2011年06月17日

勘弁してよ

 今日は特に用事が無い。
 家中に掃除機かけて、ホームページの更新もしようかな〜
 なーんてウキウキ考えていた午前9時。

 突然の母からの呼び出し。

 え〜 と眉根を寄せつつ実家に行ってみると、母がベロンベロンに酔っ払っていた。
 電話の声もちょっと怪しかったんだよね。
 台所を覗くと、伯母(小)がポタポタ涙をこぼして泣いている。

 どうも、体調不良を訴えた伯母(小)に、母が、
「そんなに大変なら施設に行っちゃえばいいんだ」
 と言って、ケンカになった模様。

「施設になんて入れないから」
 と慰めながら、伯母(小)の丸く曲がった背中を撫でる。
 母も千鳥足で台所にやってきたので、
「謝って!!」
 もう、仲良くしてくれよ……

 母は、
「苦しんでいる人のそばにいる苦しみ」
 に耐えられないのだ。
 だから「大丈夫?」と気遣うべきところで「施設に行っちゃえばいい」なんて言ってしまう。

 まあ、私もそういうの苦手だから分からなくもないけどさー
 酒に逃げるなよ!!

 伯母(小)の体調不良の内容を訊き、在宅医療のお医者さんに電話をしていると、ガターン! と大きな音が響いた。
 もしや伯母(大)が倒れた?!
 しかし音の方向がそっちじゃない。
 あーっ!
 酔っ払ってひっくり返った母が……!!
「ケガしたらどうすんのよっ」

 こういうのって、介護というのでしょうか。
 なんか、イメージと違うんですけど。

 あれやこれやの問題を一応収め、帰宅。
 夕方心配になって電話をかけたら、昼寝して素面になった母が出た。
「ふだん、あんなに酔うことなんてないのよー どうかしてたわー」
 老々介護で気が滅入ってたんでしょうね。

 こういうのがひどくなると、殺人事件に発展しちゃったりするんだろうな。
 介護家庭のガス抜きって難しい。
 一時的に施設に、なんて言い出したらまたケンカになるだろうし。
 それにあの3ばーさん、引き離すととたんに寂しがるんだ。

 とりあえず自分だけでも元気にしておこう……
 滅入ったら負けだっ
posted by 柳屋文芸堂 at 02:13| 家族 | 更新情報をチェックする