2014年04月23日

「上手く」の意味さえ上手く伝えられない

 私が小説を書いていることを知っている友人に、
「なかなか上手く書けなくてね〜」
 と愚痴ったら、
「上手く書く必要なんてないじゃん」
 と返された。

 うーん。
 「上手く書けない」というのは「美文が書けない」って意味じゃないんだ。
 自分の中にどうしても描きたいモヤモヤがあって、
 それを何とかして言葉に変換したい、でも出来ない、という状況。

 上手く書けなかったらモヤモヤがモヤモヤのまま心に残ってモヤモヤするから、
 上手く書く必要が十分にあるんです。精神の健康のために。

 もし私が何事も即座に正確に説明出来る人間だったら、小説なんて書かなかっただろう。
 上手く伝えられなかったモヤモヤが、日々積もってゆきます。
posted by 柳屋文芸堂 at 02:37| 執筆 | 更新情報をチェックする