2011年12月31日

今年のまとめ

 明日は雑煮の準備で書き込めないかもしれないので、今日のうちに今年のまとめを。
 みなさん同じ思いでしょうが、無茶苦茶でしたねぇ。

 テーブルの脚をつかんで揺れが治まるのを待っていたあの日
 まさかその後原発事故が起こるなんて
 さらに自分の住んでいる地区が特別ひどく汚染されるなんて
 その結果自分が引っ越すことになるなんて
 全っ然、予想出来なかった。

 一番怖かったのは、水道水のセシウムが基準値を超えた時。
「乳幼児に飲ませないように」
 という放送が市内に流れた。
 そんなこと言われても、スーパーのミネラルウォーターは売り切れている。
 子どものいる人たちはどうしているんだろう…… と思っていると、乳幼児のいる家庭にだけ市役所が水を配布するという。

 ホッとした、のもつかの間。
 基準値の方がガッと引き上げられて、水道水は「安全」ということになった。
 市役所の水の配布も即座に終了。
 あの…… セシウムの量は変わってないんですけど?

 ジョージ・オーウェル「1984年」の世界がまさにここに……!!
 体制側は、本当に危険か安全かなんてどうでもいいのね。
 現状に合わせて簡単に基準を変えてしまうのだ。
 食品添加物や農薬や排気ガスの基準値だって、どれだけ信頼出来るのか知れたもんじゃない。

 「今を全力で楽しむ」以外に、何の対策もないんだわ。
 と悟った。

 7月に伯母(小)を亡くして、いよいよ諸行無常を感じ、その時読んだ、
「おくのほそ道」
 が沁みること沁みること。

 今年私の心を支えてくれたのは、困難な時代を生きたオーウェルと、無常に美を見出した芭蕉でした。
 どちらも世界の残酷さを冷徹に見つめているのに、決してネガティブではない。

 震災後開き直って、鳥取に行ったり、香川に行ったり、写真教室に通ったり、三味線の発表会に出たり、即売会で本を売ったり、楽しく過ごせたのが良かったです。
 伯母(小)のことや引っ越しで忙しかった割に、色々出来たかな、と。
 文章書きがちょっと不満。
 今年書き終えた小説、一つもないもの。

 来年はもう少し小説に力を注ぎたいですね。
 目指せ「脱・下手の横好き」!!

 あ、書いているうちに大晦日になってしまった。
 ちょうどいいや〜
posted by 柳屋文芸堂 at 00:18| 季節 | 更新情報をチェックする