2013年01月06日

問題を直視し明確化せよ

 この数年「閉塞感」という単語をあちこちで聞く。
「日本の閉塞感」
「経済の閉塞感」
「社会を覆う閉塞感」
 などなど。
 私はこの閉塞感を全く感じられないので、聞くたび困惑してしまう。

 タクシーの運転手にも、
「今の時代って、閉塞感があるじゃないですか」
 と言われたりして、
「別に……?」
 と答える訳にもいかないしさ。

「『閉塞感』という言葉は曖昧過ぎない?
『いくら働いても給料が上がらなくて困る』
 とか、
『旦那が残業ばかりで帰って来なくて心配』
 とかなら分かるんだけどさ。もっとみんな自分の抱えている不満を具体的にとらえるべきだと思うんだけど」
 とDちゃんに言ったら、
「みんな問題を直視したくないんじゃないの?」

 えー!
 問題を直視せずに、どうやって問題を解決するつもりなんだ。
 まず明確化しなかったら、そりゃモヤモヤして閉塞感に苛まれるよ。
 当たり前だよ。
 みんな閉塞感が好きなのか?

 もし閉塞感を感じたら、その閉塞感の原因を考えてみてください。
 その原因を取り除くために自分が何を出来るか、なるたけ具体的に考えてみてください。
 もしかして、考えるのが面倒臭い……?

 人々の閉塞感に閉塞感を感じる。
posted by 柳屋文芸堂 at 20:34| 社会 | 更新情報をチェックする