2013年04月06日

第百四十一回 松永会

 松永会に行って来ました。
 私が習っている長唄松永流の演奏会です。
 感じたことをメモしておきます。

☆俄獅子(にわかじし)
 「低音」が付いていたのが面白かった。
 ベースみたいなの。
 三味線自体は普通の大きさで、太くも長くもないんだけど、調弦が低くなってて「ボンバボン♪」的なメロディーを奏でる。
 低音部分だけ後から作曲したらしい。
 元コントラバス奏者なのでこういうの大好き。

☆賤小田巻(しずのおだまき)
 杵屋三七郎さんの唄声にうっとり。
 何が違うんだろうなー
 しっとりしてて、程好く色っぽくて、いいなぁ、と思う。

☆今様望月(いまようもちづき)
 囃子がとにかく格好良かった!
 イヨーッ イヨーッ ってかけ声と、ポポポポポポ(←打ってる音)のからみがたまらない。
 完全無音になったり、小鼓と太鼓がかけ合いしたり。
 全く知らない曲だったけど、CD欲しくなっちゃった。
 あるかな。

 どうでも良いけどニンジャスレイヤーを読んでから、囃子のかけ声がニンジャの戦いの始まりに聞こえて仕方ありません。
 ちょっと笑ってしまう。

☆三曲糸の調(さんきょくいとのしらべ)
 三味線の松永忠一郎さんがメチャクチャ巧かった。
 音に表情とメリハリがあって、とっても饒舌な感じがする。
 どうやったらあんな風に弾けるのかなぁ。
 この間見に行った三月花形歌舞伎の「二人椀久」でも演奏されてました。

 自分で習ってないと長唄を聴く機会ってあまり無いと思うのですが、歌舞伎のBGMにいっぱい使われているので、観劇の時に(テレビでも)注意して聴いてみてください。
 曲にも演奏者にも個性があって面白いですよ。
 最初は全部同じに聴こえるかもしれない……
posted by 柳屋文芸堂 at 21:14| 音楽 | 更新情報をチェックする