2009年12月04日

生きている

 あの方はお元気かしら……
 と急に心配になって、お年を召した有名人の消息をネットで調べることがあります。

 水木しげる…… おお、87歳。
 テレビの仕事で遠くに出かけたりしているし、安心安心。

 茂山千作(狂言師)…… もうじき90歳!
 回数は少なくなっているけど、ちゃんと公演に出演している。
 必ずもう一度生で見なければ。

 まど・みちお(詩人)…… うわー 100歳!!
 ひと月ほど前に取材を受けている→この記事
 アルツハイマー病を患いながら新作詩集出版、って迫力あるな。
 これだけ実績を積んでなお、自分に厳しく、世界に優しい。
 涙が出そうになった。

 落語家や狂言師は、
「ご健在なうちに公演へ!」
 というのがある。
(ああ、柳家小せんじいちゃんを一度しか見られなかった後悔!!)

 でも本は何があっても永遠不滅なのだから、本人の安否をそれほど気にしなくても良いのかもしれない。

 きっと、
「作品を通して出会えた喜び」
 と、
「同じ時代に生きている奇跡」
 を確認して、そのことに感謝したいのだ。
 
 そういえばこの間、山崎豊子(85歳)がニュースに出てきて、母と一緒にびっくりしました。

私「生きていたんだねぇ(すみません失礼で)」
母「最近よく本が出てるから、昔の本を刷り直しているのかと思っていたよ。書いていたんだねぇ(ほんと親子して失礼ですみません)」

 実家の本棚には山崎豊子の初期作品がけっこうありました。
 母が若い頃、ハマっていた訳ですね。
(次々に他の作家に浮気して、追いかけ続けないところが親子そっくりだ)

 中学時代に読んだ「しぶちん」が印象に残っています。

 ああ、この巨人たちが、なるたけ長く元気でいますように。
posted by 柳屋文芸堂 at 15:46| ネット | 更新情報をチェックする