2014年01月07日

所有して満足し、活用出来ない人たち

 原発事故の時、SPEEDIにはあきれたよね……

(SPEEDIとは、
 原子力発電所などから大量の放射性物質が放出されたり、そのおそれがあるという緊急事態に、周辺環境における放射性物質の大気中濃度および被ばく線量など環境への影響を、放出源情報、気象条件および地形データを基に迅速に予測するシステム
 だそうです。原子力規制委員会のページ(ここ)から引用しました)

 100億以上かけて開発しておきながら、実際に事故が起きた時には結果が公表されず、避難の役に立たなかったというもの。
 私はここで、反原発の話がしたい訳じゃない。
 こういう「活用しきれていないもの」って他にもいっぱいあるよなー と思ったのだ。

 同じコンピュータということで思い出したのが、中学や高校の電算室。
 私の時代にはまだパソコンは高価で使える人も少なく、でも、
「これからはコンピュータの時代だ!」
 みたいな空気だけが漂っていた。

 生徒にもコンピュータ教育を、ということで、ピカピカの電算室が整備された。
 公立の学校なので当然、税金を使って、だ。
 鍵付きで、生徒が自由に入ることは出来ない。
 私が通っていた頃には、ほとんど常に無人だった。

 そうやって宝物扱いしているうちに、生徒たちは電算室の古めかしいコンピュータよりずっと高性能の携帯電話を持つようになった。

 もっと身近なところだと、洋服もそうだ。
 一度も着ないで大事にしまっていたら、いつの間にか虫に食われていたり。
 靴、バッグ、本、食器、調理器具。
 色々考えられる。

 個人も組織も、官も民も、そういう「活用しきれていないもの」を大量に所有していると思うと、なんだかもったいない気がしてきませんか。
 活用出来そうなものは使い始める。
 無理そうだったら処分(売ったり捨てたり)する。

 所有することそのものに満足感を覚える人も多いようなので、
「大きなお世話だっ」
 と言われるかもしれないけど。

 とりあえず税金で買ったり作ったりしたものは、所有するだけで満足されたら困る。
(誰が満足しているのだろう。政治家? 公務員? 研究者? 国民?)
 100%活用して欲しいです。
posted by 柳屋文芸堂 at 00:34| 社会 | 更新情報をチェックする