2011年06月18日

読書の喜び

 何をやっても上達しない私だけれど、前より上手くなったな、と感じるものが少しはある。
 その一つが、読書。

 若い頃は、
「教養のために」
 と、勉強のための本や、名作とされる本を無理やり読んだりしていた。
 でも、そういう風に「〜しなければ」でやったことって、結局身につかない。
 内容が栄養にならずに、そのまま体の外にふわ〜っと出てしまう感じ。

 最近は、
「今、読みたいかどうか」
 を強く意識して本を選ぶ。
 そういう読書の方がずっと楽しいし(当たり前だ)必要な知識が正しく積み上がってゆく感覚がある。

 自分の欲望だけにまかせていたら、軽い本ばかり読むようになっちゃうんじゃないか…… と不安だった。
 しかし、意外とそうならない。
 読めば読むほど「読む力」がつくようで、読み応えのある本を自然に求めるようになるのだ。

 本屋にしろ、同人誌即売会にしろ、おびただしい種類の本があふれ返っている。
 みんな、自分にぴったりの本を見つけられているのかな?
 恋人みたいに大切な本と出会えているかな?

 失敗が重なって、本を嫌いになっちゃう人もいるんじゃないか……
 と勝手に心配している。
 
 なかなか面倒なことではあるけれど、本探しの能力を根気よく高めてもらって、多くの人に読書の喜びを味わって欲しいです。
 読書には、他の娯楽では得られない恍惚があるから。
 一度ハマったら、やめられないよね。
posted by 柳屋文芸堂 at 15:09| 読書 | 更新情報をチェックする