辞書を引くたびに感じるのは「もっと用例を増やして!!」
私が知りたいのは意味だけではなく、その単語が「どのように使われているか」なんだ。
iPhoneに入っている広辞苑と類語辞典でまあ間に合っているのだけど、例は多いほどありがたい。
最近はネットで検索をかけて、
「沢山出て来るから、たぶん正解だろう」
とその単語を使うかどうかを決めたりする。
言葉というのは多くの人が使えば間違いも正解に転じたりするので、それほどいいかげんなやり方でもないと思う。
この間、間違って使いそうになったのは「気に添わない」
「気に染まない」ならOKらしい。
「意に添わない」もOKらしい。
なんかでもそのうち「気に添わない」もOKになっちゃいそうな気が。
辞書で「気」「意」「添う」「染む」を調べただけでは、どれが一般的なのかいまいち分からない。
ネットで検索すれば一応の正解は分かるが、自分の自然な言葉としてすぐに使えるようになる訳ではない。
辞書やネットだけに頼って文章を書くのは無理だ。
読書量を増やして、分厚い「脳内用例集」を作らないといけないのだろう。
けっこう長く努力しているつもりなのに、まだ全然足りない。