2010年03月14日

歌舞伎座幕見、初体験!

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 歌舞伎というのは一日に一つの公演をやるのではなくて、沢山の演目(歌舞伎座3月は7種類)が上演されます。
 「幕見」というのはその中の一つ(もしくは一部分)だけを見ること。
 歌舞伎座にしかないようです。
 チケットの前売りはなく、当日券で入ります。
 (詳細はこちら

 「幕見」の存在は前から知っていたのだけど、
「行ってみて、見られなかったら寂しいしなぁ」
 と挑戦したことがありませんでした。
 でも今回、どうしても見たい演目があって、チャレンジ!!

【やり方】
1、銀座に用事を作る。
 (入れなかった時ガッカリしないために。今回はGR BLOG写真展でした)
2、歌舞伎座のホームページで、上演時間と、幕見席当日券の発売開始時間を調べる。
 (3月はこれ
3、「追い返されても泣かないぞ」と心に決めて、東銀座駅に向かう。
 (3番出口を出て目の前です)

 正面入口の左側に、「一幕見自由席御入口」というのがあります。

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↑上演後に撮影。上演前は列が出来ます。

 私は当日券の発売開始時刻のちょっと前くらいに並んだのですが、問題なく入れました。
「こ、こんなに簡単なの?! 何で今までやらなかったんだー!!」
 と後悔したほど。
 立ち見でしたけどね。
 人気の演目だと、長時間並ばないとダメだったりするのかもしれません。

 幕見席は、4階。
 エレベーターやエスカレーターは無し。階段も急。
 お年寄りや足の悪い人は、けっこう辛いと思います。

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 舞台の見え方はこんな感じ。分かるかな。
 天井がすぐそばです。

 下の方の席より外国人観光客がいっぱいいて、驚きました。
「君たち、通だね!!」
 と心で呼びかけ。
 確かに旅行者には非常に便利な制度ですね。
 ガイドブックに載っていたりするのかな。

 今回私が見たのは「楼門五三桐(さんもんごさんのきり)」
 上演時間は15分ほどで、料金は800円。
 一番の目的は、役者の演技が始まる前の、珍しい三味線演奏。
 台の上に片足を乗せて、立ったまま弾くのです!!
 (普通は座って弾きます)

「『THIS IS IT』の女性ギタリストみたいな感じですか?!」
 と興奮して三味線の先生に言ったら、
「残念ながらそこまで激しくはない……」
 とのこと。

 確かに、正面から風を浴びて、髪を逆立てたりはしていませんでした(そりゃあな)
 でも、十分格好良かったです!!
 演奏の後、かけ声がかかってました(何屋だっけ……?)
 三味線奏者にかけ声がかかるのなんて、初めて聞いた気がする。

 私も、
「ブラボー! ブラビッシモ!!」
 と叫びたかったです。
 
 劇の方も、華やかでしたよ(と完全におまけ気分ですみません)
 石川五右衛門の話です。
 短い時間に歌舞伎らしさが詰まっているので、銀ブラついでにちょこっと見るのにちょうど良いと思います。

「歌舞伎座がなくなっちゃう前に行きたい! でも事前に予定を空けられない! チケット取るのが大変!」
 という人は、幕見に挑戦してみてはどうでしょうか。
 おすすめです。

 そうそう、大きく見たい人はオペラグラスを用意してくださいね〜

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↑幕見についての説明看板。クリックすると読めるはず。
「心の休息所」というのが良いですね。

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posted by 柳屋文芸堂 at 01:42| 演劇・演芸 | 更新情報をチェックする