2013年10月27日

ものを消化する力「アグニ」

 Soup Stock Tokyoのチラシに載っていた、蓮村誠というお医者さんの話が面白かった。
 ネットでも読める→これ

 アーユルヴェーダ(古くからインドにある医学。西洋医学よりは漢方に似てる)の世界では、食べたものを消化する力「アグニ」が重視されるそうです。
 どんなに良いものを食べても、消化出来なきゃ意味がない。
 確かにそうだ。

 で、この「アグニ」は、食べ物だけでなく「見たり聞いたりしたもの(体験)」を処理する力も持っている。
 誰かに酷いことを言われた時、アグニが強い人は嫌な思いをすぐ燃やして消せる。
 アグニが弱い人はいつまでもくよくよする(=消化出来ない)

 食べ物を改善し、アグニを強化し、精神を強くしましょう、という話の流れなのだけど、私がこれを読んで感じたのは、
「私にとっての『消化』は、小説書きだ!!」
 ということ。

 嫌なこと、悲しいこと、どうにもならないこと。
 そういうのを何年も置いておくと、物語になって頭の中に浮かんでくるのだ。
 消化というより発酵か。
 脳内発酵!(少し腐ってる……)

 それを文章の形で外に出してようやく、私の心は鎮まる。
 体験は消化される。

 おそらく、私はアグニが弱いのだろう。
 それを強化するのではなく補おうとして、物語を書き始めてしまったのだ。
 消化する能力を高めるのももちろん大切だけど、こういう「消化のための別の手段」を手に入れてしまうのもありなんじゃないか。

 上手く伝わったか分かりませんが、この「アグニ」という考え方は面白いと思いました。
 自分のアグニがどんな状態か、意識していきたいです。
posted by 柳屋文芸堂 at 23:15| 健康・美容 | 更新情報をチェックする