2012年02月26日

荒川弘「百姓貴族」2巻

 荒川弘「百姓貴族」の2巻が出ましたねぇ。
 いや〜 幸せ、幸せ♪

 荒川弘は農業を、残酷なところを一切端折らずに描く。甘くない。
 ゲラゲラ笑った後で、
「こういう行為の上に、私たちの食があるんだよな……」
 と背中がひんやりする。

 正しいのかどうかは分からない。
 でもその「もやもや」を受け取るのはとても大切なことだと思った。
 スーパーに並ぶ野菜や肉は、どんな過程を経てやって来るのか。
 パッケージには書かれていない、苦労や血や痛みや死を、少しでも想像すること。

 農家の大変さ、というとすぐ体力的なものが思い浮かびますが、農作業機で危険な目に遭う場面が多くて驚く。
 意外に、工場や建設現場の仕事と似ているのかもしれません。
 慣れちゃうと、みんなけっこう荒っぽいことをやるんだよね……
 「安全第一」でお願いします(特に荒川弘の父!)

 「銀の匙」も農業漫画ですが(ハガレンの後、すっかり農業漫画家になってしまったような)
 個人的には「百姓貴族」の方が好き。
 ギャグと食べ物を愛する人は、ぜひ読んでみてください。

 作中に出てくる無殺菌牛乳、飲んでみたいな〜
 じゅるるるる
posted by 柳屋文芸堂 at 00:24| 読書 | 更新情報をチェックする