昨日は、都庁南展望室で開催中の写真展に、お手伝いで行ってきました。
写真のそばでぼーっと立っていればいいのかな? と気軽に引き受けたのですが、「関係者」の札をぶら下げていたら、そりゃあ声をかけられるよね。
始まって5分もしないうちに、外国人観光客の対応をすることに(ひぃぃ)
とても熱心な方で、見本として置いてある写真集を買いたいと言っている様子(buyという単語が聞こえた)
「ここでは商売が出来ないんです」
と言いたいが…… 英語に出来ないー!!
「Not…… shopping……」
とか情けない単語を並べる。
「Please watch Internet(←サイトの方を見てくれ、と言いたかったのだ)」
パンフレットを指差しながら、
「This……this……http……」
何となく分かってくれたみたいで(たぶん)金髪のおじさまは笑顔で帰ってゆかれました。
後で写真展の英語案内担当の方と会ったので、どう言えば良いのか尋ねたところ、
「Not available(=入手出来ません、かな?)」
という言い方を教えてくれました。
「なっとあべぃらぼー なっとあべぃらぼー、ですね!!」
available、なんて単語、全然覚えてないよ。
イタリア語やフランス語ばかりではなく、英語も勉強しておけば良かった〜
と言っても、イタリア語やフランス語で案内が出来るかというと、全くムリなんですけどね。
来場者で最も多かったのは、日本人でも英語圏の人でもなく、中国人です。
全体の6〜7割くらいではないか。
興味を持ってくれた人にパンフレットを渡すと、
「謝謝」
の嵐。中には片言で、
「ありがとう」
と言ってくれる人も。
いやあ、楽しかったですねぇ。
外国人観光客に対して、私が気を付けたのは、
「なるべく日本語で話しかける」
ということ。
……まあ、日本語以外ほとんど使えないから、こうするより他ないんだが。
無言じゃなく、
「どうぞー」
とか、
「よろしければお持ちくださいー」
とかとか。
だって、外国に行ったら、そこの言葉が聞きたいでしょう?
それが異国情緒だ!
イタリアに行って、
「ボウシー ジュウユーロー(=帽子10ユーロ)」
なんて繰り返す物売りを見ると、微妙な気持になったもの。
日本人では、特に年配の方が熱心に見入っていました。
ふだんギャラリーや美術館などには行かなそうな、べらんめぇな雰囲気の長靴のおじいちゃんも。
公共スペースだからこそのお客さんだな〜 と嬉しく思いました。
トイレの場所も何度か聞かれた。
そのたびに、トイレのマーク(青と赤の、男と女のシルエット)を指さした。
でも、後でそこに行ってみたら、入り口がひもで塞がれていて、
「ここは体が不自由な人のためのトイレです。下の階に行ってください」
という内容の札がかかってた……
ごめんよー トイレに行きたかった観光客の人たちー
まあこんな役立たずな案内人ではありましたが、充実した時間を過ごすことが出来ました。
意外と接客向きなのかしら?
仕事になっちゃうと、こんな気楽にやれないでしょうね。
帰りに都庁1階の「東京観光情報センター」に寄ったら、小笠原のラー油が売ってたー!!
大好きなのよ、これ。
世の中のラー油の中で一番好き。
新島のくさやとともに購入。
どこに行っても、結局は買い出しになる私。
写真展は7日まで。
もし新宿に行く用事があれば、ぜひどうぞ。
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