2013年12月24日

クリスマスイブだし、痴漢の話でもするか

 痴漢というと満員電車を思い浮かべる人が多いと思うけど、空いた電車の痴漢というのもなかなか恐ろしいものです。
 大学1年、18歳の頃の話。

 あれは午後3時くらいだったのだろうか。
 私はガラガラの電車に乗っていた。
 立っている人はいなくて、座席にも空席があるような状態。

 私は力学の教科書を読んでいた(物理学科なので)
 服が引っ張られるような感触があり、
「?」
 と思って下を見ると、スカートのすその上に隣の人の手があった。

 嫌だな、と横にずれたら、スカートに手がくっついてくる。
 これは痴漢だ! とようやく気付き、手の持ち主の顔を見た。
 30代くらいのおじさんで、完全に恍惚状態。
 のけぞって目を細めている。

 こんなに気持ち良さそうなのに、邪魔したら悪いかも……
 と一瞬思ったが、やはり怖かったので遠くの席に移ると、その人も別の車両へ移っていった。

 その時の私の格好は、白いブラウスに紺色のスカート。
 眼鏡をかけていて化粧はしておらず、いかにも垢抜けないガリ勉少女という感じだった。
 そして数式だらけの本を無我夢中で読んでいる。

 そんな女の子の「スカート」って、確かにある種の男性を興奮させるだろうな、と他人事のように納得したのだった。
 でも実際に触ったら迷惑だから、想像だけで楽しもうね!>変態おじさん
posted by 柳屋文芸堂 at 23:34| 思い出 | 更新情報をチェックする