2012年08月07日

201Z

 3月11日の地震で、私たちは2O11(ニーオーイチイチ)だか201I(ニーゼロイチアイ)だかの世界に移ってしまったんじゃないか。
 「1Q84」を読んでから、そんなことを考える。
 地震の起きなかった「2011年」の私たちは、2012年になった今も千葉でのんきに食事をしているのだろう。
 ベランダに放射性物質が降り積もるなんて、想像さえせずに。

 ここから「1Q84」のネタバレが入るので、読む予定のある方はご注意を。

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 「1Q84」の主人公青豆は、「1Q84年」の世界から「1984年」に戻ろうとして、「1Q84年」でも「1984年」でもない別の世界に移ってしまう。
 青豆は一瞬戸惑うが、恋人の天吾と一緒ならどんな世界だって構わない、とその現実を受け入れる。
 その気持ちに今、すごく共感する。

 Dちゃんと一緒なら、2O11でも201Iでも、千葉でも埼玉でも、大した差はない。
 「共に生きる」ということの意味がようやく分かってきました。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:30| 読書 | 更新情報をチェックする