2014年04月29日

よそはよそ、うちはうち!

「日本の消費税率は他国より低いからもっと上げても良い」
 という話をよく聞くけど、「通貨が高くて輸入品が安い国」と「通貨が安くて輸入品が高い国」で、消費税の意味は全く違うものになるのではないか。

 日本の場合、日常的な食品や衣料品は輸入品の方が安いので、
「消費税が上がる→節約する→なるべく安いものを買う→輸入品を買う」
 ということになると思う。
 輸入品が売れれば当然、その分、国産品が売れなくなる訳で、国内景気の悪化の一因になるだろう。

 逆に、通貨が安くて国産品より輸入品の方が高い国では、
「消費税が上がる→節約する→なるべく安いものを買う→国産品を買う」
 となって、消費税率を上げることが景気に良い影響を与えるのかもしれない。

 国によって条件が全く違うのに、
「みんなやってるんだから」
 と説得するのは雑だし、説得されちゃう側も愚かだ。
posted by 柳屋文芸堂 at 01:35| 社会 | 更新情報をチェックする