2011年10月20日

三浦しをん「舟を編む」

 朝のラジオ番組(スタンバイ・ブックナビ)で紹介されていて、面白そうだったので読んでみました。
 辞書編集部を舞台にしたラブコメディです。
 声を出してゲラゲラ笑い、ラブの部分で目を細める。

 私の脳内辞書で「三浦しをん」を引くと、
「直木賞を取った腐女子」
 と出てきます。
 でも、この作品にボーイズラブ的展開はありません。

(腐女子は西岡×馬締とか考えるのでしょうか。
 二人とも作中で異性と恋愛するから、あまり結びつけられないな〜)

 その代わり「恋愛」や「愛」の意味に同性愛が含まれないのはおかしい、という議論が何度か起きる。
 今、試しにネット上の「大辞泉」「大辞林」を引いたら、男女限定になってる〜!!
 これは戦わなければならぬ!(鼻息荒く)

 辞書作りの描写も細かく、熱いです。
 言葉には大切な役割と力があるんだ! という作者の確信が伝わって来ます。

 あと、キャラの立て方や話の持って行き方がどことなく漫画っぽい。
 頭の中でコマ割りを考えると気持ちよく読める。
 ドラマ化とかしないかな。
 合うと思うんだが。
 
 言葉好きな人。
 いつもは漫画中心だけどたまには小説も読もうかな、という人。
 笑いたい人。
 キュンキュンしたい人。
 あたりにおすすめしたいです。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:05| 読書 | 更新情報をチェックする