2013年08月12日

コミックマーケット84 2日目感想(サークル参加)

 ごめんなさい。私はウソをつきました!
 2つ前の記事で、
「創作文芸ジャンルはコミケの軽井沢」
 と書いたけど、今年は全然そんなじゃなかった。

 東の4・5・6ホール全てに人があふれかえり、空中はもやで白くかすんでいる。
 室内に雲が生まれて雨が降るんじゃないかと不安になるほどの湿度。
 これが怖かった。
 首や背中や太ももをダラダラ流れる滝の汗が、蒸発しないのである。
 気化しない、つまり体の熱を取ってくれない。

 スカートの中をうちわで扇いだり、熱中症にならないように全力を尽くしました。
 おばちゃん丸出しですが、命とコミケ存続がかかってる。
 背に腹はかえられない。
 創作文芸ジャンルがここまで熱波に巻き込まれるのは珍しいと思います。
 気温の高さと人の多さが両方一緒に過去最高レベルに達してしまったのかもしれません。

 そんな中でも、というか、そんな中だから、というか……
 売上げはあまり良くなかったです。
 うちのサークルの実力不足ももちろんだけど(新刊も出せなかったし)作品を見てくれるお客さん自体の数が減っている気がする。

「創作文芸を見たい人は文学フリマだけに行って、コミケには来なくなっちゃったのかなー」
 と売り子をしてくれたちかさんに言うと、
「文学フリマは見本誌置場があるからね。文章はじっくり読める場所がないと難しいよ」
 うーん、確かに。

 私自身も今日は事前にチェックしていたサークルを回るだけで手一杯で、新規開拓は出来なかった。
 集中して文章を読み、買うかどうかを判断するには、この会場は暑過ぎるのだ。

 ただ、
「伝統あるお祭りに参加している!」
 という満足感は本当に強くて、朝、ビッグサイトに到着し、終わりがどこか分からない長い長い一般待機列を見るとワクワクするし、午前10時の開会、午後4時の閉会の時に会場全体に響く拍手は、何回聞いても感動する。

 新幹線に乗らないと会えない土地へ引っ越してしまった友人の遼さんと、隣同士でサークル参加出来るのも楽しい。
 このイベントでしか会えない人もいる。
 暑さ、売上げ、出会い……
 色々なものを天秤に載せたり下ろしたりして、次回参加をどうするか考える。
 冬コミは出ません。コミケ(祭り)は夏だ!

 とりあえず自分にやれることは、
「魅力的な作品を出すために努力する」
 それだけ。
 頑張ろう。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:25| 同人活動 | 更新情報をチェックする