・性同一性(性自認)に関するQ&A」32ページや、「日本国憲法改正草案」9ページあたりにその片鱗がうかがえます。※どちらもPDFなのでご注意を!
家族も、国民も、みな唯一無二の存在なのだから、なるべくどんな形であっても生きやすくなるように、最善を尽くすのが政治の役割なのではないか。
強い国を目指しているのにも共感できない。
そりゃあ弱いより強い方が良いけれども、資源の乏しい日本には限界がある。
「強い国」より「賢い国」になって、複雑な国際情勢の中を平和に生き抜いてもらいたい。
★公文書改ざんは小説の中だけにして欲しい
実は、自衛隊の日報問題、森友・加計問題、統計データ改ざん問題などがニュースになるたび、
「すごーい! オーウェルの『一九八四年』の世界だー!!」
と大はしゃぎしております。
すごいぞ、私は今、憧れのディストピアにいるんだ!
まさか生きているうちに来られるなんて。
気がついたら、ここが、夢の世界に変わっていたんだ!!
悪夢も夢のうち、ですね。
本当にやっちゃうんだ〜
市場操作で株価さえ上がっていれば、国民の多くもそれを許しちゃうんだ〜
呆れるを通り越して感心している。
日本人の倫理観、頑張れ!!
posted by 柳屋文芸堂 at 22:50| 社会
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