写真も、楽器も、文章も。
プライドが高い人にはつらい作業だろうな、と思う。
私はもう慣れてしまった。
いや、下手さに慣れちゃいけないんだけど。
子どもの頃は自分を天才だと思っていた。
自分の能力しか知らなかったから。
幸せな時間だった。
でも、その後でちゃんと挫折出来たのも、幸運だった。
これからも優れた作品をたくさん見るだろう。
そのたびに、
「どうして私には出来ないのか!」
と叫ぶだろう。
下を向いて、ため息をついて、でもぐっと顔を上げて。
懲りない自分に苦笑しながら、一歩一歩進んでゆく。
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