2013年08月24日

未だその方法は見つかっていない

 私は時々、人間や、人間の作った社会の愚かしさがつくづく嫌になる。

私「次に生まれるとしたら、もう少し知的レベルの高い生物になりたい」
D「そんな都合よくいくかね」
私「だってさー 私はオッペンハイマーを尊敬しているし、今後も尊敬し続けるつもりだけれども、
 『原爆を作れるのに、使用を止めることが出来ない』
  って能力として中途半端過ぎやしないか」
D「物理は単純化する学問だから、社会を動かす方が複雑で難しいのかもね」

 オッペンハイマーはアメリカの物理学者で、原子爆弾開発プロジェクト「マンハッタン計画」のリーダーである。
 原爆投下後、自分の行いを後悔し、
「我は死神なり、世界の破壊者なり」
 とインドの古い詩を引用したそうですが、死神になる前にどうにかしようよ!

 ちなみにマンハッタン計画には20世紀物理学の英雄が多く関わっていて、さながら科学版トキワ荘だ。
 私は思うのだけど、ここでの研究はかなり楽しかったんじゃないかな。
 全く新しい、凄まじい威力のある物を作るのに、ワクワクしない科学者なんているものか。
 夢中になって開発し終わって、アッと気付くのである。

 その力で、人間の愚かさを治す方法を開発すれば良かったのにね。
posted by 柳屋文芸堂 at 02:34| 社会 | 更新情報をチェックする