「ますのすし」が有名だが、私は断然「ぶりのすし」が好きだ。
この二つは東京のデパートなどでも売っている。
今回の富山旅行では、高岡駅にある源の売店に寄ることが出来た。
東京では買えない商品が沢山置いてあって目移り。
うわぁ、乗り換えまでそんなに時間がないのに!!
「こっちの『かぶらすし』を買ってみたら?」
とDちゃん。
「えっ?」
「今まで見たことないし」
それがいったいどんなものなのか分からないまま、大慌てでお代を払った。
帰宅後、かぶらすしの包装を解いてみると……
「これ、寿司? 漬け物?」
大量の麹の中に何かがある、って感じだ。
「焼かなくても良いんだよね?」
我々にとって完全に謎の食品。
調べてみると、かぶらすしは発酵食品の「なれずし」の一種らしい。
ブリをかぶで挟んで漬けてある。
これは半分に切った状態。
真ん中に見えるピンク色のものがブリ。
麹は甘いので取ってしまった。
それほど「発酵してます!」って感じじゃないけど、かぶが良い味なんだ。
ゆずこしょうを添えてご飯のおかずにしたら美味しかった。
……けど、こういう食べ方で良かったのか、不明。
「なれずし」のことは前から聞いていた。
しかし実際に食べるのは初めて。
貴重な体験が出来ました。
食後にパッケージの絵を見て、
「あーっ!」
と叫んでしまった。
ブリがかぶに挟まれている様子を描いているのね。
かぶの間でうつむくアンニュイなブリ。
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