2011年02月26日

ポートレイト・イン・ジャズ

 ジャズが好きです。
 と言っても、お店でジャズが流れていたら、
「あっ、嬉しいな〜♪」
 と思う程度で、全然詳しくない。

 私の母は森田童子「ぼくたちの失敗」の歌詞に出てくる「チャーリー・パーカー」を服の名前だと勘違いしていたけれど、私のジャズ知識も母とほとんど変わらない。

 例えば、
「マイルス・デイヴィスについて400字以内で語れ!」
 と言われても、
「何の楽器をやる人だっけ……?」
 と途方に暮れるだけである。

 好きなら必ずうんちくを語れなければいけない、という訳ではないが(あんまりうるさいのも、ねぇ)ここまで無知だと、ジャズという文化に対して失礼なんじゃないかという気がしてきた。
 しかしジャズの世界は広大で、どこから手を付けたらいいものか……
 と困っていたところ「ポートレイト・イン・ジャズ」というCDを見つけた。
 村上春樹の同名エッセイ(これ)に出てくる曲を集めたものだ。

 ソニーとポリドールから発売されているので(これこれ
「全く同じものを二つの会社が別々に販売しているのかな?」
 と思ったら、そうではなかった。
「ポートレイト・イン・ジャズ」
 という名前のCDが二種類あって、曲は一つもかぶってない。

 何でこんなややこしいことになったのだろう……?
 まあとにかく、両方買っても全く問題ない、ということです。

 沢山のジャズ・ミュージシャンの演奏をまとめて聴けるので、初心者には本当にありがたい。
 ポリドールの方は、チャーリー・パーカー、アート・ブレイキー、スタン・ゲッツなど。
 ソニーの方は、ビリー・ホリデイ、マイルス・デイヴィス、ベニー・グッドマンなどなど。
 このCDで気に入った奏者の人を、芋づる式に追いかけてみようかな、と思っています。

 そういうカタログ的な意味だけでなく、ただ聴くだけでもとても気持ち良い。
 どの楽器の音色も「夜」の雰囲気。
 夕飯の、いわしの梅煮にはあんまり合ってなかったけど……

 私と同じように、ジャズにどう入っていったらいいか迷っている人におすすめしたいです。
 もちろん、村上春樹ファンも!
 エッセイを読みながら聴くと、ニヤニヤしちゃいます。
posted by 柳屋文芸堂 at 02:23| 音楽 | 更新情報をチェックする