2012年10月23日

九井諒子「竜のかわいい七つの子」感想

 九井さんの新刊が出たわよー!!
 一晩中踊っていたいほど嬉しい……!
 ぴーひゃらぴーひゃら♪

 九井さんはすごい。
 とにかくすごい。
 しかしすごいすごいとアホみたいに繰り返しても彼女のすごさを伝えられないのがもどかしい。

 九井さんだけが持つ「すごさ」をどう表現すべきか……と考えていったら、
「無理がない」
 という言葉が浮かんだ。

 戦争の真ん中で竜が卵を産む中世ヨーロッパを描いても
 人魚の人権が社会問題になっている現代日本を描いても
 とにかく自然で無理がないのだ。

 その上で、読者をたっぷり笑わせ、泣かせてくれる。
 本を閉じた後もあたたかい気持ちが残る。
 金田一耕助もののパロディ「犬谷家の人々」が特に面白かったなぁ〜

 この数年で知った漫画家さんの中で一番大切な人。
 第一作品集「竜の学校は山の上」もおすすめです!
posted by 柳屋文芸堂 at 02:37| 読書 | 更新情報をチェックする