2011年06月21日

見えぬものでもあるんだよ

放射線と原子力発電所事故についてのできるだけ短くてわかりやすくて正確な解説

 というページが面白くて、ニコニコしながら読んでしまった。
 理論物理が専門の人が書いているから、故郷の訛りを聞くような懐かしさがありますなぁ。

私「『地面に一様に放射性物質が付着しているとき、空間での吸収線量率をどう計算するか?』という問題の『一様に付着』って部分がいいよね」
D「よくないよ!!」

 うん。実際にそんな世界になっちゃうなんて思わなかったさ。

 「中学生以上なら読めるように書いたつもり」とのことで、ブルーバックスのような文体。
 たとえの使い方が上手くて、読みやすい。
 きっとこの先生、授業も分かりやすいんだろうな。

 確率の話(これ)が特に納得。
 そうそう。「放射線でガンになる確率が高くなる」と騒ぎつつ、「確率そのもの」についてきちんと考察している人って全然いなかった。

 結局のところ現代人は常に、ロシアンルーレットをやらされているのだ。
 タバコの煙、ダイオキシン、排気ガス、食品添加物、ストレス……
 そういう多くのガンを誘発する物事に、原発からやって来た放射性のヨウ素やセシウムが、ニューフェイスとして加わったというわけ。
 運が良ければどんなに弾丸が多くても撃たれないし、運が悪ければ一つの弾丸でもやられてしまう。

 運を操作することは出来ないから、弾丸を避けるために全力を尽くすしかない。
 あとは……後悔のない人生を送っておくとか。

 うちの3ばーさんみたいに70、80まで生きられるのかしら、私。
 どうにか逃げきりたいよ。は〜
posted by 柳屋文芸堂 at 00:33| 勉強 | 更新情報をチェックする