2013年02月13日

「景気」に対する感想

 バブルを知らない若い人は、バブル期をどんな風にとらえているのだろう。
 私は当時小学生〜中学生だったのですが、地上げのドラマが多く放映されていて、何だか怖かった。
 私の家にも暴力団の人がやって来て家を追い出されたりするのだろうか…… と。
 私の実家は街の中心から離れた住みにくい場所にあるので、そんな心配する必要全く無かったんですけどね。

 バブル崩壊もまた怖かった。
 確か中二の頃、これから景気が悪くなるぞ、というようなことがテレビで言われ始め、私は「はだしのゲン」の映画を思い浮かべたのだ。
 焼け野原で、壊れた水道から水があふれていて、水だけは飲める。ご飯は食べられない。みたいな。
(この映画を見たのはずいぶん前なので記憶があやふや。そんなシーン無かったらごめんなさい)

 不景気、というのがどういうものなのか全く想像出来ず、自分の生活が全て失われてしまうのかと不安だった。
 実際には街も焼けなかったし、ご飯のおかずが減ったりもせず、いつも通りの暮らしが続いてホッとした。

 36年間生きてきて、景気が良くなったり、悪くなったり、色々したけれど、実際に自分の生活が景気によって良くなったり悪くなったりしたかなぁ、と考えると、ちょっと分からない。
 それより就職したり、結婚したり、個人的なイベントによる変化の方が大きかった。

 みんな何かというと景気、景気と騒ぐ。
 でも景気が良くたって酷い目に遭う人はいるし、景気が悪くたって必要とされる人は失業しない。
 注目すべきなのは景気じゃないんじゃないかなぁ、と私はいつも思う。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:16| 社会 | 更新情報をチェックする