2013年01月19日

エヴァQ感想

 数日前、幼馴染みのちかさんから、

 エヴァQ見た?
 見たなら感想をよろしく。


 というメールが来た。
 リクエストに応えて、という訳でもないですが、エヴァQを見て来たので感想を書きます。
 忙しくてなかなか行けなかったのよね。

 ネタバレありな上、批判的な内容なので、まだ見てない人・エヴァQが好きな人はここまでで。

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 私が最も強く感じたのは、
「庵野秀明は確実に何かを失ってしまったのだな」
 ということだった。

 そもそも私は前作にあたる「エヴァ破」が好きじゃない。
 TV版にあった大切なものが壊されている気がしたから。
(メチャクチャ怒ってる2009年の私の感想はこちら

 それでも、
「エヴァQは『破』より昔のエヴァっぽかった」
 というウワサを聞いて、行ってみる気になったのだ。

 確かにシンちゃんの苦悩や謎めいた展開は、TV版やその直後の映画版を思わせる。
 しかし私がエヴァを愛した一番の核のようなものは、エヴァQの中に見つけられなかった。

 TV版で描かれた苦悩は、とても自然だったと思うのです。
 Qの苦悩は、ストーリーを引っ張るための道具みたいで、入り込めない。
 日本的な「間」の取り方もなくなっている。
 不思議ちゃんになったレイを見なくて済んだだけ、破よりはマシだけれども。

 単に私がTV版を愛し過ぎているだけなのかもしれない。
 14年経ってしまって設定がガラッと変わっているのは、特に違和感を感じませんでした。

 エヴァQより、その前に上映された「巨神兵東京に現わる」の美しさが印象的だったなぁ。
 美術館で2回見て、今回3回目。
 場面の切り替え方や音の重ね方が素晴らしい。

 もちろん特撮部分も愛おしい(メイキング映像を見ているせいもある)
 あれ、CG一切無しですから!!
 やりたいことをやりたいだけやってる、というのがよく伝わって来る。

 とりあえず、これでエヴァQネタバレを含むブログを見つけても慌てて閉じる必要がなくなったのでホッとしています。
 良かったのはそれくらいだなー
 エヴァQファンの人、ごめんなさい……
posted by 柳屋文芸堂 at 23:15| 映画・映像 | 更新情報をチェックする