2013年04月10日

多数派と違う身体

 私の伯母(大)は全盲で、常に目をつむっている状態なのだけど、初めて診察するお医者さんの動揺が毎回すごくて笑ってしまう。

「こ、この目は……」
「いや、目はもういいんで、体の方を診てください」
「眉根を寄せてるみたいですが、苦しいんでしょうか」
「それはそういう顔の造りなんです」

 たぶんお医者さんにとって、患者の目は大切な診察の材料なんでしょうね。
 視線や目の表情で体調を判断したり。
 それが出来ないものだから「どうしよう〜」ってなっちゃうみたい。
 落ち着くと普通に診てくれますが。

 乙武洋匡も有名になる前は、
「て、手足は……」
「風邪っぽいんで、のど診てください」
 とか医者を動揺させていたのだろうか。

 ドキッとする気持ちは分かるけど、みんなもうちょっと「多数派と違う身体」に慣れても良いよね。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:26| 家族 | 更新情報をチェックする