2012年07月15日

ベストセラー

 Amazonの「1Q84」のレビューを読んでいて、けちょんけちょんにけなしている人が多くて驚いた。
 そんなに合わない本、最初から買わなければ良いのに。
 漫画と違って、買う前に中身を確認出来るんだし。

 いったいこれは何なんだ? と考えて「ベストセラーだ」という理由だけで本を買う人がいるんだ、と気付いた。
「こんなに売れているのに、何で面白くないんだ!」
 と怒っているわけだ。

 本というのは、魂が着る服であり、魂が食べる糧であり、魂が住む家である。
 体に合わない服を着たり、嫌いな食材の入っているごはんを食べたり、居心地の悪い部屋で暮らしたりしたら、苦痛だよね。
 だから服や食事や家は、自分でしっかり確認して、慎重に選ぶ。

 本も同じこと。
「みんなが選んでいる」
 という理由だけで買うのはやめましょう。
「みんなが選んでいる」
 という理由だけで買わないのもやめましょう。

 他人のことなど気にせずに、自分の魂だけを信じて、本を選んで欲しい。
 当たり前だけど、それが一番自分のためになる。
 衣食住と同じくらい本を大切に思っている、私からのお願いです。
posted by 柳屋文芸堂 at 12:50| 読書 | 更新情報をチェックする