2013年10月19日

岡本太郎美術館

 今日は川崎市にある「岡本太郎美術館」へ行って来ました。
 青山にも岡本太郎の美術館がありますが、あっちは「岡本太郎記念館」です。

 岡本太郎美術館は、小田急線の向ヶ丘遊園駅から徒歩20分ほどのところにあります。
 川崎って、不便な場所にいっぱい美術館がある印象(川崎市市民ミュージアムとか)
 もうちょっと交通の便が良ければお客さんも増えるのになぁ、と残念に思う。

 「生田緑地」という林のような場所を通り抜ける。

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↑帰りに撮ったので日が落ちて暗い。

 美術館に入館する前に腹ごしらえ。
 附属のカフェテリア「TARO」で八穀米のヘルシープレートを注文。

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↑手前のは鶏のつくね。

 野菜たっぷりで美味しい。
 午後3:00という中途半端な時間なのに、ちゃんと料理を出してくれるのが嬉しいですね!

 食事後、美術館へ。
 展示室は照明を落としてあり、異空間へ入っていく感触がある。
 太郎の世界へ。

 私は岡本太郎が描く線が好きだ。
 赤い線も黒い線も黄色い線も、全てが炎のようで、そばに行くと熱く感じる。

 作品の意味を理解しているのかは分からない。
 作品の意味を理解しなければいけないのか、さえ分からない。
 でもそこにエネルギーがあり、こちらに容赦なく働きかけてくるのは確かなのだ。

「芸術は呪術である」

 「重工業」という作品には何故か長ネギが。主婦か!
 「誇り」は抽象的な立体作品なのに何だか泣ける。
 「にらめっこ」は日本の妖怪っぽい。

 年表も充実していた。
 そのために一部屋使い、展示も混ぜて解説している。

1946年 35歳 空襲により作品がすべて焼失したことを知る。

 という一文にショックを受ける。
 どれほど辛かったろう。
 しかし失ったものより、未来に作るもののことで頭がいっぱいだったかもしれない。
 60代、70代でも力強い作品を沢山発表してるもんな。

 有名な「坐ることを拒否する椅子」以外にも様々な椅子のデザインをしていたと知り驚く。
 どれも実際に座れました。もちろん坐ることを拒否する椅子にも。
 座りにくいっ

「生活の中の創造的な笑いである」

 笑って良いんだね!
 芸術と笑いを日常に。

 「踏まれることを拒否する青竹」がもしあれば踏んでみたい。
 血行が良くなって気持ち良さそう。

 駅から遠いのが難点ですが、その分混雑していないので、美術好きな方は一度行ってみると楽しいと思います。

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↑美術館の上にある「母の塔」

 これでまたしばらく元気に暮らせそうです。

※黄色い字の部分は展示の説明からの引用になります。
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posted by 柳屋文芸堂 at 03:36| 美術 | 更新情報をチェックする